抗がん効果も!プロポリスが持つ驚くべき効果、効能10選!
この記事の目次
はじめに-プロポリスとは-
プロポリスって何?
「プロポリス」という名前の由来は、2つのギリシャ単語から来ています。
「プロ」とは、”前”を意味して、「ポリス」は”都市”、”街”の意味になります。プロポリスはその名のとおり、ミツバチ達が自分たちの巣を外的から守るために、巣のまわりや入口を固めるために作りだす樹脂製混合物です。
プロポリスは樹木や、花、葉からにじみ出る粘着性の樹脂を、蜂の花粉や、蜜ろう、そしてミツバチ自身の粘液を混ぜ混んで作り出されたもの。その他ミツバチが産み出す奇跡の作品としては、はちみつをはじめ、蜜ろう、ローヤルゼリー、ビーポーレン(蜂花粉)などもありますが、プロポリスもその代表的な一つです。
ミツバチ達の命を守る芸術品
ミツバチは自分たちの巣の隙間をプロポリスを埋めて補強したり、入口に積み上げて外敵の侵入を防ぎます。まさに巣を守る城壁です。また巣内で害虫が死んでしまった時の対応として(小さなカラダで運び出せないので)、プロポリスで埋め固めて、雑菌の繁殖などを抑えます。まさに真菌や微生物の侵入までをも防ぐ目的でプロポリスを作り出しています。
巣の入口付近に積上げられたプロポリスの横をすり抜けることによって、巣に出入りする際の自身の殺菌もしているというのですから驚きです。
プロポリスははちみつなどと同じく、超自然から生み出された奇跡の芸術です。その栄養、健康効果から、昔からスーパーフードとしても注目されていました。
プロポリスの成分
プロポリスに含まれる代表的な有効成分は、「フラボノイド」です。フラボノイドはポリフェノールの一種で、強力な抗酸化作用を持っているのでサプリメントなどに使われています。プロポリスはこのフラボノイドが豊富に含まれています。
そのほかにも400種類を超える微量物質が含まれているので、それらの成分が相互に作用し、健康に良い効果をもたらしてくれます。
ちなみに主成分は植物樹脂なので、採取された樹木、花木により様々な色をしていますが、基本的には暗褐色の色をしています。
プロポリスの驚くべき効果、効能10選
プロポリスには、強い殺菌作用があることは有名ですが、実はその他にもあまり知られていない健康効果が他にも満載です。
はちみつをはじめ、近年ミツバチの産み出すモノについてはより注目が集まっていて、その効能の検証実験も進められています。今から、まだまだその謎めいた産出物の効果が明らかになってくるのでしょう。
では、以下に特筆すべき、プロポリスの健康効果10選をご紹介していきます。
第10位 殺菌作用
プロポリスの口内における殺菌、抗細菌能力を調査した研究によると、プロポリスの殺菌作用は、非常に強い殺菌作用として知られる”水酸化カルシウム”と比較しても、劣らないかそれ以上である、という事実が明らかになりました。
プロポリスは伝統的に風邪やインフルエンザを治すために古来から使われてきました。この研究調査は、その効果をより裏付けるものとなりました。プロポリスは喉の痛みを治めるのにも最適です。
第9位 血圧を下げる
一酸化窒素は、健康な心臓を維持していくのにとても重要な物質です。心臓病の患者さんはその血流の改善するために、一酸化窒素を使って周辺の筋肉をリラックスさせ、血管を拡張してやる必要があります。
ところが、チロシン水酸化水素と呼ばれる酵素が、体内での一酸化窒素の生成量に制限を掛けてしまうのだそうです。
このチロシン水酸化水素の活動をプロポリスの力によって抑えられることが動物実験にて新たに分かりました。まだ人体実験の段階まで行っていませんが、この事実によりプロポリスによって心臓病患者の血圧調整に役立つ可能性が出てきました。
第8位 健康な骨組織をつくる
「コーヒー酸フェネチルエステル」と呼ばれるプロポリス内の化合物が、溶骨性疾患を停止し回復させる効果があるのではないかという検証実験がありました。
その結果、この「コーヒー酸フェネチルエステル」が、溶骨性疾患の原因につながる「炎症化合物の抑制」に有効であることが判明したました。
また同じ研究者による発表では、この炎症化合物の抑制は「骨粗しょう症」にも有効な処方となる可能性が高いとも示唆されています。
第7位 アレルギー改善効果
プロポリスには季節性アレルギーの症状を静める能力があります。うさぎを用いた実験では、プロポリスに体内からのヒスタミン放出を抑える効果があることがわかりました。
店頭販売されているほぼ全てのアレルギー薬は、「抗ヒスタミン薬」です。
花粉症などアレルギー性鼻炎には、実は蜂花粉(ビーポーレン)がとても有効なのですが、プロポリスを加えるとより強力な天然のアレルギー改善薬になりそうです。
第6位 前立腺がん
前立腺がんは、男性がかかる癌です。まだ試験管での検証実験ですが、プロポリスは「前立腺がん」を防止し、抑制する効果があることがわかっています。
第5位 結腸、大腸がんへの効果
プロポリスは、非常に強い抗菌活性を持っています。今迄の実験でも知られているとおり、風邪などの抗菌、抗ウィルス活性は強いものがあります。
上記の前立せんがんに続き、結腸癌に対するプロポリスの投与実験も行われました。その結果、プロポリスが癌細胞への血液供給を中断させ、その”がん細胞のみを死滅”させることが確認できました。従来の化学療法ではがん細胞のみを狙った治療というのは不可能で、がん治療においては強い副作用も伴うため、このプロポリスの検証効果は非常に画期的な内容になります。
第4位 解毒作用(食中毒)
プロポリスは食中毒患者の解毒にも使われます。食中毒を引き起こす代表的な原因菌である3種の「カンピロバクター属菌」、「乳酸球菌(エンテロコッカス・フェカリス菌)」、「黄色ブドウ球菌」において、その菌の成長を抑止する効果がプロポリスには存在することがわかっています。
抗生物質が効かないような微生物に対しても、プロポリス製剤が感染症治療に役立つことが期待されています。
第3位 口内炎症を抑える
虫歯やケガによる歯の治療には、とても複雑さがあります。それは傷ついた歯の周りや虫歯菌による口内に強力な炎症作用が発生するからです。腫れあがったりして歯が抜けた後に、簡単に元に戻すなど出来ません。
ところがプロポリスを用いたある実験にて、口内の炎症抑制にとても効果があることがわかりました。いち早く口内の炎症を鎮めることができます。
このように口内だけでなく、プロポリスの抗炎症作用は身体の多くのエリアで効果があるのではと注目が集まっています。
第2位 アスリートのパフォーマンス向上
抗酸化作用もあるプロポリスは、アスリートの炎症、筋肉の発熱を抑えることにも有益であることがわかりました。
CAPE(カフェー酸フェネチルエステル)として知られるプロポリス中の活性成分は、抗酸化、抗炎症及び抗ウイルス性などの幅広い生物学的活性をもっています。
夏の暑い中で、長時間の運動を科せられるアスリート達にとって、熱によるストレスはカラダの疲労を早め、脱水症状などの原因にもなります。
夏の間にプレイするプロアスリートにとってはプロポリスを摂取することで、より安全にパフォーマンスをあげることが出来るのではないかと期待が寄せられています。
第1位 イボの治療
2009年11月、皮膚病に関する国際ジャーナル紙にて、プロポリスがイボに対する強い活性効果があることが発表されました。その発表では、135人の異なるタイプのイボを持った患者に対し75%もの治癒率を達成したそうです。この結果、プロポリスは、「エキナセア」や「プラセボ」等によるイボ治療よりも高い効果があるとの結論に達しました。
プロポリス摂取の注意点、まとめ
ここまで見てきたように、プロポリスは私たちに多くの健康効果をもたらせてくれるミツバチの産物であることがわかります。
しかし、プロポリスは使い始めた初期の段階では、好転反応が一時的に出ることがあります。ですので、摂取を始める方は、自身の症状をよく見ながら徐々に体調を整えるようにしてください。摂取量も調整しながら、無理なくプロポリス摂取を始めてください。
また、プロポリスには人によりアレルギー反応がより強く出てしまう可能性もあります。特にはちみつアレルギーのある方や、ハチに刺されたことのある人などは使用を控えた方が良い場合があったりします。
(By ディオニソス)
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