神様の食材

妊婦さんにも安心♪日本が誇る「麦茶」がもつ9つの健康効果!

この記事の目次

麦茶が美味しい季節!!

麦茶を飲むと、あの特徴的な香ばしい香りが鼻を通り抜けて、あぁ夏の季節だなあと感じますね。さっぱりとして夏場の水分補給に、なんとなく水の代わりに飲んでいる方が多いかもしれませんが、実は麦茶はいろいろな効能を持っているのです。

麦茶って!?

大麦の種子を挽いたものや、ローストした種子を煮出して作ります。世界では日本と韓国でよく飲まれている飲み物で、日本語では”麦茶(MUGICHA)”、韓国では”ぼり茶(Boricha)”として愛されています。

最近の少し軽くほろ苦い味は、ローストされたトウモロコシによる香り付けと言われています。大きな特長としてはカフェインを含んでいませんので、小さなお子さんやそして妊婦さんも安心して飲むことが出来ます。

夏場の水分補給として麦茶は私たちにとっても馴染みぶかい飲み物ですが、今回はこの美味しい飲み物「麦茶」の持つ健康効果を紹介していきたいと思います。

麦茶の持つ健康効果

【1】抗酸化作用

麦茶には、実は抗酸化物質も高いレベルで入っています。それはリグナンセレンビタミンA、そしてビタミンCです。心血管炎症や、神経変性疾患などの健康合併症は、麦茶に存在するこれらの酸化防止剤を飲むことで予防効果があるとされています。

【2】がんの予防

麦茶に含まれる「p-クマル酸」という成分が含まれており、p-クマル酸には発癌性物質を抑える効果があります。特に、胃がんや心筋梗塞のリスクを減らしてくれる効果があると考えられています。

【3】血液サラサラ効果

麦茶には「ピラジン」という成分が含まれています。このピラジンによって、血液の流動性を改善し、血液サラサラ効果をもたらせてくれます。

【4】抗菌性

口の中のレンサ球菌は、虫歯の原因となるバクテリア。麦茶にはこのレンサ球菌の繁殖を阻止し、歯垢の形成を防いでくれる効果があります。お子様の虫歯予防にもとっても良いのです。

【5】風邪の緩和

麦茶には風邪の症状の緩和、解熱効果もあるとされています。たん詰まりの解消や、ぜんそく、気管支炎も癒してくれます。

【6】消化の改善

自然に酸を中和してくれ、私たちの消化を助けてくれます。また、吐き気の治癒にも役立ちます。

【7】男性不妊

麦茶には「セレン」が多く含まれています。このセレンは、男性の生殖能力に重要な役割を果たし、さらには健全な前立腺を形成するのに役立ちます。

【8】腸の動きを活発にしてくれます

麦茶に含まれた食物繊維により、腸のクレンジングを行い、定期的に腸の動きを刺激してくれます。便秘解消の効果もあります。

【9】カフェインレス

コーヒーや紅茶と違ってカフェインを含んでいません。カフェインには「利尿作用」もありますので、夏場の水分補給のはずが、余計に尿として水分を放出してしまうことになってしまいます。ですので、麦茶は夏場の水分補給にはピッタリの飲み物ということです。

おススメの関連記事↓
イボスティー世界ブームの理由!驚きの成分9選、効能9選!

 

ちなみに、麦茶の抗菌性、虫歯予防の効果は、イタリアの科学者により明らかにされ、2006年の「農業・食品化学ジャーナル」にて発表されました。

また、抗酸化性については、日本の静岡大学の研究チームにより明らかになり、2004年12月発行の「生化学バイオサイエンス」誌にて発表されています。

おススメの「和」の関連記事↓
大公開!抹茶「Maccha」が世界から賞賛されるこれだけの理由!
日本伝統食の「梅」に隠された秘密!明かになった不妊治療への効果とは!?

麦茶のまとめ

麦茶は正確には茶葉から作るお茶ではなくて、ローストした大麦から作ります。この製法がよりあの香ばしい香りを作ってくれているんですね~。

”焦がし茶”などと表現されることもあるくらい、あの独特の香りが余計に夏場の水分補給にはマッチしているのだと思います。緑茶や抹茶と違ってまだまだ世界的にもメジャーな存在とは言えませんが、さあ日本の夏=麦茶が美味しい季節になってきましたネ。

今年はたっぷりと煮出せる大きい麦茶ポットを新調しようと考えています♪

(By ディオニソス)

 

モバイルバージョンを終了