うどの下処理とあく抜き|保存のコツで新鮮さを長持ちさせる方法

目次

はじめに

「うど」といえば、春の訪れを感じさせてくれる山菜ですね。

天ぷらや和え物、サラダなど様々な料理が楽しめます。

山菜というと、アク抜きなどの下処理がとても面倒なイメージがありますが、実は、うどの下処理はとっても簡単なのです。

今回は、うどの下処理の仕方、そして保存の際に長持ちさせる方法について紹介していきます。

うどの下処理

うどにはポリフェノールの一種「クロロゲン酸」が含まれており、これがアクの原因となります。

そのまま調理すると風味が損なわれたり、食感が悪くなることがあります。

また、うどは空気に触れるとすぐに酸化し、茶色く変色します。

さらに、繊維が多いため、そのまま食べると口当たりが悪くなります。

このため、酢水に浸けて酸化を防ぎ、適度に皮をむくなどの下処理が必要です。

うどのあく抜き方法

皮をむく

 ・太いうどは、包丁やピーラーで外側の硬い皮をむきます。
 ・細いうどは軽くこそげ取る程度でOKです。

酢水に浸す

 ・ボウルに水を張り、水1Lに対して、小さじ1程度の酢を加えて「酢水」を作ります。
 ・皮をむいたうどをすぐに酢水に浸け、5〜10分ほど置きます。

水気を切る

 ・調理前にペーパータオルなどでしっかり水気を拭き取ります。

ポイント

酢水を作る際は、水1Lに対して小さし1の酢が目安となります。

長く浸けすぎると風味が落ちてしまう場合もあるので気をつけましょう。

うどの保存方法|新鮮さを保つためのコツ

うどは、日が経つごとに風味が落ち、アクが強くなってしまいます。

しかし、正しい方法で保存すれば最長で1ヶ月の保存が可能です。

それでは、短期から長期までの保存方法を紹介していきます。

【冷蔵保存】

保存期間は2〜3日です

  1. うどを適度な大きさにカットして、切り口を酢水に浸けラップを巻きます。
  2. 新聞紙や湿らせたキッチンペーパーで包む。
  3. ビニール袋に入れ、軽く口を閉じ、野菜室に縦に保存します。

【冷凍保存】

保存期間は約1ヶ月です。

皮を剥いて保存しますが、皮もきんぴらなどにして食べることができます。

  1. 皮をむいて適当な長さにカット
  2. 酢水(小さじ1の酢+水1L)に5分ほど浸す
  3. 水気をしっかり拭き取る
  4. 密閉袋に入れて冷凍

まとめ

うどのアク抜きは、酢水に浸けておくだけと、とっても簡単でしたね。

そして、冷凍すれば最大1ヶ月も保存ができます。

春になるとスーパーでも見かける機会が増えるので、ぜひうどを使った料理に挑戦してみてくださいね。

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