はじめに
からしと聞いて、あなたが思い浮かべる料理は何ですか?
寒い季節に食べたくなるおでんや、豚カツ、納豆やシュウマイなど、様々な料理に使われていますね。
この記事では、からしの原料から栄養、効果など、その魅力についてご紹介していこうと思います。
からしの原料は何?
からしには幾つかの種類がありますが、原料はからし菜の種子になります。
国によってからし菜の種類や製法に違いがあるため、味や辛さが異なるのです。
日本で使われている和からしは辛みが強く、粉状の物や練り状の物をよくみかけますね。
洋からしは辛みがマイルドで、種子の粒が混ざったタイプや黄色のペースト状の物が一般的ではないでしょうか。
黒からしは辛みと風味が強く、乾燥種子や粉状の物がスパイス専門店などで販売されていますが、スーパーなどではあまり見かけない商品と言えるでしょう。
からしの栄養成分|健康に役立つ成分とは?
からしには健康に役立つ成分が豊富に含まれていることをご存じでしょうか。
からしの辛み成分であるイソチオシアネートには強い抗酸化作用と免疫力を上げる働きがあり、抗菌や抗炎症作用、体を温める効果も期待できます。
この他にも、ビタミンB6は代謝を上げ、カルシウムや食物繊維、カリウムなどといった成分も、私達の健康には欠かせないものです。
からしの効果とは?美容・健康へのメリットをチェック!
からしに含まれるイソチオシアネートが、美容にどの様な効果を発揮するのか気になりませんか。
ここでは美容と健康に繋がるメリットについてお話ししようと思います。
健康メリット
イソチオシアネートの抗菌作用がウイルスや細菌の増殖を抑え、感染症を予防してくれます。
また、血行を良くする効果もあるので、冷え性対策にもなるでしょう。
この他にも、からしのピリッとした辛みは、唾液や消化液を分泌してくれますので、食欲が落ちてバテ気味の時にからしを使うと、食欲回復に効果があります。
美容メリット
イソチオシアネートの抗酸化作用によって活性酸素が除去され、老化防止になります。
シミやシワを防いで美肌効果ありです。
また、からしには代謝を上げ、エネルギーの消費を促す成分ビタミンB6と辛味成分の相乗効果で、ダイエット効果も期待できます。
まとめ
からしは主に香辛料として使われ、1回の摂取量は少量ですが、体の健康や美容に効果がある事がお判りいただけたと思います。
注意する点は、塩分量が多い物と一緒に合わせることが多いということと、辛味が強いことです。
子供や胃腸の弱い方は少量からお試し下さい。