はじめに
鶏レバーは栄養価が高く、味わい深い食材ですが、初心者にとっては扱いが難しいと感じる方も多いでしょう。
しかし、適切な下処理と調理法を知れば、誰でも美味しい鶏レバー料理を作ることができます。
今回は、鶏レバーの基本的な下処理から人気レシピまで、初心者の方でも簡単に挑戦できる調理法をご紹介いたします。
鶏レバーの下処理方法:初心者でも失敗しないコツ
鶏レバーを美味しく調理するためには、適切な下処理が欠かせません。
初心者の方にも簡単にできる下処理のコツをみてみましょう。
水洗い
流水でよく洗い、血液や不純物を取り除きます。
やさしく丁寧に洗うことがポイントです。
筋取り
レバーの表面に白い筋が見えたら、ピンセットや指でていねいに取り除きます。
この作業を丁寧に行うことで、食感が格段に良くなります。
塩水につける
水1リットルに対して塩大さじ1杯の塩水を用意します。
レバーを30分ほど浸けておくと、臭みが軽減されます。
水気を切る
キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取ります。
この作業で、調理時の油はねを防ぐことができます。
鶏レバーの臭みを取る方法
鶏レバー特有の臭みが気になる方も多いと思います。
そんな方のために、臭みを効果的に取る方法をいくつかご紹介します。
牛乳に漬ける
牛乳にレバーを30分ほど浸けておくと、臭みが軽減されます。
タンパク質が臭み成分を吸着してくれるんです。
生姜を使う
すりおろした生姜をレバーに揉み込みます。
生姜の香りが臭みをマスキングしてくれます。
酒と醤油に漬ける
酒と醤油を1:1の割合で混ぜ、そこにレバーを15分ほど漬けます。
アルコールと醤油の力で臭みが和らぎます。
人気の鶏レバーレシピ
とまらない!鶏レバーの甘辛煮
材料
- 鶏レバー|250~300g
- しょうが|1かけ
- ⚫︎しょうゆ|大さじ2
- ⚫︎さとう|大さじ2
- ⚫︎さけ|大さじ2
- ⚫︎みりん|大さじ1
- お好みで玉ねぎ|1/2個
- お好みでゆで卵|好きなだけ
作り方
- 鶏レバーを流水にさらし、何度か水を換え10分くらいつけておく(牛乳を大さじ2程度加えるとさらに臭みがとれます)
- 生姜は薄切りにする。鍋に湯を沸かしてレバーを入れ、1分位ゆでて
(レバーがプリっとするくらいにさっと)ザルにあける。
- レバーを水で洗って、血の固まりと余分な脂肪を取る。肝臓は真ん中の細くなっているところで半分に切る。
- 鍋にレバー、生姜、●を入れて落としぶたをして、強火にかける。具が多いときは水を大さじ2ほど入れてください。
- 沸騰したらあくをとって中火にし、3.4分煮る。玉ねぎ(くし形に切る)とゆで卵を入れるときは、一緒に入れて煮ます。
- 強火でお好みの加減に煮詰めて完成。煮詰めすぎなければさっぱりめ、汁気をなくなるまで煮詰めれば照り照りのこってり系に。
まとめ
今回は、鶏レバーの下処理から人気レシピまでをご紹介しました。
初心者の方でも簡単にできる下処理方法や、臭みを取るコツを知れば、鶏レバー料理はぐっと身近になりますよね。
栄養価が高く、コスパも良い鶏レバー。
これを機に、ぜひ日々の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。