はじめに
「つわぶき」という植物をご存知でしょうか?
山菜の一種で、可愛い黄色い花が咲き、庭先に植えている家庭も多くあります。
このつわぶき、鑑賞して楽しむだけでなく、実は食べることができるのです。
今回は、つわぶきの食べ方について紹介していきます。
つわぶきの毒性とは?知っておくべき基本情報
つわぶきには「ピロリジジンアルカロイド」という天然の毒が含まれており、肝臓障害を引き起こす可能性があります。
さらに、動物実験では発がん性も確認されており、誤って摂取すると健康被害を招く恐れがあるため、小さな子どもやペットの誤飲には注意が必要です。
しかし、昔から食用としても利用されており、適切な下処理を行えば安全に食べることができます。
つわぶきには栄養も豊富なため、正しい方法で調理し、安心して楽しみましょう。
毒性を取り除くための下処理方法
つわぶきはアク抜きをすることで、安心して食べることができます。
それでは、下処理の方法について紹介していきます。
- つわぶきは茎の部分を食べるため、葉を落として泥や汚れをよく洗い落とします。
- 根元と先端を少し切り落とし、鍋に入る大きさ(半分くらい)に切ります。
- 鍋にお湯を沸かし、つわぶきを入れて30〜60秒くらい茹で、水にさらして水気をきる。
- つわぶきの皮をむき、5cm程度の長さに切りそろえ、水にさらします。
- 再び、鍋にお湯を沸かし、塩を小さじ1入れ、2分ほど茹でます。
- 茹で上がったらザルにあけ、水に3時間以上さらします。
水にさらす間、ボウルの水の色が変わる場合は水を入れ替えると良いでしょう。
つわぶきの食べ方
しっかりと、アク抜きをしたつわぶきは様々な料理に使用することができます。
煮物
つわぶきをだし・醤油・みりん・砂糖などで甘辛く煮る定番の料理です。
しっかり味が染み込むので、ご飯のお供にぴったりです。
きんぴら
あく抜きしたつわぶきを細切りにし、ごま油で炒めます。
醤油・みりん・酒・砂糖で味付けし、仕上げに白ごまを振ると香ばしく仕上がります。
和え物
あく抜きしたつわぶきを適当な長さに切り、白ごま・味噌・酢・砂糖を合わせた和え衣と絡めると、さっぱりとした一品になります。
天ぷら
天ぷらにすると、サクッとした食感が楽しめます。
薄めの衣をつけて揚げるのがポイント。
塩や天つゆでいただきます。
おひたし
あく抜き後に軽く湯通しし、かつお節と醤油をかけて食べると、シンプルながらつわぶきの風味を楽しめます。
炒め物
あく抜き後に短く切り、豚肉や油揚げと一緒に炒め、醤油や味噌で味付けするとコクのあるおかずになります。
まとめ
つわぶきには毒性が含まれていますが、適切な下処理をすることで安心して食べることができます。
つわぶきのアク抜きは、工程が多く少し大変ですが、アク抜き後は様々な料理として楽しめます。
つわぶきは3〜4月ごろに最盛期を迎えるため、ぜひご家庭で調理してみてください。