はじめに
プルプルとした食感が魅力の「きくらげ」。
中華料理などでお馴染みですが、実は栄養価が高く、低カロリーでヘルシーな食材として注目されています。
炒め物やスープだけでなく、さまざまな料理に活用できる万能な食材です。
今回は、きくらげの正しい洗い方と人気レシピをご紹介いたします。
ぜひ日常の食事に取り入れて、健康的でおいしい食卓を楽しんでみてください。
きくらげの洗い方
乾燥きくらげと生きくらげでは洗い方が異なります。
それぞれの基本的な手順を確認してみましょう。
乾燥きくらげの場合
水で戻す
ボウルにたっぷりの水を用意し、乾燥きくらげを浸します。
夏場は冷水、冬場はぬるま湯がおすすめです。
20〜30分ほどでふっくら戻りますが、大きさによって時間を調整してください。
汚れを落とす
戻したきくらげを流水で軽く揉み洗いし、表面やひだに付着している汚れを落とします。
特に根元部分には砂が残りやすいので注意しましょう。
硬い部分を切り落とす
根元の硬い部分は包丁やキッチンバサミで切り落としてください。
これで調理しやすくなります。
生きくらげの場合
流水で洗う
生きくらげは基本的にそのまま使えますが、念のため流水で軽く洗います。
表面に汚れやゴミが付いている場合もあるので、ていねいに確認しましょう。
必要に応じて熱湯処理
生食用ではない場合は、一度熱湯でサッと茹でることで安心して食べられます。
このひと手間で臭みも取れておすすめです。
きくらげの人気レシピ
きくらげを使った簡単にできる人気のレシピをご紹介いたします。
キクラゲと卵の中華炒め
**材料**
きくらげ(戻したもの)|50g
卵|2個
長ねぎ|1/2本
ごま油|大さじ1
しょうゆ|大さじ1
オイスターソース|大さじ1
**作り方**
- フライパンにごま油を熱し、溶いた卵をふんわり炒めて一旦取り出します。
- 同じフライパンできくらげと長ねぎを炒め、醤油・オイスターソースで味付けします。
- 最後に卵を戻し入れ、全体を混ぜ合わせたら完成!
きくらげ入りヘルシースープ
**材料**
きくらげ(戻したもの)|30g
鶏ムネ肉|100g
豆腐|1/2丁
鶏がらスープの素|小さじ2
塩こしょう|少々
**作り方**
- 鶏ムネ肉を薄切りにし、鍋に水と鶏がらスープの素を入れて、煮立たせます。
- きくらげ、豆腐を加え、中火で煮込みます。塩こしょうで味を整えたら完成です!
きくらげを日常の食事に取り入れる方法
冷凍保存を活用
戻した乾燥きくらげは冷凍保存が可能です。
一度茹でてから小分けにして冷凍すると、必要な分だけ使えて便利です。
サラダや和え物に
戻したきくらげはそのままサラダや和え物にも使えます。
歯ごたえがアクセントになり、おつまみにもぴったりです。
簡単なスナックに
生きくらげなら素揚げして、塩やカレー粉をふるだけで美味しいおつまみに変身します。
まとめ
きくらげは栄養価が高く、さまざまな料理に活用できる優れた食材です。
適切な洗い方と戻し方を覚えれば、長期保存も可能になります。
サラダやスープ、炒め物など、多彩なレシピで楽しめるきくらげは、ヘルシーな食生活を送りたい方にぴったり。
その食感と栄養価を活かして、毎日の食卓に取り入れてみましょう。