金針菜とは?読み方とおすすめ人気レシピ

金針菜
目次

はじめに

「金針菜」という食べ物をご存知でしょうか。

聞き馴染みのない方の方が多いと思いますが、健康意識の高い方からは注目されてる食べ物です。

今回は、​​金針菜とはどんな食べ物なのか、そして金針菜を使ったレシピを紹介していきます。

金針菜とは?その特徴と正しい読み方

金針菜とはユリ科ワスレグサ属の本萱草という花のつぼみで、「キンシンサイ」と読みます。本萱草は中国で主に栽培や自生をしていますが、日本ではほとんど自生はしていません。最近では、日本でも栽培をされているようですが、ほとんどは外国産で日本では乾燥したものが販売されていることが多いです。

味はクセがなくほんのり甘く、シャキシャキとした食感が特徴です。

漢方としても使われ、様々な健康効果があります。

金針菜に含まれる栄養素と、その健康効果

金針菜

金針菜に含まれる栄養効果について紹介していきます。 

【鉄分】

金針菜には鉄分がとても豊富に含まれており、ほうれん草の約20倍と言われています。貧血の予防や改善、疲労回復や免疫力向上に効果的です。

【βカロテン】

ビタミンAの前駆体であるβカロテンが豊富に含まれており、視力の維持や風邪やガンの予防、アンチエイジングにも効果があります。

【食物繊維】

食物繊維は腸内環境を整え、便秘の解消やデトックス効果が期待できます。

【カルシウム】

カルシウムは骨や歯の健康を保ち、骨粗しょう症の予防効果や筋肉の収縮や神経伝達をサポートする効果があります。

【カリウム】

カリウムは体内の余分な塩分を排出し、むくみを軽減したり、高血圧予防に効果があります。

【フラボノイド】

フラボノイドには抗酸化作用があり、細胞の酸化ダメージを防ぎ、生活習慣病の予防や美容効果も期待できます。

【ビタミンB群】

ビタミンB群は体のエネルギー生成を助ける効果があり、疲労回復やストレスの軽減に効果的です。

たくさんの栄養成分が含まれている金針菜ですが、特に鉄分がほうれん草の20倍と豊富です。

鉄分は妊娠中に不足しやすい栄養素のため、妊婦さんにもおすすめの食材です。

健康的で美味しい!金針菜を使ったレシピ

金針菜と鶏肉の薬膳スープ

材料(2人分)

  • 乾燥金針菜:20g
  • 鶏もも肉:200g
  • しょうが(薄切り):3枚
  • 長ねぎ:1本
  • 水:800ml
  • 塩:小さじ1
  • 酒:大さじ1

作り方

  1. 乾燥金針菜を水で30分ほど戻し、軽く絞る。
  2. 鶏もも肉を一口大に切り、長ねぎは斜め切りにする。
  3. 鍋に水、しょうが、酒を入れて加熱し、沸騰したら鶏肉を加える。
  4. アクを取り除き、金針菜と長ねぎを加えて弱火で20分ほど煮込む。
  5. 塩で味を調え、器に盛り付けて完成

まとめ

金針菜(キンシンサイ)とは本萱草という花のつぼみで、日本では乾燥させて販売されていることが多い食材です。

鉄分がほうれん草の約20倍も含まれており、栄養成分が豊富で漢方などにも使われます。

あまり馴染がないものですが、健康のために食べてみたい食材ですね。

金針菜

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