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皆さんはザーサイをご存知ですか?
中華料理屋で漬物として食べたことがある方も多いかもしれませんね。この記事では、ザーサイの基礎知識や特徴、簡単で美味しいレシピを紹介します。
ザーサイはアブラナ科の越年草で、茎の根元がこぶ状に大きく肥大しているのが特徴です。原産地は中国ですが、台湾のほか日本でも茨城県つくば市や、神奈川県三浦市で生産されています。
私たちがよく耳にする「ザーサイ」は、この植物を原料にした中国四川省発祥の漬物を指すことが一般的です。
本場四川省のザーサイは、茴香(ウイキョウ)、肉桂(シナモン)、山椒、唐辛子等のたくさんの香辛料で漬け込まれており、その独特の辛味とシャキシャキとした食感が特徴です。
栄養価についても注目すべき点が多く、低カロリー、低糖質でありながら、カリウムや鉄などのミネラル、ビタミンKをはじめとしたビタミン類が含まれています。
整腸作用のある食物繊維も含まれるので、お腹の調子を整える作用が期待できるでしょう。一方で、私たちは漬物として口にすることが多いため、塩分の過剰摂取には注意が必要です。
市場にはさまざまな種類のザーサイが出回っています。
保存が効くようにパッケージされたものが多く見られますが、その中でも以下のような種類があります。
唐辛子などの香辛料で味付けされたもので、ピリ辛の風味が特徴です。
そのまま漬物やおつまみとして楽しめるほか、ほどよい塩気と辛みを生かして調味料として使うのもおすすめです。
塩漬けのみのシンプルなタイプも流通しています。
そのまま食べても美味しいですが、水に漬けて塩抜きをすると食材本来の味わいを楽しめます。
日本でも一部の地域ではザーサイが生産されています。
もし生のザーサイが手に入ったら、サラダや炒め物で食べてみてください。
ザーサイはそのまま食べるだけでなく、さまざまな料理に活用できます。一番のオススメは、食感も楽しめるチャーハンです。
以下のレシピを参考にして是非作ってみてください。
ザーサイは、低カロリーでありながらビタミンやミネラルが豊富な食品です。
ザーサイを日々の食卓に取り入れ、健康効果と新たなアクセントを楽しんでみてはいかがでしょうか。