マコモダケとは？旬や食べ方、美味しいレシピ２選！

はじめに

皆さんはマコモダケという食材をご存じでしょうか？

近年、ヘルシー志向の高まりとともに注目されているマコモダケは、その独特の風味と食感、栄養価の高さから、さまざまな料理に活用されています。

この記事では、マコモダケの基本情報から旬や選び方、美味しいレシピまで詳しくご紹介します。

 

マコモダケとは？その魅力と特徴

マコモダケは、きのこのような名前ですがきのこではありません。マコモダケとは、イネ科の植物であるマコモの茎が肥大化した部分を指します。

中国では古くから食用として親しまれ、特に秋の味覚として重宝されています。見た目や食感はタケノコに似ていますが、味わいはクセが少なく、どんな料理にも合いやすいのが特徴です。

生でも食べられますが、加熱すると甘みが増します。油との相性も良いので、炒め物や天ぷらにしても美味しいです。

また、マコモダケには豊富な栄養素が含まれています。食物繊維が多く含まれているため、腸内環境を整える効果があります。カリウムが豊富に含まれ、むくみ解消や利尿作用によるデトックス効果も期待できます。

 

マコモダケの旬と選び方のコツ

マコモダケの旬は、一般的に9月から11月にかけてです。選び方としては、表面が艶っぽく、根元の切り口が白くてみずみずしいものを選ぶようにします。

収穫時期が過ぎると、太くなりすぎたり「マコモズミ」と呼ばれる黒い斑点が出ることがあります。食べることはできますが、風味が損なわれてしまうため、旬の新鮮なものを手に入れられるとベストです。

 

人気のマコモダケレシピ！

オススメのマコモダケのレシピを紹介します。癖がない食材のため、シンプルな料理からメインディッシュまで、様々な料理が楽しめます。

（１）マコモダケの素焼き

【材料】

皮付きのマコモダケ：2本

塩：適量

醤油：適量

かつお節：お好みで

 

【レシピ】

1. 洗ったマコモダケを皮ごと中火で7〜10分グリルします。
   （魚焼きグリルやトースターでOK)
2. 竹串を刺してみて、スーッと刺されば食べ頃です。
3. 粗熱を取り、皮を剥いて食べやすい大きさに切ります。
   まずは塩だけで、マコモダケの香りと食感を楽しんでみてください。醤油やかつお節との相性も抜群です。

 

（２）マコモダケの中華風炒め

【材料】

マコモダケ：2本

豚肉（こまぎれ）：100 g

ニラ：お好みで

ニンニク（みじん切り）：1 かけ分

ゴマ油：適量

料理酒：小さじ 1

鶏がらスープの素：小さじ1/2

オイスターソース：小さじ1/2

塩：適量

こしょう：少々

 

【レシピ】

1. マコモダケを細切りにします。ニラは食べやすい大きさに切ります。
2. フライパンにゴマ油をひき、ニンニクを入れ香りが出るまで炒めます。
3. 豚肉とマコモダケを加え、火が通るまで中火で炒める。
4. 料理酒とオイスターソース、鶏がらスープの素、ニラを加え炒め合わせる。

　味見をして、好みの味付けになるよう塩・胡椒で味を整える。

 

この他にも天ぷらやサラダ、お浸し、お味噌汁の具など様々なレシピで楽しむことができます。

 

まとめ

マコモダケはヘルシーで、さまざまな料理にアレンジできる万能な食材です。旬の時期に新鮮なものを選び、ぜひご家庭で楽しんでみてください！