初めての松葉茶:味や粉末タイプの違い、作り方ガイド
松葉茶を飲みたいけれど、作り方がわからないというお悩みありませんか?
松葉茶は、粉末タイプと茶葉タイプの2種類があり、どちらにするか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は松葉茶とはどんなお茶なのか、粉末タイプと茶葉タイプの違い、松葉茶の淹れ方をご紹介します。
この記事の目次
松葉茶の基本:松葉茶とは何?どんな味?
松葉茶とは、乾燥させたアカマツやクロマツの葉を茶葉として煎じたものです。
松葉茶には、次のような体に良い成分が豊富にふくまれています。
- 目や皮膚の健康やコラーゲンの生成、抵抗力を強めるビタミン類
- 血液の循環やデトックス効果があるとされるクロロフィル
- 抗酸化作用のあるケルセチン
- 抗炎症作用のあるテルペン精油 など
松葉茶は煎じる時間にもよりますが、黄色味を帯びたお茶です。
すがすがしい松葉の香りがあり、味は、松葉の淡い味に加えて少しの渋みと酸味があります。
松葉茶 粉末タイプと茶葉タイプの違いとは?
それでは、松葉茶の粉末タイプと茶葉タイプの違いをみていきましょう。
淹れ方 |
味 |
特徴 |
|
茶葉タイプ |
数分間煮出す |
すっきりとした味わい 渋味・酸味を感じられる |
煮出す時間によって味が濃くなる |
粉末タイプ |
お湯や水に溶かして飲む |
松葉の味・渋味・酸味がよりはっきり感じられる |
手軽に飲める 料理に混ぜて摂ることも可能 |
松葉茶は、松の香りのするハーブティーのような味です。
すっきりとした味ではありますが、かすかに渋みや酸味も感じられます。
飲みにくいと感じる場合は、ほうじ茶や麦茶などと混ぜたり、粉末を料理に混ぜて使ったりするのがおすすめです。
自宅で簡単!松葉茶の淹れ方とおすすめのレシピ
茶葉タイプと粉末タイプの簡単な淹れ方をそれぞれ紹介しましょう。
- 煮出す場合は茶葉5〜10gに対し、1リットルの水を加えて沸騰させ、1〜2分ほどで完成します。お好みで少し長く煮出してもおいしくいただけます。
- 急須で飲む場合は、松葉茶10gに対し200mlの熱湯を注ぎ、3〜4分待ちましょう
- 粉末タイプは、小さじ1杯をコップに入れて少量の水又はお湯で溶きのばします。
- 粉末と水分がなじんだら、お好みの濃さまで水やお湯を足せば完成です。
- 粉末タイプはコップの下に沈むので、ときどきかき混ぜながら飲むとよいでしょう。
松葉茶の粉末タイプは料理にも使えます。
- ヨーグルトや豆乳に混ぜる
- カップケーキや団子に混ぜる
- ドレッシングや炒め物に混ぜる
ふりかけのようにご飯にまぜたり、炒め物の合わせ調味料に混ぜこんだりするのもおすすめです。
ただし、入れ過ぎは料理の味を損ないますので、少量から試していきましょう。
まとめ
松葉茶は、茶葉を煮出したり緑茶のように急須で淹れたりして飲みます。
ちょっと手間に感じる方には、お湯で溶きのばすだけの手軽な粉末タイプがおすすめです。
茶葉タイプの松葉茶はすっきりとした味わいであるのに対し、粉末タイプの松葉茶は、より松葉の味を強く感じます。
松葉茶が苦手な方やお子さんには、粉末をヨーグルトや豆乳などと混ぜたりドレッシングにいれたりするなど工夫をするとよいでしょう。