オレガノの人気レシピ10選!欧州家庭で定番の組み合わせとは?
古くははローマ時代から健康ハーブとして親しまれている「オレガノ」。地中海料理には欠かせない人気の香辛料・スパイスです。
そんなオレガノを使った料理と言えば、やっぱりピザ!
なんて、オレガノは日本ではイタリアン・パスタ店で見かけるイメージが強いので、そう思い浮かべる人もきっと多いのではないでしょうか。
ですが「オレガノ」はヨーロッパではとても歴史のある食材で、一般の家庭料理としてもよくつかわれる食材。肉やチーズなどといった組み合わせも魅力的なんです。
ということで、今回は海外レシピを中心に「オレガノ」を使った人気の家庭料理10選を集めてみました!
この記事の目次
栄養価が高く、夏のスタミナづくりにも最高のハーブ!
小さなハーブ「オレガノ」ですが、わずか20gの摂取で
<抗酸化成分>
- ビタミンC 10 mg
- ビタミンE 3.6 mg
<不足しがちなミネラルも>
- カリウム 333.8 mg
- 鉄分 8.8 mg
- カルシウム 315.2 mg
- 亜鉛 0.88 mg
も補うことができます。夏の暑さに嬉しい栄養素も多く摂れるので、お子さんの夏の間の体力づくりにもなりますね。
詳しくはこちらにもご紹介していますので合わせて見てください↓
▶ オレガノの効能とは?人気ハーブ驚きの栄養素と摂取の注意点!
「乾燥リーブ」「生リーブ」どちらが良いの?
「生リーブ」か「乾燥リーブ」か、どちらも家庭料理の食材として同じくらいの人気があります。
オレガノは北半球では、夏から秋にかけて花を咲かせ、その直前の葉っぱが一番香り豊かと言われていますので、その時期はフレッシュな生リーブがおススメかもわかりません。もちろん、ドライハーブは年中楽しむことができます。
▶ 人気ハーブ「オレガノ」の育て方!室内栽培でOK、図解入り!
ヨーロッパの一般家庭ではこれが定番!オレガノは3食材で相性バツグン!
【1】肉料理に合わせると臭い消しにもなります
オレガノの強い香りは、肉独特の臭みを除去してくれるという効果も大きいのです。なので、肉を使用したロースト料理には相性がバツグン!チキンやビーフはもちろん、臭いにクセがあるラム肉料理には特にベストマッチですね。
【2】チーズとの相性もバツグン
チーズとの相性はさすがに鉄板かもわかりません!代表的なものはピザですよね。本格料理から軽食まで、チーズを使用した料理ならば基本的にどんな料理も「オレガノ」を追加して楽しめます。
【3】やっぱり欧州の家庭料理はトマトが中心!
ヨーロッパの家庭料理といえば「トマト」ですね。オレガノとトマトをオリーブオイルで炒めるだけで一品できてしまうほど。
汎用性の高いトマトとの組み合わせで、ロースト料理やスープにサラダ、パスタに煮込み料理などなどバラエティー豊かな楽しみ方が。ご家庭料理をより一層美味しく仕上げてくれます。
オレガノの人気レシピ10選(海外&日本)
【ミート編】ギリシャ風ロースト羊
<材料>
- 子羊肉(脚)、約3キロ
- ニンニク片 6
- オレガノ 1束
- レモン1個からのゼストとレモン果汁
- オリーブオイル 大さじ6
- 新じゃが 1.5kg
- 缶入りトマト 400g
- 若いカラマータオリーブオイル
【作り方】
- ガスオーブンを220度に加熱します。(ファン式の場合は240度)
- ニンニクとオレガノの半分、レモンの皮を合わせてすり鉢へ入れます。一つまみの塩を入れてすり合わせます。その後、レモン汁を入れオリーブオイルを垂らします。ハーブペーストの出来上がりです。
- ラム肉の表面にフォークやナイフで穴をあけながら、ハーブペーストの半分量を肉に染み込ませていきます。
- ロースト用の皿に、ジャガイモを敷き、残りのオリーボイルとハーブペーストを少量垂らします。その上に子羊肉を横たえて、温めておいたオーブンで焼いていきます。(20分間)
- 次にガスオーブンの温度を160度(ファン式は180度)まで一旦下げてから、さらに1時間15分ほどローストしていきます(ミディアムレアの場合1時間15分、ミディアムだとさらに15分ほど追加で)途中でレモン果汁を1、2度かけてやります。
- 好みの焼き加減にラム肉が焼き上がったらロースト皿を少し冷ましてから、皿ごと今度はコンロに移します。
- トマトの缶詰めとオリーブオイルを少し入れ、ゆっくり数分間煮立てたら完成。ラムとポテトとソースの組み合わせをお楽しみください
【ミート編】タマネギとオレガノビーフポットロースト
https://www.pillsbury.com/recipes/
<材料>
- タマネギ(中サイズ)2個 (8つ切り)
- 塩 小さじ1
- コショウ 小さじ1/2
- ドライオレガノ 小さじ2
- オリーブオイル 大さじ1
- 骨なし牛肉 4ポンド
- 冷たい水 1/2カップ
- 万能小麦粉 大さじ3
【作り方】
- スロークッカーに8つ切りのタマネギをならべます。塩、コショウとオレガノの半分、オリーブオイルを振りかけます
- 牛肉の塊を、玉ねぎの上に寝かせます。残りの塩、こしょうとオレガノを牛肉に振りかけます
- 蓋をし、 8〜9時間弱火で煮ていきます。暖かな牛肉を調理台に載せます。(温かさをキープ)
- 調理ソースは、たまねぎをそのままでソースパンに移します
- 小さなボウルに、水と小麦粉をよくかき混ぜますソースパンの調理液に入れかき混ぜます
- よくかき混ぜながら中火で3〜5分温めます
- 牛肉をスライスして、大皿に移します。牛肉にタマネギと新鮮なオレガノを加え、調理液で囲んでいけば完成です
【ミート編】オレガノとレモンチキン
<材料>
- 皮骨なし鶏の胸肉 3ポンド
- レモン汁 大さじ3
- ハチミツ 大さじ2
- オリーブオイル 大さじ1
- にんにく片 3 (みじん切り)
- 乾燥オレガノ 小さじ2
【作り方】
- オーブンを190度に温めます。ベーキング皿に油を塗り、グラタン皿に鶏の胸肉の半分を置きます。一緒にレモン汁、蜂蜜、オリーブオイル、ニンニク、オレガノを泡立てたジュースを胸肉の上から注ぎます
- 鶏肉の内側のピンク色がなくなるまでオーブンで焼いていきます。15分ごとに、泡立てたジュースを肉の上からかけます。温度80度で合計45分ほど焼けば完成です
【チーズ編】ベイクドフェタチーズとオレガノ
<材料>
- フェタチーズ 1オンス
- フレッシュまたはドライオレガノ
- オリーブオイル
- アルミホイル
【作り方】
- 一口サイズの小片にフェタチーズをカット
- 約6センチ×6センチにアルミホイルをカット
- 各アルミホイルにフェタチーズのピースを置きます
- オリーブオイル数滴を垂らし、フェタチーズの上にオレガノを乗せます
- チーズを囲むようにアルミホイルを折って閉じます
- 予熱しておいたオーブンで15〜20分間焼けば完成!簡単です
【チーズ編】クリームチーズズッキーニ、レモン&オレガノ
<材料>
- オリーブオイル 大さじ2
- 立方形に切ったズッキーニ 4カップ
- レモンゼスト 小さじ1/2
- 赤唐辛子 少々
- 塩、コショウ(黒、カイエン) 少々
- クリームチーズ 小さじ2
- 新鮮なオレガノ(みじん切り) 小さじ2
【作り方】
- 強火のフライパンでオリーブオイルを加え、ズッキーニ、レモンの皮、赤唐辛子フレークを加えて約2分間混ぜます
- さらに塩、黒コショウ、およびカイエンペッパーを加えて、ズッキーニが柔らかくなるまで約5分で混ぜます
- さらにクリームチーズを入れかき混ぜます。クリームチーズは、約1分で溶けはじめます
- 熱を冷まし、オレガノを加えれば完成
【トマト編】自家製トマトソース
http://www.kitchenkonfidence.com/
<材料>
- オリーブオイル 大さじ2
- タマネギ(みじん切り) 中型1
- ニンニク片、みじん切り 4
- 赤唐辛子フレーク 少々
- 刻みトマト 2 28オンス
- トマトペースト 1 6オンス
- 乾燥オレガノ 小さじ1
- 乾燥バジル 小さじ1
- 砂糖 小さじ1
- コーシャーソルト
- 挽きたての黒コショウ
- イタリアンのフラットリーフパセリ(刻んだもの)
- 調理済みパスタ
- パルメザンチーズ(おろし、トッピング用)
【作り方】
- 中火でオリーブオイルを温めます。オイルが揺らめきはじめたら刻んだタマネギを入れさっと1分ソテーにします
- タマネギの色が変わってきたら、赤唐辛子、にんにくのみじん切りを追加
- 砕いたトマト、トマトペースト、オレガノ、バジル、砂糖、塩、黒コショーを入れます
- 弱火にして煮ていきます。最低1時間(時間があれば1.5時間から2時間がベストです)
- 最後にパセリのみじん切りを一握り入れてかきまぜ、塩、コショーで味調整してパスタソースの完成です
- お好みのパスタをこのソースでいただきます。パルメザンチーズのすりおろしをトッピングして
【トマト編】一般家庭のシンプルトマトソース
<材料>
- エキストラバージンオリーブオイル 大さじ3
- ニンニククローブ(みじん切り) 2片
- 赤唐辛子フレーク(オプション) 小さじ1/4
- トマト缶 (28オンス)1
- 粗塩とコショウ 少々
- フレッシュオレガノ葉(みじん切り)小さじ1
【作り方】
- 鍋にオリーブオイルを入れ中・高温であたため、ニンニクを入れます
- 香り立つまで約1分。そこから、赤唐辛子(オプション)フレークとトマトを追加します。塩とコショウで味付け、沸騰させます
- その後、弱火に落とし、約15分、時折かきまぜながら煮ていきます
- オレガノの葉を加えて混ぜれば完成です
【その他】ブリとエリンギのオレガノ煮
http://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1920010741/
<材料>
- ブリ 3切れ
- エリンギ 1本
- オレガノ 小さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 醤油 大さじ2
- 水 400ml
【作り方】
- フライパンに水を入れ、沸騰したところでブリとエリンギを入れて、煮る。
- 煮えてき始めたところで砂糖、醤油、オレガノを入れ、中火で煮詰める
【その他】鶏ササミのトマト煮
http://cookpad.com/recipe/2831789
<材料>
- 鶏ササミ 4~6切れ
- ホールトマト 200g
- オレガノ 少々
- コンソメ 小さじ1
- 塩 小さじ1
- 黒コショウ 少々
- オリーブ油 大さじ2
- クレソン 適量
- パルメザンチーズ 大さじ1
【作り方】
- ササミに切れ目を入れ、平らになるように広げる
- フライパンにオリーブ油をしき、ササミの両面を少し焦げ目がつくくらいまで焼く
- フライパンにホールトマト、水を加えて8分程煮る
- オレガノ、コンソメ、お塩、黒コショウを入れさらに煮る
- 別のフライパンで付け合わせ用にクレソンを軽く炒める
- さらにササミを盛り付け、パルメザンチーズをふり、クレソンを添えたら完成
【その他】野菜たっぷり簡単ポトフ
http://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1110007627
<材料>
- オリーブオイル 大さじ2
- にんにく 1片
- 鶏もも肉 400g
- にんじん 2本
- たまねぎ 1個
- セロリ 1本
- キャベツ 1/4個
- じゃがいも(メイクイーン) 3個
- 粗引きソーセージ2袋 (138g×2)
- パセリのみじん切り 大さじ1
(スープの材料)
- 水 2000cc
- コンソメ顆粒 大さじ3と1/2
- オレガノ 小さじ1/2
- 塩 少々
- ブラックペッパー お好みで
【作り方】
- 深鍋にリーブオイルを熱し、中火でオみじんぎりしたニンニクを炒める
- ニンニクの香りがでてきたところで、一口大に切った鶏もも肉を加え、強火で炒める
- 鶏もも肉の表面にこんがり焼き色がついたら中火にし、一口大に切ったにんじん、たまねぎ、セロリ、キャベツを加えてさらに炒める
- 玉ねぎが透明になったころ、水、コンソメ、オレガノを加えて蓋をして煮込む
- ふつふつ沸騰してきたら一口大に切ったジャガイモとソーセージを加え、火を弱火にして15分程度煮込む
- ジャガイモに火が通ったら塩、黒コショウで味をととのえ、パセリを加える
こちらもおススメの関連記事↓
▶ 体力増強!夏に美味しいパクチーレシピ12選!(海外&国内)
▶ チップス、炒め物など、海外で人気の「ケール」レシピ10選!
▶ ドライトマト、定番にんにくまで!オリーブオイル漬けレシピ12選!
オレガノレシピまとめ
オレガノの主な効能のひとつに、胃腸の調子を整えて消化を促進してくれるというものがあります。オレガノを使ったハーブティーなども人気ですね。
オレガノには、強壮作用、疲労回復にもとても有効だと言われていますので、これから夏が終わった時期なんかもピッタリかもわかりません。
ぜひ、ご紹介したオレガノを使ったレシピを参考にしてみてくださいね。
(By ディオニソス)