妊娠中の必須栄養素!葉酸の効果と妊婦におすすめの摂取量とは

目次

はじめに

妊婦さんや妊活中の方にとって「葉酸が必要」という話を耳にする機会は多いと思います。

しかし、なぜ葉酸が重要なのか?や、どのくらい摂取すれば良いのか?など疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、葉酸の重要性や効果、時期に合わせた摂取量の目安について紹介していきます。

葉酸とは?妊婦にとって重要な理由

葉酸とは、ビタミンB群の一種で、細胞の生成やDNAの合成に欠かせない栄養素です。

妊婦にとって葉酸は、胎児の正常な発育をサポートするための重要な栄養素となります。

特に、妊娠初期は脳や脊髄になる、神経管が形成される大切な時期です。

葉酸が不足すると、胎児の神経管閉鎖障害のリスクが高まります。

そのため、厚生労働省は妊娠を予定している女性に対し、通常の食事に加えてサプリメントなどでの摂取を推奨しています。

また、葉酸は貧血予防や胎盤の形成にも役立つため、妊娠中は意識的に摂ることが大切です。

葉酸の主な効果!赤ちゃんとママに与えるメリット

葉酸の効果は赤ちゃん、ママそれぞれに効果があります。

赤ちゃんへのメリット

神経管閉鎖障害の予防

妊娠初期に十分な葉酸を摂取すると、脳や脊髄になる神経管の異常(無脳症や二分脊椎など)のリスクを低減します。

正常な細胞分裂のサポート

胎児の成長には細胞分裂が不可欠です。

葉酸はDNAやRNAの合成を助け、健康な細胞の生成をサポートします。

ママへのメリット

貧血の予防

葉酸は赤血球の生成に関与し、妊娠中に増える血液量を支えます。

鉄分と一緒に摂取すると、貧血予防に効果的です。

胎盤の形成をサポート

健康な胎盤を作るために必要な栄養素で、赤ちゃんへの栄養供給を助けます。

産後の回復を助ける

細胞の修復を助け、産後の体力回復にも効果があります。

妊婦に必要な葉酸の摂取量

男女問わず、成人の方であれば毎日200〜400μgの葉酸が必要と言われています。

それに加え、妊婦や妊活中の方には追加で葉酸が必要です。

妊活中

+400μg

妊娠中

+240μg

授乳中

+100μg

葉酸は、ほうれん草やカボチャなどの緑黄色野菜に多く含まれており普段の食事からの摂取も可能です。

しかし、葉酸は水や熱、光に弱く、これらの食材を食べていても栄養素が不足しがちになってしまいます。

普段の食事にサプリメントをプラスして葉酸を摂取することがおすすめです。

まとめ

葉酸は胎児の成長に欠かせない重要な栄養素です。

妊活中や妊娠中は普段の量にプラスして多くの葉酸の摂取量が必要となってきます。

普段の食事とサプリメントを上手に組み合わせて、必要量を摂取することがおすすめです。

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