ボトックス注射|美容と医療での活用ポイント

ボトックス注射
目次

はじめに

近年、美容医療ではボトックス注射をよく耳にするようになりました。

施術をすることで自分のパーツの悩みを改善しプチ整形する人も増えてきています。

しかし、一方で注射を打つことに抵抗があり不安を感じている人がいるのも事実です。

今回はそんな方にも分かりやすくボトックス注射の効果や活用法を解説します。

ボトックス注射とは?

ボトックス注射はここ数年で注目が集まりましたが、実は昔から利用されていました。

ボトックス注射の始まりは1977年のアメリカの医師による臨床応用でした。

その後日本では、1996年に眼瞼痙攣の治療薬として承認されました。

そして現在は美容と医療の目的で幅広く利用されています。

<ボトックス注射の仕組み>

ボトックス注射はA型ボツリヌス毒素を主成分とする薬剤を注射する治療法です。

注射することにより神経伝達物質であるアセチルコリンの放出を抑制し、筋肉の収縮を抑える効果があります。

その作用により、表情じわの改善・筋肉の緊張緩和・汗腺の働きの抑制などの効果が得られます。

効果は通常3〜6ヶ月持続し、必要に応じて繰り返し施術を受けることができます。

美容でのボトックス注射:どんな効果が期待できる?

美容分野では、以下の効果が期待できます

表情じわの改善

・額の横じわ、眉間のしわ、目尻のしわなどを軽減します。

・表情筋の動きを抑制することでしわの形成を防ぎます。

たるみの改善

・筋肉の緊張を和らげることで顔のたるみを軽減します。

小顔効果

・頬の筋肉に注射し、シャープなラインを作りフェイスラインを改善します。

・咬筋にボトックスを注射し、エラを縮小させます。

・下顎の筋肉を緩めることで、顔の輪郭を整えます。

医療でのボトックス注射:症状改善のための活用法

医療分野では、以下の症状改善に活用されています

多汗症の治療

・ワキ、手、足の裏の過剰な発汗を抑制します。

・交感神経をブロックして汗腺の働きを抑えます。

筋肉の痙攣や顔面麻痺の治療

・過剰な筋肉の緊張を緩和して症状を改善します。

肩こり・頭痛の改善

・首や肩の筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減します。

ガミースマイルの改善

・上唇を引き上げる筋肉の動きを抑制し、笑った時の歯茎の露出を減らします。

痙攣性発声障害の治療

・声帯の過剰な緊張を緩和し、発声を改善します。

まとめ

ボトックス注射は美容と医療の両方の分野で幅広く活用されているのがわかりましたね。

表情じわの改善や小顔効果などの美容目的での使用から、筋肉の緊張緩和や多汗症の改善などの医療目的まで、その適用範囲は広がっています。

施術時間が短くダウンタイムも少ないため手軽に始められますが、適切な診断と施術が重要なので、信頼できる美容・医療機関での施術をおすすめします。

 

ボトックス注射

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