にんにくの芽はどこまで食べられる?人気レシピと活用法とは
この記事の目次
はじめに
「にんにくの芽」というと茎の部分を調理するイメージがありますよね。蕾(つぼみ)などついて売られているものもありますが、どこまで食べられるかご存知でしょうか。
今回は、にんにくの芽はどこまで食べられるのか、そしてにんにくの芽を使ったレシピを紹介していきたいと思います。
にんにくの芽、食べられる部分とは?知っておきたいポイント
にんにくの芽とは、にんにくの球根から伸びる茎の部分で、主に茎の緑色の部分が食べられます。スーパーなどで販売されているにんにくの芽は先端部分の花蕾の部分がついているものと切り落として販売されているものがあります。料理する際には花蕾の部分を切り落として調理するのが一般的ですが、実は全て食べることができるのです。蕾(つぼみ)の部分は、天ぷらにするとサクサクしてとても美味しくいただけます。
にんにくの芽の栄養価と健康効果
にんにくの芽には食物繊維やβカロテン、ビタミンC、カリウムといった栄養成分が多く含まれています。それらの健康効果について紹介していきます。
(1)【食物繊維】
食物繊維は腸内環境を整え、体内の老廃物の排出を促し便秘を予防します。
(2)【βカロテン】
体内でビタミンAに変換される前の前駆体です。ビタミンAは皮膚や目の健康を保ったり、くらい場所での視力を保つ効果もあります。
(3)【ビタミンC】
抗酸化作用があり、肌の健康維持や老化防止、そして免疫力を高め、風邪予防や疲労回復にも効果があります。
(4)【カリウム】
体内の余分な塩分を排出し、むくみの改善や血圧の調整に効果的です。
にんにくの芽を使った人気レシピ
それでは、にんにくの芽を使った人気のレシピを2つ紹介していきます。
【1】にんにくの芽と牛肉の炒め物
材料(2人分)
- にんにくの芽:100g
- 牛肉(薄切り):150g
- 醤油:大さじ1
- 酒:大さじ1
- みりん:大さじ1
- ごま油:大さじ1
- 塩・こしょう:適量
作り方
- にんにくの芽を5cm程度の長さに切る。
- 牛肉に塩・こしょうで下味をつける。
- フライパンにごま油をひき、牛肉を炒める。
- 牛肉に半分火が通ったら、にんにくの芽を加え、さらに炒める。炒めすぎるとシャキシャキ感がなくなってしまうので短時間で炒めましょう。
- 醤油、酒、みりんを加え、全体に味を絡めて完成です。
【2】にんにくの芽のキムチ炒め
材料(2人分)
- にんにくの芽:100g
- キムチ:100g
- 豚バラ肉:150g
- 醤油:小さじ1
- ごま油:大さじ1
作り方
- にんにくの芽を3〜4cmの長さに切る。
- フライパンにごま油を熱し、豚バラ肉を炒める。
- 肉に火が通ったら、にんにくの芽を加えて炒める。
- キムチと醤油を加え、全体を混ぜ合わせて完成。
まとめ
にんにくの芽は蕾の部分まで、全て美味しく食べることができます。栄養成分もとても豊富で、様々な効果があります。簡単に調理ができるため、ぜひ試してみてください。