アクアパッツァとはどんな料理?簡単に作れるフライパンレシピ5選も!
アクアパッツァとは・・なんとなくイタリアンレストランで良く聞くようになった料理のメニュー。
みなさんはアクアパッツァを自宅で作ったことがありますか?その名前から、おしゃれで複雑な地中海料理な印象を受けますが、実は日本にある食材・調味料で簡単に作ることができるのです!
今回の記事では、まずアクアパッツァという料理の特徴に迫ります。後半では、フライパンを使って簡単に作ることができるレシピ5選を取り上げてご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
アクアパッツァとはどのような料理?
アクアパッツァとはイタリア料理の1つで、白身魚・魚介類などを水や白ワインで煮込んだものを指します。似たような料理にブイヤベースがありますが、アクアパッツァはコンソメ・ブイヨンなどの洋風だしは使用しないため、さっぱりとした味付けなのが特徴です。
白身魚としては、鯛・鱈・メバルなどを使用することが多く、水・白ワイン以外だと、トマト・オリーブオイル・にんにく・パセリなどを加えることが多いでしょう。そんなアクアパッツァですが、イタリア料理とは言え、日本にある食材や調味料で簡単に作ることができるのです。
名前もおしゃれでお客様もビックリ!ぜひ自宅でも簡単チャレンジしてみませんか?
そこで、使用する白身魚や味付けのバリエーションを豊富に、フライパンで簡単にできるレシピを集めてみました。
フライパンで簡単に作れるアクアパッツァレシピ5選
【1】調味料がとてもシンプル!簡単アクアパッツァ
アクアパッツァはじっくりと味を染み込ませるというより、さっぱりとした味付けで食べる料理です。まずはその中でも、一番ベイシックな定番レシピをご紹介します。
あさりの出汁が効いていてとても美味しい~、おススメですよ♪
(味付け・下ごしらえ)
味付けは白ワイン・にんにく・塩こしょう・オリーブオイルのみ!味の調節も塩こしょうで行ないます。調理前に真鯛などの白身魚に塩を振って、魚の生臭さを取り除いておきます。
(手順)
魚はよく水分を拭きとり、皮面から両面こんがりと焼きます。弱火にしてにんにくの香りを立たせ、プチトマト・あさり・水・白ワインを加え、沸騰するまで中火で加熱します。ふつふつとしてきたら弱火にし、蓋をして5分程度蒸したら完成です。微妙な味の調節をして、パセリを振りかけましょう!
- 詳しいレシピはこちら ⇒ クックパッド
【2】スープの味わいも最高!メバルと夏野菜のアクアパッツァ
眼が飛び出そうな外見が特徴的なメバル!うろこは赤・白・黒と色はさまざまですが、美味しい白身魚の1つです。旬は春から夏にかけてなので、夏野菜との組み合わせがグッド!夏野菜は色が多いため、彩り良く新鮮なアクアパッツァを楽しんでみてはいかがでしょうか?
(色の工夫も♪)
レシピでは茄子・トマト・ピーマン・玉ねぎを使っていますが、他にもカラフルパプリカ・ズッキーニなどを使っても賑やかになります。メバルは下処理を念入りに行なう必要がありますが、鱗・内臓・エラをきれいに取って、流水で血のりなどを丁寧に洗うのがポイントです。
(手順)
白処理が終わったらお腹の中の隅々まで塩を振り、数分置いた後、水分をキッチンペーパーなどでしっかりと切りましょう。フライパンにオリーブオイルをしいて、潰したにんにくの香りを立たせてから、メバルの両面を焼き、周りでお野菜にも火を通します。
仕上げにお塩・白ワイン・タイムを加えて蓋をして、食材に火が通ったら完成です。タイムは香りに特徴のあるハーブですので、味わいが苦手な方は加えないで調理してください。
- 詳しいレシピはこちら ⇒ オーシャンナディア
【3】手に入りやすい鮭を使ったご飯にも合う和風アクアパッツァ
鮭と言えば1年中、スーパーなどで安価で手に入る魚ですよね。通常は白身魚を使うアクアパッツァですが、鮭を使えば和風な感じの仕上がりとなり、日本人の食卓にもピッタリかもです!
(作り方)
9月から11月に、北海道や東北地方に散乱のために戻ってくる秋鮭は、脂の乗りが少なくてさっぱりした味わいなので、油を使う料理にも向いています。フライパンに油をひいて鮭を並べてから、周りに玉ねぎ・セロリといった好みの野菜を並べていきます。
鮭の片面が焼けたら裏返し、にんにくを加えてから、野菜にも火が通るように炒めます。鮭・野菜に火が通ったら砂抜きしたあさりを加えて、水・塩を足して2分ほど煮込みます。煮込み時間の目安は2分半くらいで、醤油と塩で味を整えたらできあがりです。
(あさりの砂抜きにも注意が必要)
あさりの砂抜きですが、10%の食塩水で1時間以上、冬となればそれ以上の時間冷暗所に置いておかなければ上手く砂抜きが出来ません。しかし実は50℃、お風呂より少し熱いくらいのお湯で砂抜きをしてやると、あさりも積極的に砂をはきます。また身が引き締まった状態になります。
ぜひ一度、実践してみてくださいね。
- 詳しいレシピはこちら ⇒ オーシャンナディア
【4】ささみを使ってとてもヘルシー!ささみと海老のアクアパッツァ風
白身魚以外に、鶏のささみを使っても、ヘルシーで食べやすい仕上がりになります。海老と鶏ささみを使えば肉も魚も食べられるので、栄養バランスを考えてもバッチリでしょう。
(作り方・ポイント)
鶏ささみは塩・酒・こしょうで下味を漬けた後、電子レンジで2~3分加熱して大きめに裂いておきます。海老は背わたをとって、頭・尻尾以外の皮を剥いてよく洗います。
フライパンに芽をとったにんにく・オリーブオイルを入れて、香りが立ったら舞茸・海老を加えます。火が通ったら、鶏ささみ・白ワインを加えて、強火で蓋をして2分弱蒸します。更にトマト・オリーブ・オリーブオイルを加え混ぜ、塩・あらびきこしょうで味を整えます。
容器に綺麗に盛り付け、パセリとレモンを飾れば完成です。
- 詳しいレシピはこちら ⇒ ウーマンエキサイト
【5】アルミホイルで手軽に!鯛のアクアパッツァホイル焼き
アクアパッツァは食材を蒸す料理なので、ホイル焼きにしてもOKです。食べ終わったらホイルのまま捨てれば良いので、洗い物が少なくなるのも嬉しいですね。
(作り方・ポイント)
鯛の切り身は塩を振って5分程度置き、水分はよく拭きとります。あさりは砂抜きした後に、殻と殻をこすり合わせてよく洗っておきます。
アルミホイルはこぼれないように二重にして、にんにく・鯛・ハーブソルト、更にあさり・そら豆・トマトも乗せたら、白ワインを入れて両端・上部共に閉じます。余熱したグリルにアルミホイルごとのせて、強火で10~15分焼いたら完成です。
魚に火が通ったのを確認したら、オリーブオイルをかけていただきましょう!
- 詳しいレシピはこちら ⇒ ウーマンエキサイト
アクアパッツァにも良く合うエキストラバージンオリーブオイル!
フライパンでアクアパッツァ!さまざまなバリエーションを楽しもう♪
アクアパッツァは意外にも簡単に自宅で作れる料理です。使う魚介食材は、白身魚・海老・あさりなどが中心になりますが、旬の野菜などを上手に取り入れてあげれば、見た目もおしゃれに仕上がります。
アクアパッツァはとてもさっぱりとした味わいなので、他のおかずとも合わせやすい料理だと言えます。白身魚以外にもささみ・鮭などを使えば、飽きのバリエーションも楽しめます。
さあ、さっそく今晩の夕食から、アクアパッツァを献立に取り入れてみませんか?
(By ディオニソス)
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