ボタニカルの意味とは?シャンプー・トリートメント人気商品口コミ5選!
“ボタニカル”・・トレンドに敏感な方なら、数年前からよく耳にしている言葉ではないでしょうか?
10年ほど前に入ったことがあるお店に“Botanical Cafe”という名のカフェがありました。
色とりどりの野菜が散りばめられた料理をとても美味しく食べることができました。しかし、店の名前のボタニカルの意味については何も考えたことがありませんでした。
今、気付いてみると、周りにはボタニカルシャンプー、ボタニカルファッション、ボタニカルネイル、ボタニカルアート…、などととても幅広い分野でボタニカルという言葉が使われはじめている状況ですね。
しかし、ボタニカルの正しい意味って一体なんなのでしょうか?オーガニックと間違えそう?って思うのは私だけでしょうか。
今回は、ボタニカルの意味とは? 人気シャンプー・トリートメント商品の口コミなどをまとめてみました。
この記事の目次
ボタニカルの意味とは?
ボタニカルの正式な意味
ボタニカル(botanical)とは、“植物の”、“植物学的な”、“植物から作られた”という意味になります。海外では「ボタニカルガーデン」といっていわゆる“植物園”の意味だったり、ボタニカルライフ(自然の植物に囲まれた生活)などには使われています。
正直言って、日本ほど商品名にボタニカルというキーワードが全面にうたわれて売られているのは他国では見受けられないかな、という状況です。
日本でのボタニカルは、自然の恵みを、より健康や生活、ライフスタイルそのものに積極的に取り入れようという動きの中で取りあげられてきました。
自然活力を生かす、より自然に近い成分を使った商品という意味なのでしょう、今や美容、ファッション、食品など幅広い分野で使われはじめてきています。
間違いがちなオーガニックとの違い
よく混同されがちな言葉に、“オーガニック”があります。
オーガニックというのは、化学肥料や農薬を全く使用しないで農作物を育てる農法のことで、有機栽培のことを指します。
オーガニック野菜とありますが、無農薬を使わず育てられた野菜を意味します。日本の農林水産省が、オーガニック農法やその製品について厳しくオーガニックの名称利用を規制・管理していてます。
余談ですが、日本国内においては、このオーガニックやビオ(BIO)といったキーワードの使用に規制が厳しく、また使用量も発生することから、メーカーがそれに代わるものとして、ボタニカルを取り上げてきているのだろうな?
とは、個人的には思っています。
気をつけたいボタニカルシャンプーとオーガニックシャンプー
ヘアケア用品に関しては、メーカーの戦略として、ボタニカルシャンプーとオーガニックシャンプーがかなり曖昧なようにうたって販売しています。
オーガニックシャンプーと商品名で唄えるのは、より原料の農法、重量や配合比率が厳しく管理されています。
つまり、その基準に満たせていないとオーガニックとは唄えないため、その代わりにボタニカルと名付けていることが多いと思われるので、その点は消費者の立場として知っておいた方が良いと思われます。
ボタニカルの意味、一般のイメージ
ネットの書き込みや、口コミとして“ボタニカル”という言葉のイメージを拾ってみました。
何となくナチュラルな雰囲気、天然素材、オーガニック、無添加、健康的、マイナスイオンや癒し、リフレッシュのイメージ。優しく安心感がある、ハーブっぽい爽やかな香りがしそう、華やかでいい感じ。シャンプーのイメージ、地肌にやさしい…
などなど、やはり最近の人気のキーワードなんでしょうね。
マイナスイメージではなく、プラスのイメージをお持ちの方のほうが圧倒的に多いようです。
ただ、ボタニカルの定義がまだ曖昧なので、その言葉だけに踊らされない方が良いかもわかりません。
人気のボタニカルシャンプーと口コミ
ボタニカルの人気は、ヘアケアにも広がりをみせ、現在では、ボタニカルシャンプーが主力の商品になっています。ボタニカルシャンプーというのは、『植物由来成分を配合したシャンプー』のことです。
次いて、人気のボタニカルシャンプーとは?その口コミも合わせてご紹介していきます。
【1】さくらの森 ハーブガーデン シャンプー&コンディショナー
購入: Amazon.co.jp
石油系合成界面活性剤、シリコン、合成ポリマー不使用、また合成防腐剤、香料、着色料不使用の天然由来成分を100%使用し38種類の植物エキスを配合したシャンプーです。
◇口コミ 参照:アットコスメ
「毎朝枕に落ちていた毛が次第に減っていき、微妙に髪の毛が増えている」
「シリコン入りシャンプーやお高めのシャンプーのようなサラサラツヤツヤ感は出ませんが、地肌と髪量には目に見えて効果がありました。」
「今では、風呂上りの洗い流さないトリートメントやオイルを使わなくなりました。」
「使用してから1、2週間くらい経った頃、やたらと頭皮が乾燥することに気づきました。」
「使い始めて2週間くらいで頭の中がカサカサになり始めました。」
評価がはっきり分かれる商品かもわかりませんが、成分は申し分のない優しいものを使用しているように見えます。
ただ、使い始めてから2週間くらいで頭皮の乾燥が気になるという内容の口コミが何件もあったのでその点が気になるかも。逆に、抜け毛が減った・全ての頭皮トラブルから解放された・艶が出たなどなどの高評価もたくさんあります。
【2】BOTANIST(ボタニスト) ボタニカルシャンプー・トリートメント
参照: Amazon.co.jp
シャンプーの種類は、モイスト、スムース、スカルプの3種類。
合成着色料、ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Na、シリコン不使用、90%以上が植物由来成分と水で構成されたシャンプーです。
◇口コミ 参照: アットコスメ
(2-1)モイスト
「流しても流しても油分?が残ったみたいなベタつき」「半日経つと髪の表面がヌルヌル」
「泡立ちも良く、指通りも文句なし」「サラサラでまとまる髪になります」
と両極端な口コミがありますが、痒みやベタつきが気になるといった意見の方が目立ちました。香りがとてもいいなどの口コミもたくさんありました。
(2-2)スムース
「ノンシリコンなのでシャンプーではきしみますが、トリートメントすれば問題なかった」「泡立ちが良い」「想像していたよりパサパサになります」
口コミを見ていると、モイストが合わなかったため、スムースに乗り換え、調子が良いという方もいるようですね。何度もリピートし、長く愛用されている方も目立ったかな。
(2-3)スカルプ
「乾かすとバサバサになりました。」「使い続けるうちに髪がパサパサになってしまいました。」
「泡立ちが良く、さっぱりした洗い上がり」「頭皮はスッキリ」
ノンシリコンなのに、泡立ちが良い。洗い上がりの地肌のさっぱり感などが高評価につながっているようです。洗い上がりがさっぱりしているにもかかわらず、トリートメントの効果で髪をしっとりサラサラにしてくれるという評価もありました。ただ、合う合わないは個人差があり、合わない方は、使い続けると髪がパサパサになる、痒みが出てくる、べた付きがあるなどの評価も見受けられます。
【3】haru 黒髪スカルプ・プロ
参照: haru公式サイト
100%自然由来、シリコン、合成ポリマー、カチオン界面活性剤、石油系界面活性剤、合成香料、合成着色料、鉱物油、紫外線吸収剤、合成防腐剤、合成保存料不使用のシャンプーです。
オリーブやオレンジなどの天然精油がダメージ補修しながら髪を守るため、リンスやコンディショナー不要のオールインワンシャンプーということが、もうひとつの注目すべき点です。
◇口コミ 参照:アットコスメ
「しっかりとした泡ができ、泡切れが良い」「絡んだり、きしんだりすることもありません。」
「1週間使ってみたら、髪に艶が出てきました。」
「髪の毛が柔らかくなる」
「白髪に関しては、効果を実感できなかった」
総合的にみて、高評価の口コミ割合が高いシャンプーという印象。ノンシリコンのシャンプーなのに、泡立ちがとてもよく、きしみも気にならないという口コミが、多くの方に見られます。髪に艶が出た、髪が柔らかくなるといったコメントも。オールインワンシャンプーでリンスやコンディショナーいらずなので、子育て中のお母さん方にとても支持されていそうですね。ただ、白髪の改善については、期待できないといった口コミが多いかも。
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ボタニカルの意味、シャンプー/トリートメント人気商品まとめ
最近では、ボタニカルシャンプーがより主流になり、種類もたくさん出てきました。
ただ、ボタニカルの意味はある意味日本における流行で、その曖昧さがあるところに注意してください。
今回ご紹介したボタニカルシャンプーの口コミを見てもわかりますが、原料成分がとても優れていても、その口コミをみると、賛否がわかれますね。
やはり、シャンプー、トリートメントといった商品は、その成分そのものが、ご自身の髪や頭皮に合っているとは限りません。
まずは気になったシャンプーからその効果や自分に合うのかと確認していくのが大切なのですね。
(By ティア)