玄米甘酒の効果5選と活用レシピ!炊飯器を使って冷蔵作り置きも!
”飲む点滴”とも言われるくらい栄養価が高い「甘酒」の人気が高まっていますね!
その甘酒の中でも、今一番の注目が「玄米甘酒」です。
もともと栄養価が高いことで知られている「玄米」と「甘酒」の組み合わせですから、その響きだけでも超健康に良さそうな感じがします。
しかも、玄米甘酒はお家でも意外と簡単に、炊飯器など使っても作ることができちゃうんです♪
今回は、そんな玄米甘酒とその作り方をご紹介いたします。
この記事の目次
甘酒とは?
そもそも甘酒には、酒かすから作られるものと、お米と麹、いわゆる「米麹」から作られるものの2種類があります。
酒粕から作る甘酒は、少しアルコールが入っており、また酒粕自体に甘みがないので砂糖などで甘みを加えるという特徴があります。カロリーも米麹に比べて高いのですが、お手軽に安く作ることができるというメリットもあります。
一方、お米と麹からつくる甘酒はお米と麹を発酵させて作るので、砂糖を加えなくても自然の甘みがあります。アルコールも含まれておらず、カロリーも低めです。ただし、酒粕の甘酒と比べると、作るのに少し時間がかかり、その分金額も高めになります。
もちろん、栄養価面ではどちらも優れているので、自分の好みや気分に合わせて選んでみるのが良いと思います!
以上をまとめると、
アルコール | 甘味 | カロリー | 作り方 | |
酒粕ベース | あり | 無し (→砂糖が必要) |
砂糖を入れる と高い |
手軽・簡単 |
米麹ベース | 無し | あり (→自然発酵甘味) |
自然甘味のため低い | 手間・時間 が必要 |
こちらにも関連記事がありますので、参考にしてください。
▶ 酒粕でつくる甘酒!その効能と作り方、アレンジレシピ5選!
玄米甘酒とは?
玄米甘酒は、上記の区分からすると、米麹から作られるタイプの甘酒になります。
使用するお米を「玄米」に変えて作っていきます。白米と玄米を比べた場合に、玄米の方がビタミンやミネラル、食物繊維ともに多く含まれていますので、その「玄米甘酒」も米麹だけの甘酒よりも栄養価が高いと言えます。
玄米甘酒の効果5選
では、玄米甘酒には、どのような健康効果があるのでしょうか?
【1】美白・美肌効果
麹ベースの甘酒の主原料である麹には「コウジ酸」が含まれています。このコウジ酸には、メラニンの生成を抑えて、シミやくすみを防いでくれる働きがあります。
また、玄米含まれる「アルブチン」や「フェルラ酸」という成分は強い抗酸化作用があるため、アンチエイジング効果が期待できます。
「玄米甘酒」には、お肌を若く綺麗に保つ効果が強く期待できるという訳です。
【2】ダイエット効果
玄米甘酒にはビタミンB1、B2、B6、葉酸などのビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンBは糖質、脂質、タンパク質をエネルギーに変える働きがあり、代謝UPにつながります。
また、玄米甘酒だと砂糖を一切使っていないので、そのカロリーも100gあたり約81カロリーととっても低カロリー。甘いものが欲しい時、スイーツの代わりに玄米甘酒を飲むことでダイエットにもつながります。(アルコールも無いので仕事中でも安心!)
【3】疲労回復効果
玄米甘酒に含まれるビタミンB群には疲労回復効果もあります。また、玄米甘酒にはブドウ糖も多く含まれているので、勉強や仕事で頭をたくさん使って糖分不足、疲れたな~っていう時にも甘酒で一息つくのも良いかもです。
甘酒の栄養素の90%は体内に吸収されるとも言われているので、夏バテや風邪の時にもオススメです!
【4】便秘解消
発酵食品でもある玄米甘酒には、乳酸菌が豊富に含まれており、腸内の善玉菌を増やしてくれる働きが期待されます。加えて、オリゴ糖や食物繊維も豊富に含まれているので、腸内環境を整えて便秘を解消するのにも良さそうですね。
腸内環境がきれいに整うことで、ダイエット効果や美肌効果もアップします。
【5】がん予防
玄米には「フィチン酸」と呼ばれる成分が含まれており、このフィチン酸には体内の有害物質を排出してくれる働きがあると言われています。そのため、がん予防やがん治療の効果も期待できるようです。
玄米甘酒の作り方
玄米甘酒は発酵させる工程が必要になります。そのため酒粕でつくる甘酒と比べると、作るのに手間も時間も多くかかりますが、実は炊飯器を使えば思っているよりも簡単に作ることができるんです。
また、作った玄米甘酒は、冷蔵庫で1週間ほど保存も可能です!
<材料>
- 玄米 1合
- 米麹 200-300g
- 水 720ml
<作り方>
- 玄米をよく洗ってから水を加え、炊飯器のお粥モードで炊きあげます。炊き上がったらしゃもじでほぐします
- 出来上がった玄米粥を、粒が見えなくなるくらいまでミキサーにかけましょう
- ミキサーにかけた玄米粥をふたたび炊飯器の釜に戻し、温度が50-60度になるくらいまで冷まします。(冷ます理由は、後で加える麹菌が60度以上だと死んでしまうので、ここで冷ましておくことが重要なポイント!)
- 冷めたらほぐした米麹を加えて混ぜます。(乾燥麹を使用する場合は、一度戻してから使います)
- 炊飯器の蓋を閉めずに開けっ放しの状態で保温スイッチをつけ、上に布巾などをかぶせておきます。温度が測れると便利なので、温度計も用意しておきましょう
- 保温温度50-60度をキープしながら、8時間以上保温していきます。もし60度を超えるようでしたら、スイッチを一旦切るなどして温度調整をしていってください
- 2-3時間おきにはよくかき混ぜておきます
- 8時間以上保温した後に味見をしてみてレーズンのような強い甘みを感じたらこれで完成です!
<参考レシピ>▶ クックパッド
炊飯器じゃなくても、ヨーグルトメーカーでも出来る!?
そのほか、もしヨーグルトメーカーを持っていれば、設定温度と時間をセットするだけで作ることもできます。ヨーグルトメーカーは他の発酵食品も簡単に作ることができるので便利です。甘酒やヨーグルト、塩麹などが好きでたくさん作りたい方は1台持っておくのをおススメします!
玄米甘酒を使ったレシピ
玄米甘酒を飲むだけでなく他のアレンジレシピにも!っという方には、ぜひこちらの活用法は如何でしょうか?
(1)玄米甘酒豆乳
豆乳が好きな方にダブルで嬉しい!おススメ飲み方です。玄米甘酒を豆乳で割るだけで、甘みが抑えられ、飲みやすいドリンクになります。
(2)玄米豆乳スムージー
バナナやいちごなどのお好きなフルーツと玄米甘酒、牛乳や豆乳をブレンドするだけで、優しい甘みのスムージのできあがり♪
(3)プリン
玄米甘酒を使って、砂糖を使わない自然甘味のプリンも最高!
参考レシピ: クックパッド
※ プリン以外も、マフィンやお汁粉、アイスなどにも活用できそうですね!
玄米甘酒の効果作り方まとめ
玄米甘酒だけに限らず甘酒が苦手~という方もいらっしゃると思いますが、甘酒には美肌効果やダイエット効果など、女性にとって嬉しい効果がたくさん詰まっています。
苦手だという方も甘酒を使ったアレンジレシピで苦手を解消してみては如何でしょうか?
またアレンジレシピは、普段の甘酒で飽きてしまった方にもおススメです。
ホットでも冷やしても、とっても美味しい玄米甘酒は、季節を問わず楽しむことができます。ぜひ、毎日の美容・健康のため1日1杯の玄米甘酒生活を始めてみてくださいね!
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(By ディオニソス)