ズッキーニサラダが人気!夏サラダとアレンジレシピ9選、特徴!
ズッキーニの歴史はとても古く、6000~7000年前のメキシコで生産されていた記録が残っているほどですが、まだ当時の頃の形は丸型だったようです。
今の細長いズッキーニの形になったのは、16世紀ごろヨーロッパに渡ったあと、イタリア人農家によって改良されてからになります。
日本へはアメリカから“新野菜”として入ってきました。1980年代。つい最近のことです。
その頃に、日本ではイタリア料理が大流行して、日本でも一気にズッキーニがポピュラーな野菜の仲間入りをしました。
今ではすっかり近くのスーパーでも馴染みの夏野菜の一つになりました。
- そんなズッキーニの特徴は?
- ズッキーニを使った定番の食べ方「サラダ」
- ズッキーニサラダのレシピ
- 意外にも合う!アレンジレシピ
を今回はご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
ズッキーニの特徴<種類、産地、旬など>
<種類>
食品スーパーでよく見かけるようになった一般的なズッキーニにも、緑色・黄色・黒色などのもの、、黄色と緑色が混ざったまだら模様なんていうモノもあります。
色だけじゃありません。他にも、カボチャのようにまん丸型の「丸ズッキーニ」や「UFOズッキーニ」と呼ばれる円盤型をしたユニークな形のものまであります。
おもちゃカボチャと呼ばれるものには、色も白や黄色、オレンジなどなど、おもちゃに相応しい形や色をしています。
<産地>
日本でのズッキーニの産地は、主に宮崎県と長野県で、次いで群馬県、千葉県と続きます。
中でも、圧倒的な生産量を誇っているのが宮崎県。宮崎は年間を通して温暖な気候が、ズッキーニの故郷に近く、栽培に適しています。今では宮崎は特産のマンゴーにも負けないくらいの生産率になっているのだとか。
そして、宮崎県産のズッキーニは、緑色が濃く、食感が良いことでも評判です。
<旬の時期>
ウリ科のズッキーニの旬は、初夏から夏、特に6~8月にかけて、収穫の最盛期を迎えます。
カボチャの仲間のズッキーニですが、収穫した後の追熟がないために、日の立っていない取れたて、新鮮なものが美味しいのです。
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巨大ズッキーニは美味しいのか?
ズッキーニは、ペポカボチャ(おもちゃカボチャ)と呼ばれるカボチャの一種です。
完熟した果実を食べるカボチャと違って、開花後5~7日ほどの未成熟なものや花の部分が市場に出回るようです。それは未成熟な方が美味しいからなのでしょうか??
本当に美味しいのはどっち?
実は農家さんのおススメは、もう少し大きく育ったズッキーニ!
ズッキーニ農家の方はよく知っていて、「完熟したズッキーニ」の方が実は美味しいのだそうです。
では、なぜ市場に「完熟ズッキーニ」が出回らないのでしょうか?
それは、収穫から販売されるまでの流通に時間がかかり、大きいと傷も付きやすく、痛みも早いという理由からなのだそうです。
せっかく農家の方もおススメする美味しい完熟ズッキーニが、なかなか食べる機会がないのは残念ですよね。産地などに直接足を運ぶようなことがあれば、是非とも食べていただいたいです。
ズッキーニを使ったサラダ料理
意外な感じもしますが、ズッキーニは生でも充分に食べられる野菜です。
ズッキーニの料理と言えば、グリルだったり、煮込んだりと加熱されている料理を思い浮かべますが、ズッキーニは生でも美味しいのです。
そして、生で食べるズッキーニはなんといってもズッキーニサラダ!
生ズッキーニのサラダ、そしてマリネサラダのレシピをご紹介していきます。
【1】ズッキーニとツナのサラダ
薄くスライスしたズッキーニを塩もみし、水分をよく出してから、ツナ・醤油・オリーブオイルで和えます。最後にお好みで黒こしょうをふりかけて完成!
オリーブオイルをマヨネーズに変えても美味しく頂けそうですよ。あと一品欲しいときに、すぐに出来てしまう簡単スピード生ズッキーニサラダです。
参考レシピ ⇒ クックパッド
【2】 ズッキーニと人参のリボンサラダ
にんじんとズッキーニのコントラストが美しいですよね。
ズッキーニをピーラーを使って、縦方向にスライスします。すりごま、マヨネーズ、お酢、砂糖で作る「胡麻ドレッシング」でよく和えたら出来上がりです。
トッピングの大葉を添えたら、いかにも夏向きの涼しげなサラダになりますね。
参考レシピ ⇒ クックパッド
【3】 ズッキーニとジャガイモの醤油ドレマリネ
簡単スピードマリネのレシピです。
オリーブオイルで炒めたじゃがいもとズッキーニに、醤油とオリーブオイルで作ったドレッシングを和えていきます。夏に美味しい他の野菜でもアレンジが楽しめそうです。
シンプルですが、癖になる美味しさ!是非試してみてください!
参考レシピ ⇒ クックパッド
【4】 グリルズッキーニとトマトのマリネサラダ
とってもおしゃれなマリネサラダです。
ズッキーニ、玉葱、じゃがいも、トマトを使って、オリーブオイル、塩・こしょう、砂糖、酢で味付けをします。
特別な調味料が入ってないのに、デパ地下のお惣菜のような味わい?少しリッチな気分にしてくれます。十分に冷やして食べると、とっても美味しいです。
他にも、なすや南瓜などの夏野菜を使っても良いですね。
参考レシピ ⇒ クックパッド
ズッキーニのアレンジレシピ
ズッキーニを使ったレシピはまだまだあります。油との相性の良いズッキーニは、実は洋風料理だけでなく、中華料理などにもよく合います。
こんな料理にも合いそうだよね、というアレンジレシピを集めてみました。
【5】 ズッキーニとチーズの春巻き トマトソース
ズッキーニとスライスチーズが入っている春巻きです。
油、チーズとの相性抜群のズッキーニ、春巻きは意外にも間違いのない料理法!春巻きの中身の具材は、加熱調理なしなので、すぐに下ごしらえができます。
ソースは、トマトソースでおしゃれに、醤油で和風に、ハーブ塩などもよさそうですね。
春巻きは、実にいろいろ楽しめそうです。
参考レシピ ⇒ クックパッド
【6】 ズッキーニの和風麻婆
ズッキーニと豚ひき肉の組み合わせ。
醤油とみりん、しょうがと長ネギで和風に仕上げた麻婆になります。醤油と肉の旨みがズッキーニにしっかりと吸い込まれていて、ご飯の上に乗せてもバツグン?
子供が大好きな麻婆丼にしてみましょう。
参考レシピ ⇒ クックパッド
【7】 ズッキーニの水餃子
白菜やきゃべつの代わりに、ズッキーニを使って作る水餃子。
水餃子のタネの作り方は、普段作るものと変わりません。レシピ考案者の方は、中国人の友達に聞いた本場のレシピを参考にしたそうです。
なるほど、ズッキーニを餃子ダネに使うという発想はなかなか思いつきませんでしたが、意外にもヘルシーでハマりそうです。
揚げ餃子、焼き餃子にしても、美味しく頂けそうです。
参考レシピ ⇒ クックパッド
【8】 夏野菜!ズッキーニのポタージュスープ
淡いグリーンカラーがとって綺麗です。食欲が出ない夏場には、冷静スープとしても重宝しそうです。
ピューレ状のスープなので、夏場に不足しがちなビタミン・ミネラル、水分が効率よく摂取できて、栄養分の吸収も良さそう。
具材を加熱調理して、ミキサーで滑らかにするだけなので、とっても簡単に仕上がります。
参考レシピ ⇒ クックパッド
【9】 ズッキーニカレー
夏カレーとも相性が良さそうなズッキーニ、こちらのレシピはキーマカレーです。
夏には、キーマカレーに合う野菜も多く出回る時期ですので、是非、ズッキーニ以外の野菜なども組み合わせ、夏野菜たっぷり栄養たっぷりのキーマカレーを作ってみると良さそうです。
参考レシピ ⇒ クックパッド
ズッキーニ特徴&サラダレシピまとめ
今回はズッキーニの特徴、美味しいサラダと夏アレンジレシピをご紹介しました。
ズッキーニは生でも食べられる野菜だっていうのは意外だったかも知れません。
ズッキーニは癖もなく、とても食べやすい食材なので、洋食だけでなく中華、和食といろんな料理で活用できるのも嬉しいですよね。
どんどん暑くなるこれからの季節に美味しいズッキーニ料理をぜひ試してみてくださいね。
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(By ディオニソス)