肥満大国アメリカである日放送された健康情報番組「ドクター・オズ・ショー」で取り上げられたある食材に今注目が集まっています。
それは『グリーンコーヒー』。
名前から察しがつくかも知れませんが、グリーンコーヒーとは「焙煎される前のコーヒー」のことを指します。
コーヒー豆としてローストされる前の生豆コーヒーがなぜ今、注目されているのでしょうか?
また、
- おすすめの飲むタイミング
- 飲み方のポイント
- 日本ではまだ珍しいグリーンコーヒーの販売店
などを今回はご紹介いたします。
この記事の目次
グリーンコーヒーの成分と得られる効果10選
グリーンコーヒー成分の最大の特徴はなんと言っても「クロロゲン酸」です!
このクロロゲン酸によって、次の健康効果が期待されています。
- 抗酸化作用、アンチエイジング
- ダイエット効果
- 疲労回復効果
- 美容、美肌効果
- 抗菌、抗ウイルス効果
- II型糖尿病の予防、改善
- 動脈硬化の予防
- コレステロール値の抑制
- ガン予防
- 認知症予防
クロロゲン酸とは?
コーヒーなどに多く含まれるポリフェノールの一種が「クロロゲン酸」。抗酸化作用、脂肪燃焼効果の高いポリフェノールとして注目されています。
クロロゲン酸は熱に弱いので、焙煎を行わないコーヒーの生豆に特に豊富に含まれているんです。
生豆コーヒーは、焙煎を行わないので、通常のコーヒーの香りや味は楽しめません。
あっさりとしていてほのかに甘みもあるので、どちらかと言うと、お茶を楽しむ感覚で飲んだほうが良いでしょう。コーヒーの風味を楽しめなくなっちゃいますが、その分健康効果や美容効果は素晴らしいものがあるのですから・・。
グリーンコーヒー基本の飲み方やその他
生豆だからと言って難しく考えなくても良いようです。
【1】 基本の飲み方
グリーンコーヒーは生豆といっても、淹れ方は通常のコーヒーと同じです。
豆を挽いてからドリップするだけです。
ただし、ドリップの方法やポイントが少しあります
【2】 ティーバッグで入れる
ローストされたコーヒーと違って、生豆ならティーバッグの使用が出来ちゃいます。紅茶と同じように、カップの中にグリーンコーヒーの入ったティーバッグを入れてお湯を注ぐだけ。
ティーカップに蓋をしてよく蒸らします。そうするとさらに「効果アップ」のグリーンコーヒーになります。
インターネットなどでも、”ティーバッグ入り”のグリーンコーヒーが多く販売されていますね。
【3】 豆を煮出す方法
豆の状態のグリーンコーヒーを手に入れたら、ぜひやってみていただきたいのが、この方法。
豆を挽く必要はありません。豆の状態で直接煮出します!
- 豆の状態のグリーンコーヒーをよく洗ってから、鍋に水と一緒に入れます
- 強火で加熱、沸騰したら弱火に一旦戻して一時間ほど煮出していきます
これなら、ミルがなくても香り豊かななグリーンコーヒーが飲めますね!
グリーンコーヒーの飲み方とポイント
グリーンコーヒーの美容健康効果をさらに上げるためにいくつかポイントがあります。
(1) 硬水よりも軟水を使用しましょう
クロロゲン酸は硬水に含まれるマグネシウムやカリウムなどのミネラル分に反応して、塩分に変化してしまうという性質があります。そのため、できるだけ硬水は避け軟水を使うとより効果的。
折角のクロロゲン酸効果が小さくなるのは勿体ないですよ!
市販のミネラルウォーターを使う場合は、ペットボトルの表示を見て、軟水か硬水か確認してみてください。
ちなみに、軟水とは硬度(カルシウムとマグネシウムの1リットルあたりの量)が120㎎以下のものを言います。
(2) 90度~95度のお湯で作る
クロロゲン酸が熱に弱いという特徴があります。しかし、これはロースト時のこと。185℃以上の温度にならなければ大丈夫です。
そして、ポリフェノール効果を最大に引き出す温度としては、90度~95度以下が最も適しているとも言われています。
ボコボコと泡が立つほど沸騰したてのお湯よりは、少し時間を置いて90℃~95℃に落ち着かせたお湯を使用して入れるようにしてください。
(3) コーヒーメーカーより、ペーパードリップで!
これはグリーンコーヒーに限らず、コーヒー全般に言えることですが、ペーパードリップを行ったコーヒーの方がポリフェノール成分を効率的に引き出せると言われています。もちろんテクニックも必要なのですが・・
ペーパードリップで、「の」の字を意識しながら、全体的にお湯が行き渡るように意識して注いでいきましょう。
全体的にお湯をゆっくり行き渡らせ、十分に蒸しながら入れるのがポイントです。
コーヒーメーカーでは全体的にお湯が行き渡らないため、十分にポリフェノールが引き出されません。
グリーンコーヒーを飲むタイミング
【1】 ダイエットするなら食前に
ダイエット効果のあると言われるグリーンコーヒーは食事をする30分前に飲むのが効果的です。糖の吸収を抑え、血糖値が急激に上昇するのを抑えてくれます。
【2】 運動前に
ウォーキングやスポーツなど、運動をする前はもちろんですが、掃除など体を動かす家事の前に飲むのもオススメです。
運動前にグリーンコーヒーを飲むことで、脂肪燃焼効果を上げられるとされています。
グリーンコーヒーおススメ販売店
グリーンコーヒーの人気はまずアメリカで火が付きました。日本での知名度は徐々にあがりつつある段階です。そのため「グリーンコーヒー」を買おうとすると、まだ取扱い店が少ないのが現状です。
しかし、稀少だからこそ、しっかりとティーバックじゃなくて、「生豆」そのものを販売しているネットショップもいくつかありますので、ご紹介しておきましょう!
【1】 ワールド・ビーンズ・ショップ
http://www.worldbeans-shop.com
業務用サイズになっちゃいますが、焙煎前の生豆を購入することができます。焙煎具合も選ぶことができて、店主は豆そのものにもかなりのこだわりをお持ちのようです。
グリーンコーヒー以外にも、普通の焙煎コーヒーの購入もオススメです♪
【2】 生豆本舗
沢山の種類の生豆を取り扱っている上に、100g単位からの注文が可能。まずは小さい単位からいろいろお試しで購入したいときにはとってもおススメですよ。
【3】 コロネーション
http://www1.clovernet.ne.jp/nation/
ちょっとサイトが見にくい印象もありますが、オーガニック生豆を取り扱っているショップさんです。オーガニックにもこだわりたいという方は必見です!
【4】 ワイルド珈琲
500g~の生豆の購入が可能です。
焙煎機などの販売もあり、美味しい珈琲にこだわった本格的なコーヒー豆ショップさんです。入っている袋も手作り感があって可愛らしいですね。
その他、人気の高まりつつあるグリーンコーヒーは、アマゾンや楽天などねっとショップでの取り扱いも増えてきました。いろいろ見てみるのも楽しいですよ。
グリーンコーヒーまとめ
焙煎前のコーヒー豆「グリーンコーヒー」
メディアで取り上げてからその脂肪燃焼、ダイエットで超人気アイテムになりました。
お米などの精製もそうですが、コーヒー豆もロースト、焙煎されることによって、多くの栄養素がなくなっていたという事なのですね。
とにかく、アメリカでは今女性の間で体重を減らすために熱狂的な人気のグリーンコーヒー。
日本でも2017年からは取扱いがどんと増えそうな気配もあります。
ぜひあなたも一度チャンレンジしてみては如何ですか?
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(By ディオニソス)