加齢とともに出来てしまう小さなイボ。
とくに柔らかい肌に出来やすく、代表的なのがクビまわりです。
このクビ周りにできる小さい突起のイボ。これを「スキンタッグ」もしくは「スキンタグ」と呼ばれています。また、専門用語では「アクロコルドン」とも呼ばれます。
小さなものだけど、あると目立って気になりますよね。
加齢とともに出来やすくなるので、スキンタッグができると急に老けて見えてしまって、外出がおっくうになってしまいます。かと言って、治療を受けるようなレベルではないし、高い薬を試すのもちょっと。。
そんなスキンタグ、家庭で自然薬を使って簡単に消せたら嬉しいと思いませんか?
今回は家庭でできるスキンタッグの治し方、自然薬を使った12選を集めてみました!
この記事の目次
スキンタッグとは
スキンタッグは、肌色で良性なものです。無害なのですが、加齢とともに、肌の柔らかい部分、特にクビまわりや腋の下、鼠径部(そけいぶ:足の付け根)、まぶたなどに出来やすくなります。
隠れている部分ならまだ良いのですが、くび周りやまぶたの箇所だと目立ってしまってイヤになります。けど、自然なことだからと言って、諦めてしまうのはまだ早いのです。
スキンタッグがだんだんと大きく成長する前に、しっかりと除去するようにしましょう。
自宅で出来るスキンタッグの治し方12選
【おススメその1】ティーツリーオイル
中国古来の薬としても利用されてきたティーツリーオイル。「Tea Tree」という葉っぱからとれるエッセンシャルオイルです。アロマオイルとしても人気ですよね。
このティーツリーオイルの効能として、小さな腫瘍を乾燥して取れやすくしてくれるというものがあります。もちろん、スキンタッグに有効です。
- 水に湿らせたコットンボールに、ティーツリーオイルを2,3摘垂らします
- それでマッサージするように気になるスキンタッグに塗っていくだけ
- 一日に3回ほど、これを繰り返します。
ディーツリーオイルは、100%天然ティーツリーオイルでないと効果が出ません。100%ティーツリーオイルを選ぶようにしてください。Amazonなどで売っています。
【おススメその2】オレガノオイル
オレガノオイルは、抗菌性、抗炎症剤、抗酸化成分として機能する「フェノールテルペノイド成分」を含んでいます。スピーディーにスキンタッグを取り除きたい場合には、このオレガノオイルを用いるのがおススメです。
- オレガノオイルを2~3摘
- ココナッツオイルを4~5滴
- この2つのオイルをよく混ぜあわせたものを、スキンタッグの箇所に一日3回ほど、塗ります
スキンタグはとれ落ちるまえに、黒く変色していきます
【おススメその3】リンゴ酢
リンゴ酢は、余分な皮脂を取り除くためによく使われている有効処方です。石けんで綺麗に洗った後、リンゴ酢をコットンボールや綿棒に湿らせ、スキンタグにポンポンとあてていきます。
リンゴ酢の酸が、スキンタグ内の過剰な細胞を破壊して、自然に取り除いていってくれます。
塗ったあと数秒間は、肌に刺すようなひりひり感があります。1日3回づつ、2~4週間の間、これを繰り返してください。
<敏感肌の方へ>
刺激が強い場合は、さらに水で薄めたリンゴ酢を使うようにしましょう。また、肌を守るために定期的に、オリーブオイルや、ビタミンEオイルなどで肌の御手当てをしてあげます。
【4】レモン果汁
レモン果汁には、皮膚細胞の分解を早めるクエン酸成分が含まれています。レモン半個分からレモン果汁を搾り、コットンボールに湿らせて、スキンタッグに軽く当てていきます。その後、よく乾かせます。
毎日これを2,3回行います。2~4週間で効果がでてきます。レモン果汁を湿らせたままの状態で、過度に太陽光に当てないように気をつけましょう、
【5】バイナップルジュース
パイナップルジュースも、レモン果汁と同じです。パイナップルジュースを浸したコットンボールで、スキンタグの部分にポンポンと当てていきます。1日2、3回、数週間これを繰り返します。
【6】ひまし油
ひまし油には、超天然の抗菌、抗真菌特性がもった特別な脂肪酸の「リシノール酸」がふくまれています。スキンタッグに、一日に4、5回、ひまし油を塗ります。
また、ひまし油に重曹を加えた濃厚な”ひまし油ペースト”を作ってから、これを寝てる間、肌パックするのも有効です。
コットンガーゼにひまし油ペーストを塗って、包帯を巻いてラップしておきます。または、寝ている間ズレ落ちないように、バンドエイドなどで固定しておきます。翌朝ひまし油ペーストをぬるま湯で洗い流します。10日間、これを続けてみましょう!
ひまし油の美容効果はこちらに詳しく説明しています。↓
参考記事
▶ ひまし油を使った顔パックの方法5選!?保湿アンチエイジングに最高!
▶ ひまし油でつくるカソーダの実力!
【7】タンポポの茎ジュース
タンポポの茎に含まれる白い液体があります。これも、湿疹やいぼ、ほくろといった皮膚疾患に効果があります。数日間でスキンタッグを摂ることができます。
- タンポポの葉や花を取りさって、その茎の部分だけをギュッと搾ります
- 中から乳白色の液体が出てきます
- この乳白色の液体をスキンタッグに塗って乾かします
- これを一日に2、3回続けます
スキンタッグが数日で黒くなってきて、ボロッと取れるようになります。
【8】ニンニクペースト
ニンニクも皮膚における家庭薬の一つです。ニンニクも抗菌、防カビの特性をもっています。
- ニンニク片3、4個をすりつぶして、ペースト状にします
- それを毎晩のお休み前に、患部に塗ってから眠ります
- ひまし油の時と同じく、包帯をまく、またはずれないようにバンドエイドで固定。
- 翌朝、起きたらペーストをきれいに洗い流します
スキンタッグがとれるまで毎晩、それを繰り返します。
【9】バナナの皮
バナナの皮を細かくカットし、皮の白い内側の部分をスキンタッグに当てて、包帯を巻きます。毎晩、寝る時間にそれをつけてお休みしてください。
【10】タマネギジュース
玉ねぎ4分の1と小さじ1の塩を用意します。
- 玉ねぎをある程度、細かく刻み、塩を混ぜてそれを一晩寝かせます
- 朝の時点で、塩につけたタマネギからジュースが出ていているのがわかります
- そのまま夜まで漬けておいて、寝る前にそのジュースを湿らせたガーゼを、スキンタッグに貼り、包帯をまきます
- 翌朝起きたら午前中にきれいに洗い流します
- これを10〜12日間、繰り返します
【11】アロエベラ
アロエベラには、抗酸化特性、抗炎症性もあり、スキンタッグの治療にも効果が見込まれます。
- スキンタッグに、アロエベラのジェルを塗りこみます
- やさしく円を描くようにマッサージを行いながら、皮膚にすりこんでいきます
- 2週間ほど、毎日2、3回これを繰り返します
参考記事
▶ アロエベラの効能は?
【12】ココナッツオイル
ラウリン酸を含むココナッツオイルを肌にぬることで、皮膚の細菌をころす効果が期待できます。寝る前に、毎晩ココナッツオイルをスキンタッグに刷り込むと、数週間で小さくなります。
ココナッツオイルにもイボを消す効果が見込まれます。
気をつけたい!やってはいけないことや注意点
スキンタッグを決して無理やり切り取ったり、傷つけないことが大切です。傷をつけることで、皮膚が瘢痕(はんこん)化したり、感染症のリスクが増えてしまいます。皮膚の炎症も引き起こします。
また、ここで紹介した12個の方法を行っている時に、スキンタッグから出血したり腫れたりするようだと、ただちに使用を中止してください。
敏感肌の方は、ココナッツオイルやアロエベラのように、刺激性の少ない緩やかなやり方を試してください。また、目の近く、まぶたのような敏感な箇所も、この緩やかな方法がおススメです。
スキンタグは見た目が悪いだけで無害です。無理に除去してしまう必要はありません。ただし、外観で目に見えるような変化があったり痛みをともなったりいている場合には、皮膚科、お医者さんに必ず相談するようにしてください。
スキンタッグの治し方まとめ
スキンタッグに効果のある方法と使うオイルなどを紹介しましたが、意外にも身近な材料も多かったのではないでしょうか?とくにおススメの1~3選は世界的にも人気がある方法ですので、ぜひ参考にしてみてください。
最近は無理に高価な専用の薬をつかわなくても、ナチュラル成分をもった植物油や食品もいっぱい紹介されています。自然薬だと副作用も少ないのでまずは安心ですよね。
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(By ゼウス23世)