クローブでゴキブリが防げるって聞いたけど、どのくらい効くのかな。。
ペパーミントを始め多くのハーブ類には虫よけ効果もあるものが多くて、天然無害な虫除け薬として注目したいですよね。
クローブも同じく、今その虫よけ効果も大変注目されています。クローブを使った虫よけの方法とはどうするのでしょうか?詳しくご紹介していきます。
この記事の目次
クローブでゴキブリを寄せ付けない5つの方法
具体的なやり方を5通りご紹介します!
【1】ホールのクローブをそのまま入れておいておく
ホールのままのクローブを利用します。
そのクローブホールをよくゴキブリが出てくる場所に置いておくだけでOKです!
お皿などにホールのまま、盛ってもいいですね。
しかも、ティーバッグに入れたり、ポプラを入れるような可愛らしい袋に入れると、インテリアの邪魔にはなりません。
【2】オレンジポマンダーをつるす
オレンジポマンダーって何?って思うかもわかりませんが、オレンジポマンダーとは、もともとヨーロッパの文化で魔よけやお守りで作られていたものです。クリスマス時期によく作られます!
オレンジとクローブがとってもいい香りですし、その香りは何日も続くのだとか・・!
作り方は以下です!
<用意するもの>
- オレンジ 1つ
- ホールのクローブ 50g
- シナモンやカルダモンなどのスパイス粉(2種類以上がベスト)
- 飾り付け用のリボンやひもなど
- 適当な袋
<作り方>
- 竹串などでオレンジに穴を開ける(全体的でもいいし、模様のように開けてもよし)
- クローブを開けた穴の所に刺していきます(しっかり奥まで刺します!)
- スパイスの入れた袋にクローブを刺したオレンジを入れ、表面にスパイスの粉をまぶします。(強く振りすぎるとクローブが抜けるので注意です!)
- 取り出して1〜2ヶ月乾燥させます(湿気と直射日光は避け、風通しの良い場所で)
- 乾燥し終わったら、リボンなどを巻いて可愛く仕上げましょう
完成したものを、ゴキブリが出て欲しくない部屋に飾るだけでOKです!しかもお部屋全体がいい香りに包まれます♪
【3】アロマオイル(クローブ)を使用する
ホールクローブの代わりに、クローブオイルを使います。コットンなどにクローブのオイルを染み込ませたものを部屋に置いておきます。
これも袋などを使用して外観を損なわないように工夫しても良いですね。
【4】 アロマをたく
通常通り芳香器を使用し、クローブオイルをアロマとして焚く方法です。
これはクローブをアロマとして使用するもっともポピュラーなやり方ですが、ゴキブリにも効果があるのです。。
【5】スプレー水を作ってふりかけておく
水、エタノールにクローブオイルを数滴たらして作ったクローブオイルの希釈水をゴキブリの出る通り道などにスプレーしておきます!
即効性はあるのですが、持続性がわかりにくい部分がありますので、定期的にスプレーしておく必要がありそうです。
なぜゴキブリ対策にクローブが有効なのか?
アロマ、ハーブ系の ” 臭い ” がゴキブリを寄せ付けない効果があることは結果として知られています。
ただ、それがなぜなのか?の解明はまだ詳しくはされていないようです(海外を含めて調べてみましたが、比較実験のみでその要因までは触れていないものばかりです)
参考 http://www.ajol.info/index.php/ajb/article/viewFile/126740/116260
クローブを使ったゴキブリ予防については、海外でもよく知られています。よくある「ゴキブリ対策10選」などの対応のうちには、必ずペパーミントオイルと同じくクローブはよく登場してきます。
その他ゴキブリ予防に効果のあるスパイス/ハーブ
クローブの他にも以下のハーブや香辛料に同じくゴキブリを予防する効果があることが知られています。
- ミントやハッカ
- オレンジやレモンなどの柑橘類
- レモングラス
- クミン
- キャラウェイ
- ユーカリ
- セロリ
オレンジポマンダーを作る時のスパイスの粉として、またクローブに加えて部屋に置いておくものとして、追加するとより強力なゴキブリ予防が出来るかもわかりません!
クローブを使ったゴキブリ予防の注意点
(1)オイルは「天然由来100%」のクローブオイルを選びましょう!
100円くらいで売られているアロマオイルではなんの効果も期待できません。これらはオイルに香料で香りづけされただけのものも多いです。きちんとクローブのスパイス成分が入っている100%天然由来のオイルを選ぶようにしてください。
(2)幼児や妊婦の方は使用を避ける
小さいお子様・妊婦・アレルギーの方は、クローブの摂取は控えるようにした方が良さそうです。とくに、クローブの健康被害が具体的になっている訳ではありませんが、安全性もまだ正確に評価されていない状況では、避けておくにこしたことはありません。
(3)オイゲノールという成分
クローブには、「オイゲノール」という成分が含まれており、血液凝固を遅らせる可能性が高いことがわかっています。
出血性の病気をもっている患者さんには、クローブおよびクローブオイルの服用はNGですので、注意するようにしてください。
(4)アロマポットは安全なところで
火を使うアロマポットは、ペットなどから届かない場所でする必要があります。
ゴキブリを寄せ付けない清潔な環境を
クローブを使ったゴキブリ予防法を紹介していますが、そもそもゴキブリを寄せ付けやすい環境にならないように気をつけましょう。
具体的には
■ 台所まわりをキレイにしておくこと
■ ゴミ箱は定期的に空にする
■ パン粉などゴキブリの好物になるものを置いておかないこと
■ ゴキブリは水がないと生きることができません、シンクなど漏れやすい蛇口、細かい隙間などの修理を心がけましょう
クローブを使ったゴキブリ予防まとめ
毎年ゴキブリの出現をどう予防・駆除するか、悩んでる方も多いのではないでしょうか?
ゴキブリは薬剤ではなく自然のスパイスでも予防、退避することができます。
ぜひ、クローブを使ったゴキブリ予防、退避法、参考にしてみてください。
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(By ディオニソス)