痩せ体質へ!鍵を握る「脂肪燃焼ホルモン」代表8選とは!?
この記事の目次
ダイエット食事法が次から次へと出てきますね
ダイエットブームは今にはじまった訳ではなく、時代を問わず女性にとっては常に注目のまと。あなたも一度や二度はそんなブームに乗ったダイエット法を試してみた経験くらいはあるのではないでしょうか?
しかし次から次へと、言葉たくみに新たなダイエット法が出てくるものですよね(笑)
本屋やネットでざっと見るだけども
- 炭水化物抜きダイエット
- 断食ファスティングダイエット
- 朝バナナダイエット
- ケトン体ダイエット
- シリコンバレー式ダイエット(完全無欠の食事)
などなど・・
ホントどれを選んでよいのかわからないくらい(笑)
運動も辛い!一次的な食事制限も続かない!
そう、これを食べられば簡単に痩せられる!っなんて、体質改善、ダイエットがそんなに甘くないことは、あなたももう経験済みだと思います。かと言って、運動を常に習慣づけられるような時間の余裕もないし・・。無理な食事制限をしてカラダのバランスを壊したり、病気になってしまったりというのも元も子もありません。そもそも無理な制限ってやっぱり続けられないですしね。
目指すは長期的な体質改善!やせ体質!
あのTVCMで強烈なインパクトだった「ライザップ」さんでさえも、その8割は食事バランスの改善だと言うのですから、毎日の食事の見直しはとても大切です。
しかも、短期的にやせるような食事変更ではなく、長期的な体質改善、やせ体質を目指した毎日の食事改善の積上げが必要です。
あなたも痩せ体質へのカラダの改善が本当のゴールではないでしょうか?
運動も大切だけど
体質改善へは、筋肉をそこそこつけて、脂肪に対するカラダの燃焼効率をあげることはとても大切です。しかし、そこに食事による体質改善が加われば、さらに強力です。
そこで、今回はあなたのやせ体質づくりに大切な、”知っておきたいホルモンとその働き”を紹介します。
血糖レベルをコントロールする有名なあの「インスリン」をはじめ、あまり聞き慣れないホルモンまで代表的な8選をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
あなたの「痩せ体質」をささえる代表ホルモン8選とは?
【1】グレリン
「グレリン」は、あなたの空腹感を引き起こす小悪魔的な存在です。グレリンはあなたの胃の中で生産されていて、あなたの脳と連携して、空腹信号を脳に伝えます。ダイエットのためにカロリー制限をした食事を摂ったりすると、グレリンが逆に増加されて、より強く空腹感を感じるようになっています。
しかしながら、多くの研究では、低カロリーの食事を数カ月続けた後では、グレリンレベルの上昇値がある段階で留まることが明からになっています。
結論を言えば、ダイエットを開始した当初は「グレリン」が脳へさかんに空腹感を伝えようと働くのですが、ある段階でその活動も収まりますので、その地点までは食事習慣の変化に耐える必要があります。
実は運動をすることはグレリンの生成レベルを下げることに繋がることもわかっています。運動はあなたの脂肪燃焼と体重維持のためには必要なベースとなります。
【2】インスリン
「インスリン」は、あなたの体に非常に重要な役割を果たしています。血糖値のコントロールは有名な役割なのですが、インスリンはまた、あなたのカラダの疲れの回復や筋肉量の増加にも深く関係しています。
炭水化物の摂取量が多くて、「インスリン」が常にカラダの中で活動し続けなければならない状況では、「インスリン」は血中の脂肪分をせっせと貯め込むよう働いて、更に脂肪の分解および燃焼には歯止めを掛けてしまいます。
炭水化物とインスリンは密接な連動性があります。炭水化物を多く摂れば、インスリンも多く放出されるようなメカニズムになっています。
脂肪を貯め過ぎず、効率的に燃焼させていくにはインスリン放出を最適化する必要があります。そのためには炭水化物のほとんどを穀物やでんぷん質からではなく、野菜や果物から摂ることを目指していきましょう!
【3】レプチン
「レプチン」は、脂肪細胞からのみ放出される「アディポ(サイト)カイン」と呼ばれるホルモンの一種です。レプチンはあなたの脳に刺激を送り、食べる量を減らして、より脂肪燃焼、カロリー消費を促してくれます。あなたが脂肪を貯めるほどに、レプチンの放出量が多くなります。しかし、あまりにも多くの体脂肪を貯め続けた場合には、レプチンの放出感度が鈍くなる、いわゆる「レプチン抵抗性」と呼ばれる状態をつくってしまいます。
レプチン感度を常に働かせておくためにも、十分な睡眠を取得し、抗酸化物質が豊富なフルーツや、緑と赤の野菜類などをたっぷりと摂るようにしていきましょう!
【4】アディポネクチン
「アディポネクチン」は、レプチンと同じく「アディポ(サイト)カイン」の仲間です。しかし、レプチンとは違って、あなたのカラダはより脂肪燃焼の効果を「アディポネクチン」に頼っていると言えます。
アディポネクチンは、筋肉が炭水化物を使用してエネルギー変換できるように代謝を高めてくれています。アディポネクチンによりあなたのカラダを脂肪を分解し、食欲にブレーキをかけてくれます。
アディポネクチンレベルを最大化するために、毎日の食事において炭水化物の摂取を減らして、アボガドとオリーブオイルなど(一価不飽和脂肪)系の食事を増やしましょう!
【5】CCK
CCKとは「コレシストキニン」の略になります。このホルモンはあなたがたんぱく質や脂肪を食べるたびに、腸内の細胞から放出されます。しかも、腸内に滞在するのではなく、胃にも影響を与えてくれます。
消化系の各管とも連絡をとり、脳に満腹スイッチを入れてくれます。それにより胃の消化スピードを遅らせることができます。また、コレシストキニンのお陰でしばらく空腹を感じず、満腹感を得ることができます。
質の良いタンパク質と脂肪を毎日の食事から摂ることによって、CCKの活動を高めることができます。
【6】グルカゴン
「グルカゴン」はインスリンに対し、直接反対の作用をもたらすホルモンになります。インスリンが炭水化物をせっせと脂肪として貯め込むのに対して、「グルカゴン」は貯め込まれた炭水化物や脂肪分をエネルギー消費のために使用しやすいように、脂肪を分解して使いやすくしてくれます。
低炭水化物で、かつ質の良いたんぱく質を積極的に摂ることによって、カラダの「グルカゴン」機能を最高レベルまで引き上げることができます。
【7】 エピネフリン
「エピネフリン」は、脂肪の燃焼、体内のエネルギー放出のために働いてくれます。エピネフリンはまた、食欲のコントロールをも支えてくれます。
エピネフリンの放出にスイッチを入れる大きなきっかけは実は運動です。特に時間感覚をあけた反復トレーニングは、エピネフリン放出を加速してくれます。
【8】成長ホルモン
思春期の象徴「成長ホルモン」は、若さの源と考えられています。脂肪の燃焼、消化に大きく役立ちます。成長ホルモンは脂肪細胞と相互に作用して、脂肪を分解、エネルギーのため貯蔵している脂肪分を燃やしてくれます。
成長ホルモンは、その脂肪燃焼パワーを最大化するために、激しい運動や、時間間隔をあけた反復運動、そして質の良い睡眠によって加速されます。
積極的にカラダをよく動かし、より質のよい睡眠をとるようにしましょう!
ゼウス23世のまとめ
あらためてホルモン物質の一つ一つが複雑に機能して私たちのカラダをサポートしてくれているのがわかります。そしてその働きを支えるのも、食事!ですね。
やっぱり、質の良い食材をバランスよく食べるのが大切だなあと改めて気づかされるのです!
(By ゼウス23世)