植物プロテインと動物性のプロテイン、プロテインには特徴の違う2種類のものがあります。ダイエットや美容目的ならば植物プロテイン、筋肉増強目的ならば動物性のプロテインがおすすめと言われていますが・・
- プロテインの摂取の仕方
- 効果的な摂りかたはあるのでしょうか?
さらに
- 数あるプロテイン商品はどのように選べばよいのでしょうか?
今回は、そんな疑問にお応えすべく、特に植物プロテインに注目し、おすすめの商品や、効果的な摂取方法などご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
植物プロテインとは?
植物プロテインとは、植物から採れるプロテインを指します。主にソイ(大豆)、小麦、米、豆類、ヘンプ(麻の実)、野菜、果物といった植物プロテインの数々があります。
植物プロテインは、胃腸にやさしく食物繊維が豊富に含まれているため、腹持ちが良く便秘解消にも効果的です。そのため、女性のダイエットで体を引き締めたい、美容効果も期待したいという貴女には植物性プロテインがおすすめと言われています。
中でも、ソイプロテインには大豆たんぱくの効果で中性脂肪を下げる働きもあり、体重を増やさず必要な筋肉だけをつけ、身体を引き締めたい人にも向いています。
植物プロテインは、動物系のプロテインと違って大量に摂取しても、ガンの発生や進行の原因にならず、安全なタンパク質としても注目が集まっています。
勝手に厳選!おすすめの植物プロテイン6選!
(1)生オーガニックプロテイン|Garden of Life (568g/3,781円)
”エンドウ豆”や”発芽玄米”のプロテインに、”アマランサス”や”ソバ”、”キヌア”、”チアシード”など、スーパーフードのスプラウトを配合しています。人工甘味料や保存料は不使用。
この商品のようにノンフレイバーのもの以外にも、バニラやバニラチャイ、チョコレートカカオなどのフレイバー付きの商品も在ります。
Garden of Life社は、オーガニックサプリメントを取り扱うアメリカのオーガニックフード企業です。USDAオーガニック認証、非GMO(遺伝子組換)プロジェクト認証、NSFグルテンフリー認証、ビーガン認証などを取得した製品が多く出そろう、非常に優秀なブランドです。植物プロテインの購入に悩んだら、まずこちらの商品を試してみてはいかがでしょうか?
販売サイト:iHerb
(2)オーガニックプロテイン&グリーンズ緑黄色野菜&プロバイオティクス|Vega(バニラ味1000g/7,242円)
ビーガン、プロのトライアスロン選手、植物ベースの栄養学に関するベストセラー著者でもあるVega社の創業者が、1杯21gの高吸収プロテインと緑黄色野菜の栄養バランスが取れるプロテインを開発しました。
白砂糖不使用ですので、味はどうなの?と思われますが、濃縮ステビア配合のためしっかりと甘みを感じ使用しやすく開発されています。また、グルテンフリーですので、アレルギーを気にされている方にもおすすめです。緑黄色野菜は、有機栽培され非遺伝子組み換えの安心な素材を100%使用し、人工香料や人工着色料などを一切使用しない、非常に信頼できる製品です。
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販売サイト:楽天市場
(3)オーガニックスーパーグリーンズ&プロテイン|Sunfood(227g/4,860円)
オーガニック スーパーグリーンズ&プロテインは、USDAオーガニック認証を取得しているプロテインで、オーガニック発芽玄米のプロテインとオーガニック素材(スピルリナ、クロレラ、小麦葉、イラクサ、ごぼう、アルファルファなど全22種類)に乳酸菌や酵素をプラスしたスーパーフードを配合したプロテインで、プロテインの効果のにではなくスーパーフードの効果も期待できます。増粘剤や増量剤、安定剤など人工的に加工・抽出された栄養素など、身体に不自然なものはf加えられていませんので、安心して使用できます。
Sunfoodは、スーパーフードを世界的に広めたパイオニア的なブランドです。高品質な栄養豊富な食品を250種類以上扱い、世界へと販売しており、とても信頼のおける商品と言っていいと思います。
販売サイト:amazon
(4)オーガニックプロテイン クリーミーチョコレートファッジ|ORGAIN(920g/4,016円)
エンドウ豆や玄米プロテインの中に、チアシードやヘンププロテインなどのスーパーフードが含まれます。チョコレートフレイバーの他にもバニラ、クッキー&クリーム、チョコレートピーナッツバターなどユニークなフレイバーがあります。いろいろな材料で割って楽しむといいですね。
材料はオーガニック材料を使用した安全安心素材です。人工香料や保存料は使用していません。
販売サイト:iHerb
(5)オーガニックヘンププロテイン|Henp foods JAPAN(500g/4,000円)
ヘンプとは、麻のことで、ヘンププロテインは、麻の実を原料として作られるプロテインです。ヘンププロテインは、10種類の主要なアミノ酸を含み、ヘンプペプチドの働きによって消化もスムーズに進みます。他にも亜鉛や葉酸、鉄分、マグネシウムなどのミネラルやビタミンB群などのビタミン、食物繊維も豊富に含まれているスーパーフードです。ヘンププロテインは、腸内美化やデトックス、美容効果、ダイエット効果など様々な効果があり、今とても注目されているプロテインの1つです。
麻は、もともと非常に強い植物のため、農薬などの手を借りなくても丈夫に育ちます。そのため、ヘンプシードプロテインは、身体に害のある成分が含まれず、安心して摂取できるプロテインです。
販売サイト:Amazon
(6)ミキプロティーン95スプリーム|ミキプルーン(425g/3,380円)
プルーンエキスで有名なミキプルーンも、プロテイン商品を開発しています。原材料は、非遺伝子組み換えの分離大豆たんぱく、大豆食物繊維、酵母エキス、レシチン(大豆由来)で、良質な大豆からタンパク質を取り出しパウダー状にした商品です。純粋にソイプロテインが飲みたいという方におすすめの商品です。大豆は、アミノ酸スコアが100と、非常にバランス良くアミノ酸が含まれており、イソフラボンをたくさん含有するため、女性にもおすすめのプロテインです。
販売サイト:amazon
植物プロテインの効果的な摂取方法&あれこれ
【1】植物プロテインを効果的に摂取するためのタイミング
①.起床時
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、タンパク質を利用して身体の修復や疲労回復を行っています。そのため、朝起きて一番は、身体の中の水分やタンパク質を始めとした栄養が不足している状態です。この状態の時に、プロテインを摂取すると効率的に身体に吸収することができます。
植物性のプロテインは、ゆっくりと分解し、身体へ吸収されます。また、食物繊維も豊富なため、朝食の代わりに摂取することで、お昼ご飯まで腹持ちが良くなります。
②.就寝前
プロテインを就寝前に飲むことで、成長ホルモンの分泌を助けて、疲労回復や脂肪燃焼、寝ている間に美肌へと導いたりすると言われています。最近では、“身長を伸ばすこと”や“体力増進”のために、子どもにプロテインを与える親も増えているようです。
摂取時間のタイミングですが、就寝する30分~1時間を目安にするといいです。成長ホルモンが分泌されるのは就寝後30分~3時間がピークと言われており、プロテインが身体に吸収される時間を考慮すると、就寝前30分~1時間前に摂取することがベストです。また、就寝直前の摂取は成長ホルモンのピークと重なりますが、胃に負担をかけてしまうため、おすすめできません。
③.食事の前
ダイエットのために植物プロテインは非常に有効です。ダイエット中は、脂質は控えたいですが、タンパク質を上手く取り入れないと美しくダイエットができません。しかし、良質なタンパク源の肉類や魚類はたくさんの脂質を含んでいます。そこで、タンパク質を上手く取り入れながらカロリーオーバーを防ぐために植物プロテインを使用します。まず、食事量を減らすために、プロテインを飲んで空腹を満たしてから食事を減らします。この時、プロテインを飲んで、更にいつもと同量の食事をしてしまうともちろんカロリーオーバーになりますので注意してください。
④.レーニングの前
植物プロテインをトレーニング開始の2時間以上前に摂取すると、基礎代謝や脂肪燃焼の効果が上がると言われています。
⑤.トレーニングの後
筋肉量や筋力をアップさせたい、体を作りたい場合は、身体への栄養吸収率が高まるトレーニング後30分以内のプロテイン摂取が適しています。運動やトレーニングをすることで、筋繊維は傷つき補修しなければ、筋肉が落ちてしまいます。しかし、タンパク質が不足した状態では、徐々に筋肉がエネルギーへと変換されてしまい減ってしまいます。運動後の30分は、回復のゴールデンタイムとも言われる時間帯で、傷ついた筋繊維を修復する栄養素(プロテイン)を摂取するベストタイミングといえます。このように、運動後にしっかりとタンパク質を補給することで、けがを防止したり、トレーニングの基礎力をさらに高めることができます。
【2】植物プロテインの使い方
(1)飲み物と混ぜて
製品によって、味が違うため、色々な飲み物と相性を確かめてみるといいと思います。水、牛乳、豆乳、ジュース、野菜ジュース、コーヒー、コーヒー牛乳、飲むヨーグルト、スポーツドリンクなどたくさんあります。また、プロテインを溶かすものによって、プロテインの中のタンパク質が身体に吸収されるまでの速度が変化します。身体に浸透されやすい水やスポーツドリンクと、牛乳や豆乳を比較すると、水やスポーツドリンクの方が、身体に吸収されやすくなります。
(2)スムージーに混ぜて
植物プロテインは、原材料によりますが、液体に溶けにくいというデメリットがあり、飲むと粉っぽさが残ってしまうようです。粉っぽさが苦手で飲みにくい方は、水や牛乳、ジュースなどのサラサラした飲み物よりもスムージーなどに混ぜて飲むと飲みやすくなります。
(3)お料理にも
粉末状になったプロテインは、水分に溶かして飲むものというイメージが強いですが、料理にも応用ができるのをご存知でしょうか?小麦粉などの粉ものの代わりに使うことができるため、料理をする方には、こちらの方法でも試していただけます。飲み物に混ぜたりスムージーにしても苦手意識のある方や、毎日の摂取に飽きてしまった方におすすめの摂取方法です。
(4)デザート(ゼリーやプリン)にして
飲み物に混ぜるのが苦手な方に、もう一つおすすめの摂取方法です。プロテインをお好きな飲み物に溶かし、寒天やゼラチンなどで固めてゼリーやプリンにして食べる方法です。カロリーのことを考えながら、甘味を足してもいいかもしれません。食感に変化があり、食べやすいと感じると思います。
植物プロテインのまとめ
筋肉や内臓、血液、髪や爪、ホルモンや脳内物質など、そのすべてはタンパク質で構成されています。この大切なタンパク源は、より良質なものを、またいくつの種類もを、バランスよく摂取していきたいものですよね。
海外からも良質な植物プロテイン製品が出回っています。ですが、まだその植物種の数などは外国で売っているものに比べ圧倒的に少ない感じがしています。
植物プロテインを選ぶときには「なるべく身体に負担にならない植物素材」でできたものから試すようにしてみてください。USDAオーガニック認証を取得している植物プロテイン製品などは、中でも安心して摂取することができるようにも思います。
プロテインは摂取タイミングをよく考慮すると、目的に合った効果が出やすくなると言われています。
ぜひ、植物プロテインを上手に、そして効果的に取り入れて、美容と健康に役立ててほしいと思います。
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(By ゼウス23世)