氷こんにゃくの作り方|人気のダイエットレシピ6選!こんな効果も!
「氷こんにゃく」を使用したことがありますか?
今、氷こんにゃくは、カロリーを大幅にカットできる食材として、注目を集めていますね。数年前にテレビ番組で紹介されて以来、個性的なレシピも続々と登場してきました。
氷こんにゃくは、何を隠そう「肉の食感(牛スジに一番近いかも?)」にそっくりで、もともとのこんにゃくの感覚が全く感じないのが最大の特徴です。
通常料理で使用する、お肉やお魚、イカやタコなどを氷こんにゃくに置き換え、その食感を活かすことで、カロリーオフの新感覚料理が楽しめます!
今回は、氷こんにゃくの作り方と使い方、ダイエット効果やレシピをご紹介したいと思います。
この記事の目次
氷こんにゃくって何??
こんにゃくをただ冷凍庫で凍らせるだけで出来上がるのが「氷こんにゃく」です。
一度凍らせることで、水分が抜けて、独特の臭みが軽減されます。
普通のこんにゃくだと、水分が少し気になって難しかった“揚げ物”や“炒め物”など、様々な料理へも気軽に使用できる食材へと変化したものが“氷こんにゃく”なのです。
氷こんにゃく作り方
簡単に作ることのできる氷こんにゃくですが、まずは基本となる作り方をご紹介します。
氷こんにゃくの作り方(基本編)
【1】まずは、作る日の前日までに下ごしらえをしておきましょう!
- 作りたい料理を決めてから、その料理に合う大きさに氷こんにゃくをカットしておきます
- 冷凍・解凍の工程で水分が抜けるため、出来上がりが若干小さめになります。それを考えてここでは少し大きめにカットしておくと良いですね
- あく抜きが必要なこんにゃくの場合は、熱湯で茹でてあく抜きをしてから、冷まします
【2】よく水分を拭き取ってから、冷凍します
- タッパーやジップロックなどに入れていきますが、こんにゃく同士がくっ付かないようにします
- 間にクッキングシートやラップなどを挟むとくっつかないので、解凍するときに、とても楽にできます
- 凍らせる時間は、24時間以上を目安にします。
【3】解凍します!
- 解凍方法は、常温で解凍したり、流水やお湯を使って解凍したり、電子レンジの解凍モードを使うこともできます
- 解凍したら一度ギュッと水分を絞って、さらにキッチンペーパーなどで水分を拭き取ります
- これで完成です!
氷こんにゃくのダイエット法、健康効果とは?
◆ 氷こんにゃくダイエットの方法とは?
3食のうちの1食を氷こんにゃくメニューに切り替えます!
1日に食べる量は、冷凍する前の状態で50~100g程度になります。肉や魚、麺類などと置き換えて、氷こんにゃくを使うようにします。
◆ 氷こんにゃくにダイエット効果が期待できる理由
- 低カロリーで腹持ちが良い
元々こんにゃくのカロリーは、100gあたり7kcal(生芋の場合。こんにゃく粉の場合は5kcal)という低カロリーな食品です。さらに、そんな低カロリーこんにゃくを「氷こんにゃく」に変身させることで、噛みごたえが増し、少ない分量でも満足感を得ることができます。
- さらに、食べ過ぎの防止にもつながります。
肉や魚などを氷こんにゃくに置き換えるだけで、カロリー大幅カット!食べすぎ防止、腹持ちもよいという、正にダイエットに最適な食品ということになります。
女性の間で、注目度が上がっているのもうなずけますネ。
◆ 便秘改善と美肌効果もあります
こんにゃくに含まれる食物繊維の量は、100gあたり3.0g(生芋の場合。こんにゃく粉の場合は2.2g)になります。
こんにゃくには「グルコマンナン」という不溶性の食物繊維が含まれていて、水分を吸収すると膨らむという性質があります。 これが腸の中で作用するので、便が柔らかくなり便通をスムーズにしてくれます。
便秘が改善されるようになると、肌にも嬉しい効果があるのは女性ならよく知っていることですよね。 腸がキレイになれば、代謝の効率もアップし、肌や他器官にとって必要な栄養素が吸収されやすくなります。肌のターンオーバーが活発になり、栄養素も行きわたって、美肌へと働きかけてくれます。
◆ 病気リスクの軽減にもつながります
食物繊維が不足すると、大腸への負担が大きくなります。大腸がんなど重大な病気の可能性にもつながります。
ダイエットに一生懸命取り組むと、過度な食事制限から、食物繊維をはじめとした栄養素が極端に不足しがちになります。
しかし、氷こんにゃくダイエットなら、むしろ食物繊維を上手に摂取しながらのダイエット法になるため、食物繊維不足による大腸がんなど病気リスクが軽減できるダイエット法とも言えるのです。
◆ 従来のこんにゃくダイエットとの違いとは?
氷こんにゃくにすれば、こんにゃくの臭みが軽減できます。こんにゃくが苦手だった方もこれならOK。しかも、普通のこんにゃくと比べ水分が少なく、味もしみ込みやすくなるので、料理の幅が広がります。普通のこんにゃくダイエットに比べても、その分、ダイエットが優しく続けやすいというメリットがあるのです。
◆ 氷こんにゃくを食べ過ぎたらどうなるの?
健康にも美容にもとっても良い効果を産む「氷こんにゃく」ですが、食べ過ぎると下痢を起こしてしまう可能性が高くなります。1日の最適な摂取量は、およそ4~5 gとされています。
氷こんにゃくを使ったダイエットレシピ6選
【1】ダイエット*氷こんにゃくの青椒肉絲
氷こんにゃくダイエットの手始めには、特におすすめのレシピです。
見た目は、本当にお肉そのものですよね! これが、こんにゃくだというからビックリです。
オイスターソースも入った、濃厚な甘辛タレが味の決め手で、ご飯もたくさんすすみそうです。丼にしても美味しいですよ。
参考レシピ → クックパッド
【2】カロリー計算あり◎氷こんにゃくチップス天
カリッとした氷こんにゃくが癖になりそう♪ お酒のおつまみにも最適ですね。
スライスした氷こんにゃくに、天ぷら粉・マヨネーズ・水・ダシダを混ぜてオーブンでカリッとするまで焼きあげます。
こんにゃくを薄―くスライスするのが、カリッと仕上げる秘訣ですが、冷凍前のこんにゃくだと、これが意外と難しい!
冷凍こんにゃくを半解凍した状態なら、薄くスライスが簡単です!
参考レシピ → クックパッド
【3】節約♪ヘルシー♪氷こんにゃくのから揚げ
食物繊維もたっぷり摂れる氷こんにゃくですが、経済面でも助かる節約食材なんです。
こちらのレシピは、1個当たり約7円でできちゃう唐揚げ!(注;材料のこんにゃくの価格で変動します。)
調味料の漬け込み時間は、およそ半日から一晩くらいで。長いほど味がこんにゃくにしみ込んで美味しいです。こちらも、お酒のおつまみにもぴったりですね。
参考レシピ → クックパッド
【4】凍りしらたきでスープ@酸辣湯麺(風)
こんにゃくは板だけではありません!しらたきや糸こんにゃくだって、冷凍すれば立派な“氷こんにゃく”として使用ができます。
このレシピは氷しらたきで作った、酸辣湯麺♪ どんな食感なのかとても気になる一品です。
ダイエットに酸辣湯面なんて♪ 誰が思いついたのでしょう(笑)
他にも、スパゲティーや焼きそばなど麺料理にも代用が可能です。麺類がやめられないあなたに、カロリーも糖質も、ともにオフできる麺レシピです!
参考レシピ → クックパッド
【5】ダイエット!氷こんにゃく入りハンバーグ
こちらも、しらたきを氷こんにゃくにして作るお料理ですが、さらに、氷こんにゃくをみじん切りにして肉のミンチに混ぜ込んで使います。
お肉300gに対して、氷こんにゃくを200g弱程度使用しているのに、違和感なし!普通のハンバーグの味と変わらないから超満足かも。
普段と変わらない嬉しさに加えて、食物繊維もプラス!まだにコスト面、健康面でも嬉しいこんにゃく入りハンバーグですね。
参考レシピ → クックパッド
【6】氷こんにゃくでダイエット!キーマカレー
さらにもう一品、氷こんにゃくのみじん切りを使用した人気レシピです。
氷こんにゃくの食感を最大限に生かせる「ドライカレー」。お肉の5倍量にも上る氷こんにゃくを使用していますが、こんにゃくの臭みがないから不思議。お肉や玉葱、人参などお野菜の旨みをたっぷり吸い込んだ氷こんにゃくで、とても美味しくいたけます。
野菜や食物繊維も摂れるので、野菜や食物繊維の不足が気になる方には、是非とも試していただきたいひと品です。
参考レシピ → クックパッド
氷こんにゃくの作り方、効果、人気レシピまとめ
安価で手に入りやすい「こんにゃく」食材を、ただ冷凍庫で凍らせるだけで出来る「氷こんにゃく」。
臭みも食感も大変身し、調理方法も広がります。さらに調理も扱いやすいとあって、まさにいう事なし。人気の秘密も納得ですよね。
こんにゃくの栄養はそのままで、さらに満足感もあがるので、ダイエットにはこの上ない食材ということがよくわかりました。
夏が間近に迫っている季節。ダイエットしたいあなたは、経済面にも優しい氷こんにゃくで華麗にくダイエットしてみてくださいね~♪
関連記事
▶ 冷や汁の人気レシピ!定番宮崎、埼玉、仙台、山形など計13選!
▶ おからクッキー人気レシピ7選!市販商品、通販サイトのおすすめ商品は?
(By ディオニソス)