下半身の冷え原因!現代女性を襲う避けたい8つのこととは?
冷え性に悩む女性がほんとに増えています。
とくに下半身は夏の間もなかなか改善できなかったりしますよね!慢性的に体が冷えてしまっていると、さまざまな病気を引き起こしてしまいます。
まずは私たち現代女性に遅いかかる冷えを産む原因をしって、改善に役立てていきましょう!
この記事の目次
下半身の冷えを産む原因とは
下半身や末端の冷え体質を改善していくために、やはり日ごろの食事が大切な要素であることは間違いないのですが、他にも生活習慣からくる問題も非常に多いものです。まずは私たちのカラダの冷えを産む大きな原因を紹介していきます!
◆原因1「運動不足」
人間の筋肉は、実は70%が腰から下の部分に集中しています。そのため下肢を動かすと筋肉の収縮と弛緩が十分に行われ、ポンプの要領で血液の流れが良くなります。その結果全身の血の流れが改善されると、カラダ全体の代謝が促進されてカラダの熱が上がります。ですから運動することは冷えを改善するためにとても大切!現代人はとても運動不足です。移動手段も車、仕事も座り仕事、っていうことで筋肉も使われなくなっています。その結果、冷え性体質になってしまうのです。
◆原因2「エアコン」
エアコンは体の内側も外側も冷やしてしまいます。現代では、電車やバス、会社やお店の中までしっかりと空調管理がされています。
もともと本能的に夏は暑さをしのぐため、人間のカラダは基礎代謝が低下し、熱を産みにくくなっています。昔はそこへ水菓子、冷や麦、生野菜など、体を冷やす食べ物をとってカラダを冷やしていたのですが、現代ではさらにエアコンというものが加わります。そのため必要以上に私たちの体を冷やしてしまっていることになるのです。この影響で、低体温になり1年中冷えの症状が現れるようになります。
◆原因3「ストレスからの血行不良」
人間はストレスを受けると緊張ホルモンであるアドレナリンやノルアドレナリンを分泌します。これらは血管を収縮させる作用があるので血行が悪くなり、結果、体温低下や冷え性を引き起こしてしまいます。
また、ストレスから自律神経のバランスが乱れることもあります。このせいでカラダの体温調節がうまくいかなくなり、カラダの冷えを起こしてしまうという側面もあります。
◆原因4「入浴」
忙しい現代人は、毎日の入浴を「シャワーだけ」で済ませがちです。ですがこれも実は冷え性を引き起こすひとつの原因なのです。とくにシャワーだけだと下半身が温まりにくいのが問題です。夏の間でも一緒です。
シャワーではなく湯船にきちんと浸かる入浴法であれば、内蔵の働き、新陳代謝を促進することができるので体熱が上昇します。また発汗や排尿も促してくれるので体内の余分な水分を排泄することができ、冷えにくい体を作ることができます。
◆原因5「食べ過ぎ」
食事をすると、摂取した食べ物を消化するために胃腸の働きが活発になります。その際、胃腸の壁に多量の血液が配給されるので、そのほかの部位に血液が供給されづらくなってしまいます。特に格筋、脳、心臓といった筋肉は産熱量が多いのですが、ここに血液が少なくなると当然体熱が下がります。心臓から遠い、末端や下半身などはとくに体熱が下がりやすいのです。
必要以上に食べて、胃腸に負担をかけすぎないようにすることがたいせつです。
◆原因6「体を冷やす食べ物をとっている」
今スーパーに行くと、季節を問わずいろいろな食材が手軽に手に入ります。ですが食材にはもともと、暑い地域や暑い季節に採れるものは体の熱を取り、寒い地域や寒い季節に採れるものはからだを温めるという効能をもっていました。ですからこの効能に注目して食材を選ぶようにすれば、食事で体を温められるようになるのです。下記のようなものは体を冷やすので、冷え性に悩んでいる方は特にその摂取量に注意してみては如何でしょうか?
要注意!<体を冷やす食材>
・水分の多いもの …水、お酢、酒、珈琲、ジュースなど
・温かい地域でとれるもの …バナナ、パイナップル、みかん、レモンなど
・白いもの …白砂糖、化学調味料など
・やわらかいもの …パン、バター、マヨネーズなど
・生野菜
◆原因7「水分のとり過ぎ」
東洋医学の考えに「水毒」というものがあります。これは、水分を過剰に摂取するとカラダが冷えてしまうという考えです。
水分はカラダにとってなくてはならないものだから適切量は必ず摂る必要があります。しかし、余分な水分が尿や汗できちんと排泄されずにカラダに溜まったままになると、かえって冷え性を産む原因になってしまいます。
冷たい飲み物は特にカラダを冷やしてしまうので、水分を取る際は温かい飲み物で体内の水の巡りを良くするように心がけましょう。
◆原因8「薬の飲みすぎ」
鎮痛剤、解熱剤などはもちろんですが、化学薬品はカラダを冷やす作用があります。薬の副作用で蕁麻疹(じんましん)や湿疹、嘔吐などが起こることがありますが、これは薬で冷えたカラダが余分な水分を排泄し、体を温めようとすることにより起こる反応です。
薬を常用していると、冷えが慢性化してしまうので余計に重症化することも考えられます。よほどの場合でない限り、薬に頼らず自分自身の力で体の不調を克服する事も大切です。
冷え性がなかなか改善できないと・・
私たちのカラダは体温が1度下がるだけで、免疫力が30%以上も低下すると言われています。そして、現代人の多くが低体温の傾向にあります。体温が35度前後に下がると、ガンなりやすいとも言われています。50年前の日本人の平均体温は36.9度もあったそうです。それに比べてあなたはどうですか?
下半身冷え性を産む原因まとめ
カラダの体質は簡単に改善されるものではないかもわかりません。8つの原因をよく見てみると、現代の便利な世の中になっておかげで、人間の本来もっている治癒力、環境対応能力が発揮できなくなっている要因も多く考えられそうです。
またストレスなどは仕事をされているあなたにとっては、完全にのがれるのも難しいもの。
一方、運動や入浴の方法、食べ物、水分など、気をつければ可能なものもありましたよね!今回ご紹介したものは下半身の冷えだけにとどまらず、カラダのさまざまな冷えの問題に通じるところがあります。
少しづつでも良いのでこれらの意識をもって、少しからでもあなたの体質改善をスタートさせましょう!
(by ゼウス23世)