あずき茶は本当に効果がない?副作用の危険性と正しい飲み方
この記事の目次
はじめに
あずき茶は近年人気が上昇している飲み物です。
健康や美容に良いと言われていますが、本当に効果があるのでしょうか?
あずき自体の歴史は古く、縄文時代から栽培されていました。
その時代からあずきを煎じて煮出し、生薬として重宝されてきました。
今回はそんなあずき茶の効果効能・副作用・作り方を詳しく紹介いたします。
あずき茶の効果は本当にない?期待できる健康効果とは
まずはあずき茶の健康効果を成分ごとに見ていきましょう。
ポリフェノール
抗酸化作用が高く、生活習慣病の予防や血糖値の上昇を抑制してくれます。
細胞の酸化を防ぎシワやシミなどの老化防止に役立ちます。
肝臓に蓄積される脂肪の酸化を抑制し、肝機能を正常に保ちます。
サポニン
中性脂肪の蓄積を抑え肥満予防に役立ちます。
強い抗酸化作用があり、老化防止に効果があります。
毛細血管の血流を良くし、冷え性の改善や血栓予防に役立ちます。
ビタミンB群
ビタミンB1は糖質のエネルギー代謝をサポートし疲労回復に効果があります。
ビタミンB2は脂質のエネルギー代謝をサポートし細胞の再生に欠かせません。
よって肌トラブルや口内炎の予防にも役立ちます。
ビタミンB6はタンパク質・アミノ酸の代謝をサポートし、筋力アップに重要な役割をはたします。
ミネラル
カリウムは体内の余分なナトリウムの排出を促したり、高血圧予防に効果があります。
鉄と銅は共に貧血予防に効果があり、鉄不足になると疲労感の原因にもなります。
カルシウムは骨の形成にとても重要です。
このようにあずき茶にはたくさんの効能があることが分かりました。
継続的に摂取するとより効果的です。
あずき茶の副作用とは?注意すべきリスクを徹底解説
次に飲む時の注意点や副作用について見ていきましょう。
カリウムの過剰摂取
腎臓に疾患がある方やカリウム制限が必要な方は注意が必要です。
過剰にカリウムを摂取すると心臓や腎臓に負担をかける可能性があります。
タンニンの過剰摂取
空腹時に飲むと胃を刺激するので注意が必要です。
また鉄の吸収を阻害する作用があるので貧血がある方は過剰摂取に注意しましょう。
脱水症状
利尿作用があるので飲み過ぎると脱水症状を引き起こす可能性があります。
副作用を避けるために|あずき茶を正しく飲む方法
あずき茶は手作りも可能なので、作り方をご紹介いたします。
<材料>
あずき・・・100g
お水・・・・1〜1.5リットル
<手順>
- あずきをボウルで水洗いし、ザルにあげて水をきります。
- キッチンペーパーで水気を取り除き、フライパンや鍋で弱めの中火で10分ほど炒めます。香ばしい香りがしてあずきがうっすら黒くなります。
- 炒ったあずきにお水を加え沸騰後、弱火にして約30分ほど煮出します。
- 煮出した後はザルであずきと煮汁に分けて完成です。
冷蔵庫で2〜3日保存可能です。
飲むタイミングとしては食前や食事中に飲むことが効果的です。
過剰摂取を防ぐために1日300mlを数回に分けて飲むことがおすすめです。
まとめ
あずき茶は正しく飲むと美容や健康に良い成分を効率的に摂取できることが分かりましたね。
適量を摂取することで健康的な生活をサポートする素晴らしい飲み物となるでしょう。