カフェイン摂取量の目安はどれくらい?含有量一覧と安全な飲み方
この記事の目次
はじめに
私たちの日常生活に馴染みがあるカフェイン。
朝のコーヒーから始まり、午後のスイーツに添える紅茶など1日にはカフェイン入り飲料を飲む機会がたくさんあります。
今回はこのカフェインについて摂取量の目安や飲料ごとの含有量などを詳しくご紹介いたします。
カフェインの適切な摂取量とは?一日の上限と健康に与える影響
カフェインの1日の上限摂取量は以下の通りです。
健康な成人:1日400mg以下
妊婦・授乳中の女性:1日200〜300mg以下
※ただし、カフェインの感受性には個人差があります。ご自分の体調に合わせて摂取量を調整することが大切です。
カフェインは適量を摂取すれば眠気を覚ましたり集中力を高めたりする効果があります。
しかし過剰に摂取すれば健康に悪影響を及ぼします。
主な悪影響には、めまい・心拍数増加・脱水症状・興奮・不眠などがあります。
カフェイン含有量一覧|飲み物ごとのカフェイン量をチェック
飲み物の種類 |
カフェイン量(100mlあたり) |
エスプレッソコーヒー |
212mg |
玉露 |
160mg |
コーヒー |
60mg |
紅茶 |
30mg |
煎茶 |
20mg |
ココア |
14mg |
カフェイン含有量一覧を多い順に並べてみました。
エスプレッソコーヒーは苦いぶん1番含有量が多い結果となりました。
カフェインを安全に摂取するためのポイント|過剰摂取を防ぐ方法
カフェインの過剰摂取は体に悪影響があることが分かりました。次に過剰摂取を防ぐ方法をご紹介いたします。
・自身の1日の摂取量を把握しておく。
・日常的に飲む飲料のカフェイン含有量を把握しておく。
・カフェイン同士の併用やアルコールとカフェインの併用を避ける。
カフェイン摂取量の目安と注意点|飲み物別に知るべきカフェイン量
では、飲み物別にもう少し詳しくカフェイン量などをみていきましょう。
・エスプレッソコーヒー(212mg)
同じ量を比べて見ると1番に高濃度のカフェインですが、実際にはエスプレッソコーヒーは少量を飲むので、必ずしもカフェイン含有量が1番とは言い切れません。
・玉露(160mg)
エスプレッソに次いで2番目にカフェイン含有量が多いです。
玉露は若い茶葉を使用しているため、含有量が高くなります。
・コーヒー(60mg)
カフェイン入りの飲み物と言えばコーヒーが1番に思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。食後のコーヒーは頭をスッキリさせるのに役立ちます。
・紅茶(30mg)
コーヒーの半分の量のカフェイン含有量です。
一般的には茶葉5gを360mlのお湯で1.5〜4分抽出した場合が30mgですが、茶葉の種類や抽出時間によって変わることもあります。
・煎茶(20mg)
他のお茶と比べて含有量が低めです。なので適度にカフェインの効果を得ることができます。
・ココア(14mg)
カカオ豆から作られるココアにもカフェインが微量に含まれています。
ピュアココア粉を7g使用した場合のカフェイン含有量が14mgとなっていて、コーヒーや紅茶よりも少ないです。
まとめ
以上、カフェインの適切な摂取の仕方や飲料別のカフェイン含有量をご紹介いたしました。
カフェインは適量を守れば、身体にとって良い影響を与えてくれます。
種類もいくつかありますので、その時に合った飲み物を選んでみてはいかがでしょうか。