はちみつで妊活?精力アップも!生はちみつ驚くべき健康効果10選!
はちみつ人気が再来!また高まってきましたね~。
はちみつは昔から民間療法にも使われるほど、素晴らしい健康効果をもっています。その健康効果もマヌカハニー人気にともなってでしょうか?またいっそう見直しがされてきた感じがします。
昔からはちみつ大好きな私にとってはうれしいことです(笑)
今回は100%ピュアな生はちみつがもっている、大自然由来の健康効果10選について、ご紹介していきます♪
この記事の目次
はちみつとは
そもそも、はちみつの元となるものはミツバチが植物の生組織の分泌物や花の蜜を集めてきたもの。それをミツバチの体内の酵素で分解したものが”はちみつ”です。ですから自然の花蜜とみつばちの酵素が混ざり合った、天然奇跡の甘味料だと言えます。古代からはちみつは食用されてきましたが、貴重で神聖な食べ物として扱われてきました。
はちみつの成分
はちみつの成分のうち約80%は糖類、残りの大部分は水分となっています。このことからわかるとおり、はちみつはほとんど糖分でできています。その糖分は、花の蜜の主成分であるショ糖、それを分解したブドウ糖、果糖です。
そこにはビタミンB1・B2・B6・ビタミンC・ビタミンKなどの豊富なビタミンと、葉酸・ニコチン酸・パントテン酸・ビオチン・カリウム・ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・銅・マンガンの多くの成分が含まれています。
ただし、ショ糖が多く残っているものは熟成が不十分なので、純粋なはちみつとは言えません。
ちなみに日本の国産/輸入はちみつの定義って知っていますか?
海外からはちみつを輸入する際に、輸入関税というものを支払う必要がありますが、その際に”100%天然はちみつ”かあるいは糖分を後から加えた”加糖はちみつ”かっていう分類分けが厳しく設定してあるんです。
面白いですよね、糖分を後から人工的に加えたものも”はちみつ”として扱われるんです!(税率が高くなるだけ)
【天然はちみつの定義】
・水分が20%以下であるもの(国産の場合は23%以下)
・しょ糖分の含有量が全重量の5%以下
・果糖の含有量が全重量の30%以上かつ全糖分中に占める割合が50%以上のもの
(つまり果糖に比べブドウ糖の比率が高くてはダメ)
以上が天然はちみつの定義になります。花の蜜の状態ではまだ水分量を多く含んでおり、はちが巣に持ち帰った後、羽でバタバタと一生懸命に扇いで、水分を飛ばして熟成させていきます。水分量が国産の規定のほうが緩いので、はちみつの熟成度は海外のはちみつの方が高いという判断にもなります。(なぜ海外から輸入するはちみつのみ水分量を厳しく設定しているのかわかりません、恐らく日本の養蜂産業を守るため?)
◆はちみつの健康効果
▶ ピロリ菌を抑制
はちみつには強い殺菌作用があり、悪玉菌であるピロリ菌を減らしてくれる作用があります。特にニュージーランドにあるハーブの一種、マヌカから採取されたマヌカハニーは効果抜群です。マヌカハニーには、ピロリ菌の減少以外にも、傷ややけど、口内炎の治療、虫歯・歯周病予防、胃腸疾患改善にも薬効が認められています。
▶ 疲労回復効果
はちみつに含まれるブドウ糖、果糖、ビタミンB1は、優れた疲労回復効果を持っています。しかも酵素によって成分が分解されているので、効率良く栄養を吸収することができるという特色があります。
疲れがたまっていたり、体が弱っているとき、スポーツの後などにはちみつを摂取すると、急速に疲労が緩和されるという訳です。
▶ 口内洗浄効果
はちみつには、フラボン化合物である”ピノセンブリン”という成分をもっていて、抗菌効果があることがわかっています。はちみつを舐めるだけで、舌苔を除去する効果があります。歯肉炎の予防、歯周病や口臭予防にもつながります。
▶ 腸内環境改善効果
オリゴ糖・グルコン酸もはちみつに多く含まれています。このオリゴ糖は、腸内の善玉菌の増加を促進してくれるので、腸内環境を良くしてくれる作用があります。結果的に便秘や下痢が解消し、老化やがんの予防にまで効果をもたらしてくれます。グルコン酸は、腸内のビフィズス菌を増やす効能があるので、これも腸内環境の改善に役立ちます。
▶ 精神安定効果
ブドウ糖はトリプトファンが身体に吸収されるのを助けてくれます。ですからセロトニンが増加し、精神を安定させてくれます。癇癪を起している子どもにはちみつを与えると、落ち着くという実験結果もあります。これにははちみつ中に含まれる、マグネシウムの作用も影響しています。
気分が高揚して眠れない時などには、ホットミルクにはちみつを組み合わせて飲むと、すぐに入眠できるようになります。
▶ 二日酔い予防の予防
はちみつには肝臓の機能を高めて肝臓を強化するという力もあることがわかっています。
はちみつに含まれるフルクトースという成分が、肝臓のアルコール分解機能を強化してくれるのです。
海外では、泥酔者に蜂蜜を飲ませると、酔いから覚める時間が短くなるとの実験結果もでています。また、はちみつを摂取した肝臓病患者が全快したとの報告もあります。
▶ 傷の治療
はちみつの持つ殺菌作用・皮膚の修復力を高める作用により、やけどなどの傷を治し、傷跡も残りにくくすることができます。古来から民間療法で使われてきましたが、現代でも、実際に手術後の傷に塗ると3~6日間、無菌に近い状態が保たれて、傷の治りが早かったという報告もあります。
▶ 駆虫効果
また、その殺菌効果を利用して、寄生虫を駆逐することもできます。はちみつを飲んだ小学生の便からは回虫の卵が発見されなかったという実験結果があります。また、大腸菌や黄色ブドウ球菌なども死滅させることができると言われています。
▶ のどの痛みや咳の緩和
アメリカの研究チームによると、市販の咳止め薬よりもはちみつのほうが咳止めに効果があったそうです。これははちみつのもつ消炎・殺菌・保湿という効果と、抗酸化物質の作用によるものだそうです。日本でも昔から大根とはちみつを一晩漬けたものを飲めば、咳がとまるという療法がありました。
▶ 精力増強
20世紀に、はちみつの中には20もの発情物質が含まれるということが発見されました。ですがそれより前、古代~中世のヨーロッパでは子作りのエネルギー源として、はちみつが毎日食卓に出されていたと言われています。
◆はちみつを摂取する際の注意点
このようにたくさんの健康効果をもつはちみつですが、1歳未満の乳児には与えてはいけません。なぜならはちみつにはボツリヌス菌が含まれている可能性があり、乳児に与えると「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があるからです。乳児ボツリヌス症とは、ひどい場合には四肢の麻痺・呼吸筋の麻痺・複視、構音障害・排尿障害・発汗障害・喉の渇きなどを引き起こし、最悪の場合死に至ります。
このボツリヌス菌は8ヵ月以降には抵抗できるようになりますので、大人にはほぼ影響はありません。乳幼児に与える場合には必ず年齢を確認してください。