はちみつレモンは、レモンをはちみつにつけて作るもの。
ひとくち食べればレモンの爽やかな酸味とはちみつの甘みで、疲れがとれます。
子供のスポーツ応援の差し入れとしても人気です。
今、そのはちみつレモンがテレビ番組で取り上げられるなど再注目されています。
そこで今回は
- はちみつレモンの効果
- 基本のレモンのはちみつ漬けの作り方
- はちみつレモンを使ったアレンジレシピ
についてご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
はちみつレモンの効果
【1】 はちみつの糖分
白砂糖は「ショ糖」という糖で出来ていますが、はちみつの糖分は約40%の「ブドウ糖」と50%以上の「果糖」で構成されています。ショ糖は5%以下。
ブドウ糖と果糖は単糖類と言われ、これ以上分解されません。そのため摂取するとすぐに吸収されやすく、エネルギーとして使われていきます。
この理由から、はちみつを摂取すると疲れがとれるのですね。
さらに代謝をアップするビタミンB群とミネラルも大変多く含まれています。
また、脳を働かせるエネルギー源はブドウ糖です。ですからはちみつを摂ると効率的に脳にエネルギーを与えることができます。
はちみつは体の疲れを取り、脳を働かせてくれる効果が大きいのです。
【2】 レモンの効果
よく知られていますがレモンには「ビタミンC」が多く含まれています。そしてレモンのあの酸っぱさの元となる「クエン酸」成分も含まれています。
ビタミンCは体にとって非常に大事な成分で、免疫力を上げたり抗酸化力を持っていたり、美容や健康にも大きな働きをしてくれます。
また、多く含まれる酵素の力で、肝臓の働きを強化、解毒の作用が見込まれます。
肝臓の働きがよくなると、血液がきれいになるだけでなく動脈硬化の予防や血圧を下げるのにも役立ちます。
また「クエン酸」によって、エネルギー生成のほかにも、疲れで溜まった乳酸によって酸性化された血液を「弱アルカリ性」に整えてくれるといった疲労回復の力も持ちます。
【3】 低カロリー
同量のはちみつと上白糖を比べると、はちみつのほうが低下ロリーだということがわかります。
具体的には、ショ糖で構成される白砂糖は100gで384kcal、はちみつは100gで294kcalになります。
ちなみに、サントリーの定番商品「はちみつレモン」の商品情報では、エネルギー(100mlあたり) 46kcal とさらに低カロリーに設計されています。
【4】 抗酸化作用も!
レモンにはビタミンCやクエン酸が含まれているのはよく知られています。
しかし、それ以外にも注目されている成分があります。
それは、「エリオシトリン」「ヘスペリジン」というポリフェノール。
ビタミンCと同じような抗酸化作用があります。
加えて、水溶性と不溶性の2種類の食物繊維がバランスよく含まれていることも見逃せません。
この食物繊維は果肉よりも皮に多く含まれているので、はちみつレモンを作る場合には皮ごと漬けると食物繊維をより摂ることができます。
フルーツはちみつ漬けの大定番「はちみつレモン」
疲労回復効果、豊富な栄養による健康効果をもつ「はちみつレモン」は、レモンをただはちみつに漬けるだけという簡単な方法で作れます。
しかもアレンジもしやすいので、色々な美味しい食べ方もあります。
(1) 基本的な「はちみつレモン」の作り方
まず最初に基本となるはちみつレモンの作り方を説明しておきます。作り方はとってもシンプル、簡単です。
<作り方>
- レモンを輪切りにし、タッパーなどの容器に入れる
- レモンがひたるくらいの量のはちみつを注ぐ
- 一晩~二晩つけておいたらそれで完成
この「はちみつレモン」を利用して、スイーツなど作ってみましょう!
(2) はちみつレモンホットドリンク
市販のポッカレモンを使って
<材料1人分>
- はちみつ 大さじ1
- ポッカレモン100 大さじ1
- 熱湯 150ml
※計量の単位は、カップ1は200ml、大さじ1は15ml、小さじ1は5mlです。
作り方は超簡単!材料をすべて入れ、軽く混ぜるだけ!
(3) 生姜アレンジが喉にとっても良い!
<材料> (2人前(1人前))
- 蜂蜜 70g(35g)
- ポッカレモン 10g(5g)
- 生姜スライス 4枚(2枚)
- 水 400ml(200ml)
<作り方>
- 鍋に水、生姜スライスを入れ、沸騰させる
- コップをはかりにのせて、蜂蜜とレモンを入れる。1をコップに注げば完成!
参照: クックパッド
(4) はちみつレモンゼリー
<材料>
- 水 250cc
- 砂糖 大さじ2
- 蜂蜜 大さじ2
- レモン汁 1個分(30cc位)
- 粉ゼラチン 5g
- ゼラチン用水 大さじ3
- 飾り用レモンの輪切り(無くてもOK) 3枚
<作り方>
- レモンを絞り、レモン汁を作る
- 大さじ3の水で粉ゼラチンをふやかす
- 鍋に水と砂糖を入れ弱火で加熱
- 3にはちみつを入れ混ぜ合わせる
- 火をとめ、1と2を加えてさらに混ぜる
- しっかり混ざったらあら熱をとり、カップに入れて冷蔵庫で2〜3時間冷やして固める
参照: クックパッド
(5) はちみつレモンのケーキ
<材料>
- 薄力粉 95g
- アーモンドプードル 15g
- 卵 Mサイズ2個
- 砂糖 80g
- 無塩バター 90g
- レモンのはちみつ漬け レモン 1個分程度
<作り方>
- ボウルに入れたバターを泡立て器でなめらかになるまで練る
- 砂糖を加え、さらに混ぜる
- アーモンドプードルも加えて混ぜる
- 3に薄力粉を二度に分けて入れて混ぜ合わせる
- はちみつレモンのシロップを50cc加える
- すべてが混ざったら型に入れ空気を抜く
- 170度に予熱しておいたオーブンで35分程度焼く
(6) ハチミツレモン パウンドケーキ
<材料 (パウンド型 16cm)>
- レモン 1個
- はちみつ 大さじ3
- 砂糖 小さじ2
- バター(マーガリン) 90g
- グラニュー糖 90g
- レモンの皮(香り付)お好みで
- 全卵 90g
- 薄力粉 90g
- ベーキングパウダー 2g
続きは⇒ クックパッド
はちみつレモン保存の方法
レモンのはちみつ漬けは、きちんと蓋をしていれば、冷蔵庫保存で数カ月~半年間は保存できます。
作り置きでもたっぷり楽しめますね。
関連記事
▶ はちみつ白湯のスゴイ効果7選!おススメ美味しい作り方とは?
やっぱり定番!はちみつレモンまとめ
はちみつとレモンはどちらも豊富な栄養素を含み、健康や美容に効果がある食材です。
しかも相性抜群のこの2つは、食べて美味しい最高の組み合わせ。
簡単に作れるはちみつレモンはもちろん、ここでご紹介した以外にも、はちみつレモンを使ったお菓子やレシピもたくさんあるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
関連記事
▶ 純粋はちみつ知っておきたい本物の選び方とは?国産が良い?
(By ディオニソス)