風邪気味かなと感じた夜に、寝る前に飲むのが良い「はちみつ生姜湯」
寒―い時期におばあちゃんがよく作ってくれました^^
今回は、そんな懐かしさが残る冬にカラダが温まる飲み物「はちみつ生姜湯」が持つ健康効果とレシピをご紹介いていきます。
この記事の目次
冬の定番「はちみつ生姜湯」
はちみつ生姜湯は、少量のすった生姜とスプーン一杯のはちみつ、お湯だけで簡単に作れてしまう飲み物です。
はちみつの甘さと生姜のぴりっとした辛さがホントによくマッチして、寝る前に飲めば体もぽっかぽか。寒い日には特におすすめのドリンクなのです。
生姜をするのが面倒ならば、乾燥生姜、チューブ入り、生姜パウダーなどなど、なんでも使えちゃいます。
はちみつ生姜湯の作り方、簡単おすすめレシピ
(1)基本のはちみつ生姜湯
ほどよい甘さで美味しく味わえるはちみつ生姜湯。
<材料(1杯分)>
- 水 150~200㎖
- 生姜(チューブでもOK) 小さじ1
- はちみつ 大さじ2~3
<作り方>
- 生姜とはちみつを混ぜておく
- 沸騰させたお湯に作っておいた生姜はちみつを混ぜるだけで簡単でき上り!
参考⇒ クックパッド
はちみつ生姜湯アレンジレシピ
(2)レモンはちみつ生姜湯(のどが痛い時に)
レモンを加えてさらに飲みやすく!のどが痛いときに超おすすめのレモンはちみつ生姜湯です♪
<材料>
- おろししょうが 小さじ1+1/2~2
- はちみつ 大さじ1
- 湯 150ml
- レモン汁 少々
<つくり方>
- すりおろした生姜とはちみつをカップに入れ、お湯を注いでからよく混ぜます
- レモンを少し加えれば完成
参考⇒ みんなの今日の料理
(3)はちみつりんご生姜湯
りんごを加えるだけで、いつものはちみつ生姜湯に甘味と爽やかさがプラスされ、さらに美味しくいただけます。
<材料>
- 水 約150g
- おろし生しょうが 大さじ 約1/2弱(約7,8g)
- はちみつ 大さじ 約1弱(約20g)
- リンゴ 1ブロック(約10g)
<作り方>
- リンゴを半個~1個くらいすりおろします
- アイスキューブ容器に入れていったん凍らせます
- 次にジップロック袋に入れて冷凍庫へ
- すべての材料をカップに入れて電子レンジにかける
- リンゴはアイスキューブにしてあるので、750wで1分半くらい温めるとベストです
参考⇒ なんでもブログ
(4)カボス入りはちみつ生姜湯
黄かぼすを加えて作るはちみつ生姜ドリンク。子どもも好きな味です!
<材料(1人分)>
- 黄かぼす 大さじ2
- 蜂蜜 大さじ2
- 生姜 好みの量
- 塩 一つまみ
- 砂糖 (好みで)
- お湯or水 150ccになる量
<作り方>
- ペットボトルにはちみつを入れ、お湯を加えて溶かす
- 1に生姜と塩を入れて混ぜ、最後にかぼす果汁を注ぐ
- 甘さが足りない場合はグラニュー糖を追加する
参考⇒ 大分お役立ちブログ
(5)みかんとはちみつ生姜湯
はちみつ生姜湯にみかんを加えれば、発汗作用が高まります。
血流改善の効果のあるみかんと、体を温める生姜の組み合わせは、風邪の予防、冷え性の予防などにも効果的です。
<材料(1人分)>
- みかん 1個
- しょうが 15g
- 片栗粉 小さじ1/2
- はちみつ 小さじ1
<作り方>
- 半分に切ったみかんと、絞った生姜を準備します
- 1/2カップの水と片栗粉を入れた鍋を弱火にかけ、片栗粉を溶かす
- 2に1とはちみつを入れ、ひと煮立ちさせれば完成です
参考⇒ お天気レシピカレンダー
(6)はちみつ生姜ヨーグルト
ヨーグルトの酸味で、暑い日にもスッキリ飲みやすくなる生姜ドリンクです。
<材料(約2人分)>
- ヨーグルト 100cc
- 牛乳 150cc
- ハチミツ小さじ 1~2杯
- 生姜すりおろし 小さじ1/2~1杯
<作り方>
- 牛乳、ヨーグルト、はちみつをボールに入れて混ぜ合わせる
- 生姜は皮ごとすりおろしてからボールに入れる
- 全体をさっと混ぜれば完成
参考⇒ 楽天ブログ
はちみつ生姜湯の健康効果5選
<はちみつの効果>
はちみつは、ブドウ糖の一部が生成の途中でグルコン酸という成分に変わります。このグルコン酸には強い抗菌作用があるので、風邪予防やのどの炎症の改善に有効なんです。
しかもエネルギー源としても優秀なので、就寝前にはちみつを摂取すると成長ホルモンの分泌がスムーズに行われるようになります。その結果、免疫力アップも期待できますよ♪
<生姜(しょうが)の効果>
生姜を加熱すると、ショーガオールという辛味成分生成されます。これは体の内側を3~4時間かけてじっくり温めてくれます。このことにより代謝もアップします。
【1】 風邪の予防に
このように健康に効果のある「はちみつ」と「生姜」が組み合わさったはちみつ生姜湯は、風邪の予防にばっちり効果を発揮してくれます。
体を温めつつ免疫力を高めてくれるので、既に風邪をひいてしまったときにもおすすめです。
【2】 つわりを和らげてくれる
生姜のピリっとした刺激を感じさせる成分、ジンゲロールは殺菌作用をもっています。そのため腹痛や吐き気を抑え、食中毒を予防してくれます。お寿司屋さんにガリが置かれているのも、この生姜の殺菌作用によるものです。
また、吐き気を抑えてくれるのでつわりのつらさも軽減してくれます。
しかもジンゲオールはセロトニンの分泌を抑えてくれるといった効果もあるのだとか。体を温めてくれたり便秘の改善効果も期待できるので、まさに妊婦さんにはぴったりの飲み物ですね。
妊婦さんは風邪をひいても薬が飲めません。風邪の予防薬として日常的に「はちみつ生姜湯」を摂取しておくとよいでしょう。
【3】 冷え性の改善
生姜は冷え性改善に向けた代表格の食材です。
血行を促進、体を温めてくれるので、代謝がアップして発汗も促してくれます。
【4】 脂肪燃焼を促進、ダイエットに良い
生姜には血液をさらさらにしてくれる働きもあります。「ショウガオール」と呼ばれる成分のおかげです。血液がさらさらになると血行が良くなって、カラダの隅々にまで栄養や酸素が運ばれるようになります。すると筋肉や内臓、細胞に至るまで動きが活発になり、カラダ全体が健康になるのです。
あわせて代謝もアップするので脂肪が燃焼されやすくなり、痩せやすい体にもなれるのです。
【5】 不眠にも良い
冷え症の改善や風邪の予防以外にも、生姜には神経を落ち着かせてくれる効果もあります。血行が良くなって神経も落ち着くので、寝る前に生姜湯を飲んでおくとグッと寝つきがよくなります。
不眠の改善にも役立ちますね。
はちみつ生姜湯作り方まとめ
ショウガとはちみつ、今や健康人気が高い2食材の組み合わせ。カラダに悪いわけがありません♪
しかしはちみつには注意が必要です。
せっかくの「はちみつ生姜湯」は高温処理がなされていない100%天然生はちみつでつくりましょう。はちみつは60度くらいに加熱されると酵素(タンパク質)が変化してしまいます。
できれば蜂花粉などが入ったはちみつもおすすめなのですが、冬に固まりやすくなるため、フィルター処理したはちみつも多いですよね。
参考記事
▶ 本物(生)純粋はちみつの選び方
季節の変わり目や寒い冬には、「はちみつ生姜湯」で風邪の予防に役立ててくださいね。
(By ディオニソス)