日本でもよく見かけるようになった「アヒージョ」。
- 元々アヒージョってどこの国の料理で、どのように食べられていたのでしょうか?
- 入れる食材に決まりなどはあるの?
って、ちょっぴり気になってしまいますよね~。
特に寒い時期にはアヒージョのセットとして、スーパーで丸ごと売られている事もあるのですが、実は一から簡単に作ることが出来ちゃう一品でもあるのです!
今回は、アヒージョとは?入れる食材から基本的な作り方、アレンジレシピまでご紹介していきます♪
この記事の目次
アヒージョとは?どのような料理を指すの?
アヒージョとはスペイン語で「ニンニク風味」を表す言葉で、他にもオリーブオイルやニンニク、鷹の爪を入れて煮込むといった特徴がある料理です♪日本語では単に「アヒージョ」と記載しますが、正式には「アル アヒージョ」、他にも使用する野菜によってアヒージョの前にカタカナ語が付く事もあります。使用される食材は、魚介類やチキン、砂肝、野菜のように幅広く、スペインにある飲食店で提供される小皿料理、すなわち日本でいう「おつまみ」みたいな料理なのですね♪
アヒージョの基本の作り方!
アヒージョの作り方はいたってシンプル!フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにく、鷹の爪を加えて焦がさないように香りを出します。続いてお好みの具材を入れて、10分から15分加熱する!と、たったこれだけなんですよ♪
仕上げにお気に入りの塩、コショー(ときにバターも)で味付けしましょう。
最近では”スキレット”を使ったり、オーブンで調理をしたりといったアレンジレシピも数多くあるので、色々と試してみたいものですね。
アヒージョの簡単人気レシピ6選!
実際にあなたは、どのような食材の組み合わせでアヒージョを作っているのでしょうか?
食材同士の相性も気になりますよね。おすすめの人気レシピを挙げてみました。これを参考に、今までアヒージョを作った事がない方も挑戦してみましょう!
【1】エビときのこのアヒージョ
一番ベーシックなのは「海老」を使ったアヒージョ!ではないでしょうか。
使用する食材は、どれも時期を問わず安価で手に入りやすいものなのが嬉しいですね。レシピではマッシュルーム・エリンギを使っていますが、しめじ・舞茸・しいたけなんかを入れてみても美味しいですね♪こちらはオーブンを使ったレシピです。耐熱用のグラタン皿などを使用して、そのまま出せるものがベストでしょう。
<材料 (2~3人分)>
- 海老(ブラックタイガー) 8~10尾
- マッシュルーム 6個
- エリンギ 2本
- オリーブオイル 適量
- にんにく 3片
- 赤唐辛子 1本
- 塩 ひとつまみ
- パセリ(みじん切り) 適量
- バゲット 適宜
作り方、レシピはこちらから⇒ クックパッド
【2】秋刀魚のアヒージョ
秋から冬にかけてデパートで見かける「秋刀魚」を使ったアヒージョもおすすめです。前もって秋刀魚をタタキの状態にしておく事で、火の通りが良くなるのがポイントなんですよ。秋刀魚は大きめの状態でも美味しく食べる事が出来ますが、小さく切った方が風味も増すそうです。
パンにのせて食べる場合も、小さい方がのせやすいって言うのもありますね。万能ねぎとの絶妙なコンビネーションを楽しみましょう!
<材料(3〜4人分)>
- 秋刀魚 2尾
- にんにく 1かけ
- 万能ねぎ 1/2束
- オリーブオイル ひたひたまで
- 塩 小さじ1/2
- 胡椒 適量
- 鷹の爪 1つ
作り方、レシピはこちらから⇒ ナディア
【3】ふきのとう、タラの芽、蕾菜(つぼみな)のアヒージョ
こちらは秋刀魚とは真逆に春先におすすめのレシピです。使用する食材はどれも春が感じられるものばかりなんですよ。ふきのとうはアクが強く、アク抜きをしないと苦みが多く残ってしまうとして調理の際に面倒に感じがちですが、アヒージョではアク抜きなしでも美味しく食べる事が出来るのが嬉しいですね。蕾菜にも苦みがあり、意外にも火の通りが早いのが特徴です。色合いなどを生かすために火を通し過ぎない方が良いでしょう。
<材料>
- ふきのとう 6つ
- たらの芽 8つ
- 蕾菜 大2つ
- にんにく 2カケ
- オリーブオイル カップ1/2強
- 塩こしょう 少々
作り方、レシピはこちらから⇒ レシピブログ
【4】カマンベールチーズのアヒージョ
続いては、チーズ好きにはたまらない!カマンベールチーズを丸々1個使用したアヒージョです。こちらにもブラウンマッシュルームが使用されており、アヒージョときのこの相性の良さがうかがえますね。ジェノバソースは新鮮なバジルがあるならば、オリーブオイルや松の実、ニンニクなどと合わせて手作りしてみても良いでしょう。ただのオリーブオイルよりもイタリアン風味が感じられるので、イタリアンの味つけが好きな方にはピッタリな一品ですね♪
<材料>
- ブラウンマッシュルーム 1/2パック
- ニンニク 1/2個
- ジェノバソース 小さじ1
- オリーブオイル 適量
- カマンベールチーズ 1個
作り方、レシピはこちらから⇒ ペコリ
【5】砂ぎもとマッシュルームのアヒージョ
意外にも相性が良く、ポピュラーなアヒージョとしては「砂ぎも」を使ったアヒージョです。砂肝と聞くと焼き鳥を思い浮かべますが、アヒージョにしても美味しいだなんて驚きですね♪また、砂肝は皮を剥くのが難しいと答える方が多いようですが、こちらのレシピでおすすめの下処理方法も紹介されているんです。お野菜としては食物繊維も豊富なじゃがいもを使用!美容や整腸作用も期待出来るのが特徴で、女性は特に注目したい一品ではないでしょうか。
<材料 (4人分)>
- 砂肝 200g
- ジャンボマッシュルーム 2個 ※普通のマッシュルームでも可 10個
- じゃがいも 1個
- アンチョビ 30g
- にんにく 4片
- 鷹の爪 2本
- オリーブオイル 適量
- パセリ 適量
- 塩、胡椒 適量
作り方、レシピはこちらから⇒ クックパッド
【6】鮭とアボカドのアヒージョ
塩鮭についても、わりと安価で1年中見かけられる食材です。鮭の塩がアヒージョの塩気の調節にも使われているんです。
鮭はアボカドとの相性も抜群!アボカドと言えば別名「森のバター」とも呼ばれており、栄養価が高いので有名ですね。塩鮭のしょっぱさとアボカドのまろやかさが合わさっても、美味しく食べる事が出来るんです。こちらのレシピにも記載がありますが、鷹の爪についてはオリーブオイルに辛味がある場合は、入れなくても良い場合があります。使用するオリーブオイルによって調節してみて下さい。辛めが好きな方は、勿論入れてみても良いですよ♪
<材料(2~4人分)>
- 塩鮭(甘口) 2切れ
- アボカド 1/2個
- エリンギ 小1本
- にんにく 1片
- オリーブオイル 適量
- ハーブソルト 適量
- パセリ 少々
詳しいレシピはこちら⇒ ナディア
アヒージョはこのように工夫して食べると美味しい!
アヒージョは、そのまま食べても勿論美味しいですが、パンやバケットにのせて食べても、別の味わいが楽しめて美味しいんですよね♪正しい食べ方としては、バケットに乗せるのではなく、バケットをオリーブオイルに付けて食べるのだそうです。そして、後から具材を食べて素材の味を楽しむのだとか…。オリーブオイルには魚介から滲み出た旨味が沢山なので、美味しく食べられる事間違いなしです!食べ方をこだわってみるのも楽しいですね♪
アヒージョ作り方まとめ
アヒージョは作り方が難しいと思われがちなところもあったのですが、意外にも簡単に作れる一品なんだったのですね。
たっぷり使うオリーブオイルは美容にも良いので、その点でも特に女性が好む食材だとも言えるのではないでしょうか。寒い冬に体を温めるために、お酒の一品のおつまみに、一年中楽しむ事が出来ます。色々な食材を使ってアヒージョ作りにチャレンジしてみましょう♪
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(By ディオニソス)