知っておきたいココナッツオイルの落とし穴!副作用?心臓病や動脈血栓!?
この記事の目次
人気のココナッツオイルに落とし穴があったのか?
いま健康やダイエットにいいと話題のココナッツオイル。ドレッシング代わりにサラダにかけたり、料理に使ったり、いろんな場面で使えます。ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸はケトン体ダイエットでも大注目ですし、1日大さじ4杯程度を食べれば健康や美容に効果があると言われています。
芸能人にも愛用者が多いですね!ホント大注目の健康アイテムですが、ココナッツオイルは普通に使っても問題ないのでしょうか?
動物実験したら、脂肪肝が発生したとか、内臓に悪いとかっていう記事もインターネットでは書き込みもあったりして少々不安になりますよね?
そこで、海外有名サイトを含めていろいろ調査してみましたので、その結果をご報告させていただきます。
病気になる可能性だって!?
猿やウサギなどの動物に、ココナッツオイルがたくさん含まれた食事を与えるという動物実験が行われていました。その結果によると、多くの個体の動脈に血栓ができ、心臓病になってしまったそうです。またネズミを使った実験では、肝臓に影響が出て、脂肪肝を発症したという報告もあります。人間にもこれと同じ症状が現れる、とは言い切れませんが、少なからず影響はあるはずです。
こういった症状は、ココナッツオイルに多く含まれている飽和脂肪酸によって起こります。
また、ココナッツオイルは体を冷やしてしまうとも言われています。暑い国で摂れる食べ物は基本的に体温を下げやすい傾向にあります。
↓こちらの記事もご参考ください
冷え性は万病の元!現代人 カラダの冷えを産んでしまう8つの原因とは何?!
カラダが冷えると内臓の働きが低下し、代謝が悪くなってしまうので注意が必要です。
先進国の海外サイトで同じような記事があるのか?
http://www.livestrong.com/article/329446-coconut-oil-in-the-liver/
https://www.pritikin.com/your-health/healthy-living/eating-right/1790-is-coconut-oil-bad-for-you.html
http://coconutoil.com/coconut_oil_heart_disease/
おー、結構記事があるのかもー
っと思いましたが、中身はぜんぜん違いました。ココナッツオイルに含まれる飽和脂肪酸は、心臓病につながりやすいコレステロールレベルを上げやすい脂肪酸だと、長年考えられえていたそうです。
また、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、肝臓にストレートに到達してしまう特徴があり、この到達スピードの速さがコレステロール蓄積の元凶だった、との指摘も過去にはあったそうです。
しかしながら、近年の研究では、ココナッツオイルを大量に摂取している民族(一日の60%のカロリーをココナッツ、またはヤシオイルから摂取しているポリネシアの民族など)にはメタボリックな特長や心臓病患者の発生率が少ないこと。また、中鎖脂肪酸の肝臓への到達スピードはむしろカラダのエネルギー消費効率を高め、結果太りにくいのだが、逆に大量に摂取してしまうと、肝臓や他臓器にストレスを与えることになるので、一気に大量の摂取は避ける必要があること、などがわかってきた。という内容でしたね。
ただ、アルコール依存症の人や高血糖値の方の摂取は、若干の危険を伴う。と、こういった記述の内容でした。
いろいろ見た結果、結論としては・・
ココナッツオイルが直接心臓病やメタボ体質を産む原因になることは無いようです。ただし、摂取量が重要なのだという結論に至りました。
ココナッツオイルを一度に大量摂取することはおススメしない!
というのが今回の調査の結論となりました。
安全なココナッツオイルの見分け方
直接心臓病や副作用について大きな問題にはならないココナッツオイルですが、購入の際には、より質が良いココナッツオイルを選びたいものですよね。
ココナッツオイルは使い方を間違わなければ健康に悪影響をもたらさないということは分かりましたが、選び方はまた別の問題です。特に、水素化されたココナッツオイルや高熱処理されたココナッツオイルは絶対に購入しないようにしなければなりません。
また、最近ではココナッツオイル人気に便乗した悪徳ビジネスもあるようです。ココナッツオイルに似せたオイルや、薄めたようなココナッツオイルも市場に出回っていると言います。安価な製品の中には、水素が添加されたものもあります。
おススメは?
ですから購入の際は、エクストラバージンの無精製・無漂白のものを選ぶようにしてください。
さらにトランス脂肪酸フリーの製品を選びましょう。しっかりラベルなどを確認してから購入すると安心です。おすすめなのはエキストラバージン未精製、コールドプレス(低温圧搾法)で製造されているものです。
カラダに塗ったり、体内に摂取していくものなので、注意して使っていきたいものですね♪
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