クルミの食べ方|ポリフェノール成分が倍増する食べ方って?
この記事の目次
カラダにいいオメガ3脂肪酸を積極的に摂ろう!
今注目の『オメガ3脂肪酸』ですが、
オメガ3脂肪酸には、血中の脂肪濃度を下げる働きや、『セロトニン』(「ノルアドレナリン」や「ドーパミン」と並んで、とっても重要な三大神経伝達物質の一つ)の利用効率を向上させる働き、そして抗炎症作用などがあるんです。
具体的には
・血中の脂質濃度を下げる働きで→ 高血圧や心筋梗塞、高脂血症などを予防する効果があります
・セロトニンの利用効率向上により→ 鬱症状の緩和、認知症の軽減といった効果があります
・抗炎症作用→ アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、花粉症、気管支炎といった症状に効果があります
などなど、現代病で悩む私たちの世代には非常に大切なものなんです。
オメガ3脂肪酸が豊富な食品
亜麻仁油、エゴマ、青魚などの油に多く入っています。それから、ナッツ類。その中でも”クルミ”に多く含有されています。オメガ3脂肪酸は、その体内での量バランスが大事で、特にオメガ6脂肪酸との摂取比率をうまく保ちましょうというのが世界各国で指針が出され始めています。ですので、オメガ3脂肪酸はカラダに良いからといってあまり多く取りすぎても良くありませんので注意してください。亜麻仁油であれば、一日ティースプーン一杯2.0g程度摂るのがいいでしょう。またオメガ3脂肪酸は酸化しやすいので、抗酸化作用をもつ成分と一緒に摂るのも効果的です。抗酸化作用を持つ成分には、ベータカロテン、カプサイシン、リコピンなどがあります。
クルミが持つ様々な栄養分
クルミは人の体に良い栄養素が、たくさん詰まっています。オメガ3脂肪酸をはじめとして、ポリフェノール、メラトニン、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などカラダに良いものをたくさん含んだベストなナッツです。
重大な病気へも効果あり
オメガ3脂肪酸は血中のコレステロール値を下げることから、動脈硬化や脳卒中などの予防効果を持っています。また、中性脂肪値も下げ、肥満や高血圧の予防にもなります。さらに認知症への効果なんかも期待されているんですよ。
赤ワインよりも豊富なポリフェノール
クルミのポリフェノールは赤ワインよりも実に豊富に含まれています。さらに、ローストされたクルミは、ポリフェノールが約2倍になりますので、ポリフェノールを摂りたいなら、ローストしたクルミを食べるのが超お勧めです。
ローストクルミでポリフェノールが2倍に!
そもそも脂肪酸とは何なのでしょう。脂肪酸は脂質を構成する成分です。その中で化学式の違いにより、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の二種類があって、さらに不飽和脂肪酸のグループの仲間として、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸とオメガ9脂肪酸という3種類があります。
こちらも参考にしてくださいね。
https://www.kami-shoku.com/chojyu-oil/4163/
まとめ
オメガ3脂肪酸を摂取するのもその選択肢はいろいろあった方が良いでしょう。例えば、魚油が苦手な方や動物採取を禁じている宗教では、亜麻仁油やナッツが大変好まれています。オメガ3脂肪酸成分たっぷりでダイエットにも指摘のナッツは今注目のスーパーフード。私もローストしてポリフェノール倍増したものを頻繁に食べるようにしています♪
(by ゼウス23世)