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トランス脂肪酸がカラダに与える影響についてはもうご存知だと思います!
■おさらい、トランス脂肪酸
マーガリンを筆頭に、製品の製造過程において植物油に人工的に水素を添加し固形化させることにより発生してしまう脂肪酸で、このトランス脂肪酸による健康被害は世界的に大きな問題となっています。
トランス脂肪酸の詳細、こちらもご参考ください↓
https://www.kami-shoku.com/chojyu-oil/4243/
https://www.kami-shoku.com/chojyu-oil/4145/
トランス脂肪酸を多く含む日本の食品は?
体に悪いと言われているトランス脂肪酸ですが、具体的にはどんな食品に多く含まれているのでしょうか。農林水産省が、平成18~19年当時の市販品をもとに調査した結果が公表されています。そのうち、100gあたりのトランス脂肪酸含有量が多い食品をいくつか見てみましょう。もしかしたら意外に知られてない食品も入っているかもしれません。
■ ダントツの1位
やはり、ショートニングがダントツの1位です。
100gあたりのトランス脂肪酸含有量は1.2~31g。パンや洋菓子に良く使われていますよね。
■ 次に多い食品とは
ショートニングに次いで多い商品群が、以下の食品です。カッコ内は100gあたりのトランス脂肪酸含有量です。
・味付けポップコーン (13g)
・マーガリン (0.94~13g)
・コンパウンドクリーム (9~12g)
・ファストスプレッド (0.99~10g)
味付けポップコーンだって!?
昔っから映画館では、バリバリ好んで食べてました(汗)ポップコーンがマーガリンと同等かそれ以上だったとは、意外ではないですか?
で、その次に多いのは……
■ ワースト6位から10位の製品とは
・菓子パイ (0.37~7.3g)
・ハヤシルウ (0.51~4.6g)
・クッキー (0.21~3.8g)
・コーヒークリーム (0.011~3.4g)
・クロワッサン (0.29~3g)
ファストスプレッドの次が菓子パイだった。含有量もそんな驚くほど変わりません!そして含有量はちょっと下がってハヤシルウ・・。そして悪名高かった(私だけ?)コーヒークリームよりもクッキーの方がトランス脂肪酸の観点で言うと悪いのです。いかがでしょう。いずれもショートニングやマーガリンを多く使っている加工品が挙がっているようです。ショックなのはポップコーンに菓子パイ、ハヤシルウ!
なんど、自宅にある残り物のハヤシルウ!ですか。。(悲) これを読んでしまったからもう食べられないかも!
<出典>
農林水産省:食品に含まれる総脂肪酸とトランス脂肪酸の含有量
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_kihon/content.html