マツエク時クレンジングの選び方と方法!植物オイルは使用できるの⁉
若い世代に人気のマツエクですが、その悩みに“すぐに取れてしまう”、“持ちが悪い”ということをよく耳にします。せっかくお金をかけて付けたマツエク、できる限り美しくキープしたいと思いますよね?
実はそのカギとなるのが『クレンジング』です。マツエクをしている場合、どのようなクレンジングを選び、どのようにすれば、できるだけ長くキープできるのでしょうか?
今回は、
- マツエクのクレンジングの選び方
- クレンジングの方法
- 植物オイルは使用できるのか?
について、ご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
マツエクとクレンジング
マツエクとは、まつ毛エクステンションの略称ですが、今から10年ほど前より少しずつブームが起こり始め、現在は全国のいたるところにマツエクの専門サロンがあるほど人気になりました。
マツエクは、マスカラやつけまつ毛などと違い、見た目もとても自然で、毎日のメイク時間も大幅にカットできるためメリットもたくさんあります。しかし、非常に繊細なものなので、洗顔やクレンジングに気を使うなどアフターケアが大変というところがひとつのデメリットでもあります。普段通りのクレンジングの仕方だと、エクステが緩んだり抜け落ちたりしてしまうため、せっかくのマツエクの持ちや美しさがが台無しになってしまい、他にもトラブルを起こしかねません。
マツエク時のクレンジング剤の選び方と正しいクレンジング方法
では、一体どのような方法でクレンジングを行ったらよいのでしょうか?
マツエクの施術後のクレンジング剤の選び方やクレンジングの方法などをご紹介します。また、植物オイルは使用できるのか?についても触れたいと思います。
【1】マツエク時のクレンジング剤の選び方
マツエクは、専用接着剤(グル―)を使用して自分のまつ毛に1本1本つけていくため、非常に繊細な作りになってます。サロンによって使用する接着剤(グルー)の違いはありますが、一般的な専用接着剤はオイルに弱く、オイルでクレンジングすると接着面が緩んだり、外れたりすると言われています。なので、マツエク時のクレンジングには、オイルフリーのものを選ぶ必要があると言われてきました。このことは、マツエク施術のサロンからも、注意点として聞かされるかと思います。
この他にも、メイクが軽い力で落とせる?素早く落とせない?などという点も重要になってきますので、クレンジング剤購入時にサンプルある場合などは、実際に使用して確認するようにしましょう。
また、アイメイクだけはオイルフリーのものを使うという方法もあります。マツエクをしている目の周り以外の部分はオイルクレンジングで、目の周りのアイメイク部分はオイルフリーでクレンジングするという方法です。
最近では、ナチュラルオイルでクレンジングをする人が多くなったため、サロンでの使用グルーもオイル対応できるものを使うことも増えているようです。エキステのサロンでどのタイプのグルー(接着剤)を使用しているのかを確認してみましょう。手っ取り早く、クレンジング剤を手にしたい場合には、サロンのアイリストさんのおススメを伺ってみましょう。
【2】マツエク時でも使用できる植物クレンジングオイルがある!?
マツエク施術後は、オイルフリーのクレンジング剤を使用して、クレンジングオイルは出来る限り使用しない方が安心です。ですがクレンジングオイルの中でも専用接着剤(グルー)との相性がそんなに悪くないものもあります。一般的なマツエクの接着剤には、化学成分“エチルシアノアクリレート”という成分が含まれていて、この成分がクレンジングオイルによって溶けてしまうのかどうか?というのが大切なポイントになっています。
美容を教える化学の先生 “かずのすけ先生”のサイトに紹介されていました。オイルクレンジングに溶けない『まつエクにも使用可能なオイルクレンジング』はあるようです!
(参照:https://ameblo.jp/rik01194/entry-12176261182.html)』
クレンジングオイルはとても数多くの種類があり、全てのクレンジングオイルが接着剤(グルー)に対してマイナスに働くかというと、そうではないようです。中でもマカダミアナッツ油やホホバ油やオリーブオイルなど、100%自然由来の植物オイルであれば、マツエクに悪影響を及ぼす可能性が小さいようですね!
【2】マツエク時のクレンジングの方法
毎日行うクレンジングや洗顔の方法でマツエクの美しさや持ちが変わってきます。少し余計な時間はかかりますが、丁寧に行ってあげることでマツエクを長持ちさせることができるのです。
(1)アイメイクのクレンジング方法
- コットンの中央にアイメイクのリムーバーを普段使用するよりも多めに染み込ませます
- 指にコットンを軽くはさみ、アイメイクを落とします。この時、コットンを拭き取る方向は、必ず上(まぶた)側から下(まつ毛の先)側です。往復や横方向への拭き取りは厳禁です
- 一度で落とすのは難しいので、コットンを新しいものに替えながら何度か拭き取りします
- アイラインを落とす場合は、めん棒やコットンを4つ折りにしたものにアイメイクのリムーバーを染み込ませ、アイラインの上にゆっくりと押し当てるようにして取り除いていきます。決して、こすらずに優しく行います
- こちらも一度で落とすのは難しいので、めん棒を新しい物に替えながら何度か拭き取ります
- マスカラの落とし方も同様です。まつ毛に沿って、必ず上(まぶた)側から下(まつ毛の先)側へおろします。往復や横方向へ動かすのは厳禁です。
マスカラは、お湯で落ちるタイプのものがおすすめです。マスカラをきれいに落としておかないと、落としきれなかったマスカラにさらに汚れが溜まってしまいます。こうなるとマツエクが外れたり、眼病の原因にもなりますので、こすらずにお湯でもしっかり落ちるマスカラを使う必要があります。このようなマスカラ製品を選ぶことでも、まつ毛(マツエク)への負担が軽減し、持ちが良くなります。
(2)アイメイク以外のクレンジング方法
- ファンデーションを落とす際は、目元を大きく避けるようにします。クレンジングオイルを使用する場合は、オイルを付けたり洗い流す際に、まつ毛に触れないように気を付けます。流れ落ちそうな場合は、ティッシュやコットンを使って流れ落ちないように工夫します
- 洗い流す際は、できるだけ優しく丁寧に行います
- レンジング後に水分を拭き取る際もタオルが目元に触れないように気を付けます。タオルは、ゴシゴシこすらずに、押さえて優しく水分を拭き取ります
マツエクのクレンジング方法まとめ
マツエクは非常に繊細なものですので、施術後のアフターケアがとても大切。
アフターケアの中で最も重要だと言いきっても良いのが”毎日のクレンジング”です。クレンジング剤の選び方やクレンジング方法に気を付けることで、マツエクの美しさがどれだけ継続するかが変わってきます。
マツエク中のクレンジングでは、オイル系のクレンジング剤は厳禁とされてきましたが、ご紹介した実験によって使用可能な植物オイルも存在することが確認されています。
いずれにしても、正しいクレンジングの方法を理解することが、マツエクをできるだけ長くキープする最初の1歩となります。マツエク施術の前によく理解して快適にマツエクと付き合っていきましょう!
(by ティア)