デトックス、ダイエット、美容に、女性男性問わずに嬉しい効果のあると人気上昇中の「ひまし油」。
油と聞くと食べられるようなイメージもわきますが、ひまし油の主な使い方は飲むのではありません。ひまし油は、下剤作用が強くデトックス効果もありますが、ひまし油を湿布剤として利用するのが、が今とても人気なのです。
ではひまし油で湿布をすると、どんな効果があるのでしょうか?
具体的なやり方やポイント含めてご紹介していきます。
ひまし油とは何か?美容健康の効果の概要を知りたい方はこちらからどうぞ↓
▶ ひまし油とは?何でも使える驚きの効能と代表的な使い方24選!
この記事の目次
ひまし油湿布のやり方とポイント
用意するもの
- ひまし油
- ネル布
- オイルシートまたはサランラップ
- 温熱ヒーターまたはホッカイロまたは湯たんぽ
- 汚れても良いタオル
- 重曹
- オリーブオイル
1. ひまし油湿布を作る
- オイルシートもしくはサランラップの上にネル布を3〜4枚重ねます。そしてその上からまんべんなくひまし油をかけて濡らしていきます。
(ポイント) ネル布はしっかりと湿らせましょう。
2. 体に湿布を当て、温める
- 作ったひまし油湿布を右側の肋骨の下あたり、肝臓や大腸のあるあたりに覆うようにしてしっかり当てます
- さらに上から温熱ヒーターやホッカイロを当て温めます。その状態で1時間〜1時間半ほど待ちましょう
(ポイント) 湿布を当てる箇所に注意しましょう。
- また、湿布を当てている間はできるだけリラックスしている状態が望ましいです
3. 拭き取り
- 重曹を溶かしたお湯にタオルを浸して、そのタオルでひまし油を拭き取っていきます
- お湯1リットルに対し重曹は山盛りの大さじ2杯程度の割合で
- 湿布を外してから用意したので、問題ありません
- もしくはそのままシャワーを浴びるようであれば、湿布を貼っていた箇所に直接重曹を塗りつけて、手でこするようにすると良くとれます
(ポイント) 重曹で拭き取ることにより、体から排出された酸性の毒素をも中和させることができます。
4. オリーブオイルを飲む
- オリーブオイルは飲むために用意します
- ただし、こちらは必ず飲まなければならないということはありません。エドガーケーシー療法の中ですすめられている方法の一つになります
- しかも、飲む場合であっても毎回飲む必要もありません
- ひまし油湿布を三日連続で行い、3回目の湿布終了後にオリーブオイルを一度飲むようにすれば良いでしょう
- 飲むオリーブオイルの量は1回あたり小さじ2分の1程度でOKです
(注意) ただし胆石を患っている方は、悪化する恐れがあるためオリーブオイルは飲まないように注意してください!
湿布を行う頻度は?
ひまし油湿布を行うにはサイクルがあります!
- 3日続けて湿布を行って4日間休む
- このプロセスを3週間行ったのち、1週間はまるまま休む
これが1ヶ月のサイクルとなります。
毎日行うのは逆に体に負担をかけすぎるため、よくないとされています。また体調の優れない時には、様子を見て、必要であれば休みをとりましょう。
ひまし油の湿布で得られる効果7つ
食用として内側からデトックスを行うのではなく、ひまし油をアウターから直接カラダの肌に当てることで、その効果を得ていきます。
【1】リンパの循環をよくする
身体中の毒素を排出することを大切にしている「エドガーケイシー療法」。ひまし油湿布は、血液の循環だけでなくリンパの流れをよくしてくれます。リンパの流れとともに、体内の毒素や老廃物も流してくれます。マッサージを行う必要もなく、ただ、ひまし油で湿布しておくだけでOKです。
【2】アレルギー改善
ひまし油を湿布することによって、アレルギー体質の改善にもつながると言われています。アトピー性皮膚炎や花粉症の改善などにも効果が期待できるとされています。
【3】婦人科系疾患に
少し意外ですが、ひまし油には生理痛や子宮筋腫、内膜症など、女性特有の疾患への治療効果も期待できます。手術が必要だと診断されていた子宮筋腫も、この療法を続けたところ、筋腫が小さくなっていたという報告例もあります。
不妊治療にも効果が見込めるとも言われています。
【4】ダイエット効果
湿布をしているだけで痩せられたらどんなに楽でしょうね(笑)
ですが、ひまし油には、カラダの新陳代謝をアップしてくれる効果も見込めるため、新陳代謝の強化によりあなたのダイエットを効率よくサポートしてくれる嬉しい効果があります。
【5】便秘解消
内臓を元気に、腸を活発にしてくれる効果が見込めるため、ひまし油湿布は便秘解消にもつながります。薬を飲まなくても、長い間、腸の中に溜まった宿便も洗い流すことが期待できるのです。
【6】アンチエイジング
ひまし油は自宅で簡単にできる究極のアンチエイジング法かもわかりません。
必要な栄養分を作ったり、老廃物を流してくれたりといった重要な役割を担っている「肝臓」が元気になるためです。肝臓の機能を戻すことによって、デトックス効果や内臓、細胞が元気になるなど、カラダの内側からの若返り効果が期待できます。
【7】リラックス効果
ひまし油には、自律神経を整えて、メンタル面でのリラックス効果も大きく期待できます。イライラすることがなくなったという嬉しい体験談も見受けられます。
とにかく万能なひまし油
ひまし油は「カスターオイル」もしくは「キャスターオイル」とも呼ばれます。
唐胡麻(トウゴマ):別名ヒマとも呼ばれる観葉植物としても人気の高い一年草の種子から絞ってできるアブラです。トウゴマは世界的に分布が見られる植物なので、意外に身近なところにも生えているかもしれません。
ただ、絞った油には毒は含まれませんが、その種子には強い毒性があって、油じたいにも強力な下剤、デトックス効果が見込まれています。独特の香りと高い粘度も特徴的です。
エドガー・ケイシーという療法家が考案した「ケイシー療法」は、20世紀前半に開発された療法ですが、21世紀の現代でもなお人気の療法であり、多くの療法家によって受け継がれてきています。このケイシ―療法でもっとも重要なアイテムとして「ひまし油の使用」が位置づけられています。ひまし油を使った湿布は、このエドガーケイシ―療法の中の代表的な治療法です。
エドガーケイシ―療法については、こちらに詳しく紹介されています。
▶ ECCJ 日本エドガーケイシ―センター
エドガーケイシ―、ひまし油湿布の注意点
- 生理中の女性は使用を避けるようにしましょう
- 妊娠中の方は温めない湿布法であれば行って構いません
- りんごダイエットを行っている方は併用はできません
- ひまし油は衣服に付着すると落ちにくいので注意が必要です
- 一度の温湿布後は大変体がぐったりとしてしまいます
あまりに辛いようであればさきほど紹介した1カ月間の湿布のサイクルに関わらず、休止をして様子をみながらにしてください。
ひまし油湿布のまとめ
ひまし油を使って湿布をする方法を初めて知ったという方も少なくないと思います。
その効果や実際の体験談を聞いても、本当かな?と思ってしまうかもわかりません。ですが、ひまし油を使った湿布がすぐに始められるような簡単セットも販売されているほどですので、一度試してみては如何でしょうか?
ただ、効果を実感する前に好転反応(一時的に体調が悪くなること)が起こることもあるようです。掛かり付けのお医者さんがいる場合、薬を服用されている方は、お医者さんと相談してからこの療法をとり入れるようにしましょう。
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(By ゼウス23世)