ホワイトとの違い!?知られざるサルバチアシードの正体とは!?
この記事の目次
今や男性の間でもチアシード!
チアシードの人気が相変わらず高いです。なんていったって、その栄養効果がバツグンで、美容やダイエットにも良いのですから、美容健康に敏感な女性の間で大ヒットになりました。
しかも、今ではそんな女性達だけじゃなくて、男性の間でもチアシードを毎日食べてるよぉ~、なんて人も出てくるようになりましたね。
3年前からずっと食べてるよっていう男性につい最近出会ったので話を聞いてみたら、付き合ってる彼女が国際線のスチュワーデスさんで、お土産としてチアシードを良くもらってたのが、チアシードの切っ掛けだったのだとか・・
なるほど~、美容に敏感な国際線のスチュワーデスさんは御目が高いネ!
チアシードって、軽いし、かさ張らないし、お土産にはぴったりなんですよね!けど、4、5年前からチアシードに注目されてたスチュワーデスさんはやっぱ美容の流行に敏感だな~、と感心させられたのです。
「サルバチアシード」
そんなチアシードの中でも、「サルバチアシード」って名前をあなたも聞いたことがあると思います。
単なるチアシードの新しいブランド?くらいにしか思ってなかったのに、調べてみてその違いにビックリ(@_@)!
今回は、そんな「サルバチアシード」についてその正体、チアシードとの違いなどについてご紹介していきたいと思います。
サルバチアシードって何!?
この記事を書くにあたって、少数ですが、周りの頼れる女子友にヒヤリング調査をしてみました。30代から40、50代前半にかけての女性を対象に20人にお伺いしました。
(質問)サルバチアシードってちゃんと説明できる?
で返ってきた答えが
- 「ホワイトチアシードのこと」 11人 (55%)
- 「サルバチアはどっかの会社の商品ブランドでは?」 5人 (25%)
- 「獲れる地域が違うとか?内容はホワイトチアシードと一緒!」 1人(惜しいっ!)
- 「違いがよくわからない」 3人
という結果でした。
正解は?
よく”サルバチアシード=ホワイトチアシード”って思っている人が多いと思うんですけど、サルバチアシードは
トレードマーク(商標登録)もされているブランド名!!
である。というのが正解の答えになります。
元々は商業目的のため、ペルーを中心とした契約農場で栽培させたことからサルバチアシードの歴史は始まっています。今では数社がサルバチアの名前でパッケージを作って販売していますが、どこがオリジナルの商標権をもっているかは不明です。
米国サイトの説明では、
通常のチアシードは、原生木であるシソ科サルビア属の植物“Salvia hispanica”という低木の木の実。メキシコやアメリカ南部、グアテマラなどで野生環境で育ちます。一方、サルバチアは同じ“Salvia hispanica”という低木を品種改良し、ペルーの農園で厳密に管理された環境で作り始めたもの・・。
との説明がありました。
2000年当時は、「ゴールデンチア」や、「カリフォルニアチア」などと言った別ブランド品もあったようです。「サルバチア」もブランド構築に向け、巨額の資金が投入されたのだろうと推測されます。
つまり、過去何千年も食べられていた「チアシード」は野生品で、「サルバチア」はその品種改良版、と理解するのが手っ取り早い答えですね。
ブランド(商標)という事は中身に違いはないの?
「サルバチアシード」は、品種改良されていて、その栄養成分が高くなっているとの説明があります。つまり、オメガ3含有率と、たんぱく質成分がアップしています。
(引用サイト)
http://salbasmart.com/why-salba-chia/comparisons/
http://www.livestrong.com/article/538113-comparison-of-chia-salba/
画像引用元 http://www.takeitfrom-me.com/ http://salbasmart.com/our-products/
しかしながら、どれだけ成分量がアップされているかの記述はありませんでした(残念)。
知っておきたい正確なホワイト/ブラック/サルバチアの違い
『ホワイト/ブラック』は野生のチアシード
『サルバチア』は管理体制の行き届いた生産現場から成るもの
以上、まとめるとこうなりますね。
以前、ブラック、ホワイトの成分はほぼ変わらないと記事で書きました。
参考記事↓
▶ホワイトチアシードの効果的な食べ方、ヨーグルトメニュー5選!
実は、亜麻の種子(フラックスシード)も同じなのですが、種子の色の違いによって、その成分はほぼ変わりません。
【ゴールデンフラックス(亜麻仁) vs ブラウンフラックス】
ただ、ブラウンの中にゴールドが混ざるので、そのゴールドだけをより分けて集めるのが手間とコストが余計に掛かっているという説明を受けたことがあります。
そこで、今回の考察としては、
『チアシードの場合も、黒っぽいブラックチアシードがほとんどで、亜麻の種子と同じようにホワイトだけをより分けるのにコストが余分に掛かっている』
一方、『品種改良された“サルバアシード”は白っぽい種子をもともとつける』
こう理解すると、すべてがすっきりするな、と勝手に納得しちゃってる訳です。。
サルバチアシードの栄養成分、特長
成分の違いは
- アルファリノレン酸(オメガ3)の含有量が強化
- タンパク質成分が豊富
という記事は見つけていますが、それ以上具体的なことはわかりませんでした。
ただ、米国ではサルバチアはかなりのブランド品で、販売価格も、
- 通常のチアシード1ポンド(16oz)で$15~$18
- サルバチアシードは1ポンド(16oz) で$40以上
と非常に価格の違いも大きいことがわかります。
また、サルバチアシードには「オーガニック」や「グルテンフリー」をうたったシードも出てきましたが、これも厳格な管理の元だからこそ出来るのだろうなと思われます。
サルバチアシードを選ぶ時の注意点とは
【1】 サルバの意味を確認しよう!
ホワイトをサルバと称して売っている販売業者がいれば気をつけた方が良いかもわかりません。実際に、インターネット上の販売ページもホワイト=サルバといったような謳い文句が目立っています。
【2】成分の差と価格差の検討
サルバチアシードの栄養成分の違いをもう少しクリアにしていただきたいものです。
例えばオメガ3脂肪酸の含有量も5%~10%ほども違いが無いのであれば、わざわざ倍の金額を払う必要はないのではないでしょうか?(個人的な提案ですが・・)
ディオニソスのサルバチアの違いまとめ
今回は、自分でも調べていて、サルバチアシードがなんだかグレーな部分が多いな、という印象を強く持ちました。
以前の記事でも書きましたが、↓
参考記事↓
▶ ホワイトチアシードの効果的な食べ方、ヨーグルトメニュー5選!
見た目が気になるのであれば、ホワイトをチョイス。通常は、ブラックの方がお値段も手頃に抑えられて良いのではないかな、と思っています。
また、この記事は単なる“神様の食材”サイトからの視点、意見であり、決して今の市場でのマーケティング手法を決して非難するものではないことをご理解いただきたいと思います。
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(By ディオニソス)