はじめに
いんげんはシャキシャキとした食感と甘みが魅力の野菜ですが、一度に使いきれないこともありますよね。
そんなときは冷凍保存がおすすめです。
正しく冷凍すれば、長期間おいしさをキープできます。
この記事では、いんげんの冷凍方法から解凍のコツ、さらに簡単に作れる人気レシピまでをご紹介します。
いんげんの下処理のコツと正しい冷凍方法
正しい下処理と冷凍方法で、美味しさを保ったまま冷凍しましょう。
ポイントは下茹でです。
手順
いんげんをよく洗います。
沸騰したお湯に塩をひとつまみ入れ、いんげんを1分ほど茹でたら、冷水に取ります。
キッチンペーパーで水気をよくふき取った後、両側を切り落とし、側面の筋を取ります。
水分が残っていると、冷凍時に霜がつきやすくなるので注意しましょう。
冷凍用保存袋に入れて平らに並べ、なるべく空気を抜いて密閉します。
小分けにしておくと、必要な分だけ使えて便利です。
ポイント
生のまま冷凍することもできますが、下茹でしてから冷凍すると、解凍後の色味もきれいで、甘みもしっかり感じられます。
冷凍いんげんの解凍方法&おいしく食べるコツ
冷凍いんげんを美味しく食べるコツは、解凍時に出てくる水気への対処です。
水っぽい食感とボヤけた味になってしまうことを避けるため、解凍時に出てくる水気をしっかりと絞ることが重要です。
もしくは調理工程で水分を飛ばす、ほかの食材に吸わせる、スープに入れるといった工夫をしてみましょう。
冷凍いんげんを活用!簡単に作れる人気レシピ
冷凍いんげんは、時短調理にぴったり。
手軽に作れる人気レシピを2つご紹介します。
いんげんの胡麻和え
材料(2人分)
冷凍いんげん:100g
しょうゆ:小さじ2
砂糖:小さじ2
すりごま(白または黒、お好み):大さじ1
作り方
凍った状態のいんげんを食べやすい長さに切って、重ならないようにバットに入れ、醤油をまんべんなくかけます。
20~30分室温に置いて、時々混ぜながら解凍し、いんげんを両手で絞って水気を切る。
砂糖とすりごまを入れて和えます。
ポイント
凍った状態のいんげんにしょうゆをかけて室温に置くと、解凍しながら味を染み込ませることができるので時短になります。
浸透圧で水分も出てくるため、しっかりと絞りましょう。
いんげんと卵の中華スープ材料
材料(2人分)
冷凍いんげん:50g
卵:1個
鶏ガラスープの素:小さじ2
しょうゆ:小さじ1
水:400ml
塩・こしょう:適量
作り方
鍋に水を入れて沸騰させ、鶏ガラスープの素としょうゆを入れます。
冷凍いんげんを加え、ひと煮立ちさせます。
溶き卵を回し入れ、塩・こしょうで味を調えたら完成です。
ポイント
凍った状態のいんげんでも、スープにすると美味しく手軽に調理できます。
お好みで他の具材も追加してみてください。
まとめ
いんげんは冷凍保存することで、美味しさをキープできます。
適切な下処理と保存方法を知っておけば、忙しいときでもサッと使えて時短調理が可能です。
ぜひ冷凍いんげんを活用して、日々の食事作りをもっと楽しくしてみてください。