はじめに
里芋を長持ちさせる保存方法はご存知ですか?
せっかく、購入したのにいざ使おうとしたらすでに傷んでしまっていたり。
今回は、里芋の保存方法や注意する点について紹介していきます。
里芋の保存方法の基本:長持ちさせるコツ
里芋は、常温、冷蔵、冷凍で保存が可能です。
それぞれの保存方法について紹介していきます。
常温保存
泥付きの里芋は、新聞紙やキッチンペーパーに包んで湿度を保ち、風通しの良い場所で保存します。
保存の目安は約1ヶ月ほどです。
泥を落とすと傷みやすくなるので、できるだけそのままにしましょう。
冷蔵保存
泥を洗い乾かします。
その後、新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室へ入れます。
保存の目安は1〜2週間程度です。
冷凍保存
里芋を洗い、1つずつラップに包み、冷凍用保存袋に入れ冷凍庫に入れます。
約1ヶ月程度、保存でき、電子レンジで解凍すれば皮剥きも楽にできます。
里芋を保存する最適な場所とは?
里芋は暑さや寒さに弱いため、常温での保存が理想的です。
里芋の保存にベストな環境は、以下のように言われています。
- 温度:10〜25℃
- 湿度:85〜90%
この温度より低いと、低温障害、高すぎると傷んだりする原因となってしまいます。
そのため、里芋の保存場所は日中の温度差が少なく、直射日光が当たらない冷暗所が良いとされます。
床下収納などあれば理想的ですが、玄関や廊下などの直接日光が当たらない場所での保存がおすすめです。
里芋の保存で避けるべき場所や条件
冷蔵庫のチルド室や冷えすぎる場所
里芋は寒さに弱く、5℃以下になると低温障害を起こし、中が黒く変色したり、傷みやすくなります。
冷蔵庫で保存する場合は、新聞紙とポリ袋に包み、チルド室ではなく野菜室に入れましょう。
乾燥した場所
里芋は乾燥に弱く、表面がしなびたり、皮が硬くなったりします。
泥付きのまま保存するのが理想で、洗った場合は湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包んでおくと乾燥を防げます。
直射日光や高温多湿の場所
高温多湿の環境ではカビが生えやすくなり、発芽も進んでしまうため、直射日光が当たる場所や、梅雨時期のジメジメした場所は避けましょう。
風通しの良い冷暗所に置くのがベストです。
密閉容器やビニール袋にそのまま入れる
通気性が悪いと蒸れて傷みやすくなります。
ビニール袋を使う場合は口を少し開ける、または新聞紙に包んでから入れると適度に湿度を保てます。
まとめ
里芋は正しく保存すれば、常温でも約1ヶ月保存ができます。
ただし、暑さや寒さに弱く、乾燥や高温多湿の環境では傷みやすいため注意が必要です。
直射日光の当たらない、玄関や廊下などの涼しい場所に保管すると良いでしょう。
また、冷蔵や冷凍での保存も可能なので、用途に合わせて活用してみてください。