空心菜と筒菜の違いを理解しよう!育て方のコツもご紹介!
この記事の目次
はじめに
空芯菜というと中華料理の炒め物によく使われるイメージですよね。空芯菜と同じように茎が空洞になっている筒菜ですが、何が違うのかご存知でしょうか。
今回は、空芯菜と筒菜の違い、そして育て方のコツについても紹介していきたいと思います。
空心菜と筒菜の違い
空芯菜と筒菜、それぞれ別のものと思ってしまいますが、実は同じ野菜です。空芯菜という名前が一般的に知られていますが、筒菜の他にもヨウサイやエンサイ、アサガオナなど、様々な名前で呼ばれています。
「空芯菜」というのは実は商標登録された名前で、権利者の承諾を得ず使うことができないのです。
同じようなものだと、プチトマトも商標登録されているため、ミニトマトという名前で販売されているのです。
空芯菜や筒菜などの名前には大人の事情が絡んでいたのですね。
空心菜と筒菜のおすすめ用途
空芯菜と筒菜は様々な料理に使うことができます。
おすすめは炒め物です。
シャキシャキとした食感で、ニンニク炒めや、シンプルな味付けでも楽しめます。その他にも天ぷらやおひたし、スープなどに入れても美味しくいただけます。
空心菜と筒菜の育て方
空芯菜と筒菜はお家でもプランターなどで簡単に育てることができるため、家庭菜園におすすめの野菜です。
それでは、育て方を紹介していきます。
【栽培時期や環境】
- 種まきは4月~8月上旬(気温が20℃以上で安定している時期が適しており、5〜6月が最適です)
- 寒さに弱いため、日当たりが良い場所が適しています。
- 直植えでもプランターでも大丈夫です。
【栽培方法】
- 畑やプランターに野菜用の培養土を準備します。(プランターの場合は底面に水はけ用の鉢底石を敷きましょう)
- 深さ1cm程度の溝を作り、種を1cm間隔でまき、種の上に薄く土をかぶせ、軽く水を与えます。
- 発芽後、本葉が2〜3枚になったら、10〜15cm間隔になるように間引き、丈夫な苗を残します。
【水やり】
- 湿気を好む植物なので、土が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
- 夏場は朝晩2回が目安です。
【肥料】
- 土を準備する際に、堆肥や緩効性肥料を混ぜ込んでおき、収穫後に追肥を行うと再成長し、収穫量を増やすことができます。
【病害虫対策】
- 病気には比較的強いですが、葉の裏を中心にアブラムシやハダニが発生することがあるため、見つけたらすぐに駆除しましょう。
【収穫】
- 6〜10月頃の収穫が適期です。
- 草丈が30〜40cm程度に成長したら、先端から10〜15cmの柔らかい部分を切り取ります。
まとめ
空芯菜と筒菜が実は同じものだったというのはびっくりでしたね。
そして、いろんな料理に使うことができ、ベランダや庭でも簡単に育てることができます。
はじめての家庭菜園にもぴったりのお野菜ですね。