わらびもちが高カロリーな理由!片栗粉で簡単レンジでの作り方!
夏に食べたいおやつの1つである「わらびもち」
実は意外にも高カロリーなんですよね、これなら夏場のダイエットにも影響が出そう・・。
市販のわらびもちが高カロリーなのには実は理由があるのです。そして自家製ならそのカロリーをできるだけ抑える秘訣も・・
今回は、市販のわらびもちが高カロリーな理由と、自宅でできるヘルシーわらびもちのレシピを紹介していきます。
この記事の目次
スーパーで買うわらびもちに、高カロリーのものが多いのは何故?
老舗の和菓子屋さんで売られているわらびもちのカロリーは約180Kcal.なのに対して、近所のスーパーやコンビニでよく売られているのだと190~240Kcal!
知らないと実に60Kcalも高いカロリー量をとっていることになるのです。
なぜ、そんなに違うのか?
その理由はずばり、使用している原料の粉の違いです。
老舗の和菓子屋さんでは、100%の「本わらび粉」を原料として使っています。一方、スーパーやコンビニだと「わらび餅粉」を原料とします。
なんだか、一見同じように見えますが、わらび粉は、純粋にわらびの根からとれるデンプンを乾燥して作っているのに対して、わらびもち粉は、芋類からとれるデンプンを多く混ぜた原料となっているからなのです。
わらびからとれる100%本わらび粉はわずかな量で、そのため流通量も少なく高価になります。
また、日持ちしにくいという理由から、一般向けには「わらび餅粉」がほぼ使用されているのです。そしてうま味を出すために糖類を原材料に追加したり、きな粉・黒蜜などがたっぷりかけられたりしている訳です。
糖質、カロリーが気になる方はご自宅で手作りですね!
糖質量や蜜の量が気になる方は、ご自身で作られた方が量の加減も出来て良いですね!以下に基本的なわらびもちの作り方、さまざまなわらびもちのアレンジレシピを御紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね♪
基本的なわらびもちの作り方
まずは基本的なわらびもちの作り方です。わらび粉が簡単に手に入れば嬉しいのですが…、残念ながら、スーパーで多く売っているものはわらびもち粉です。
参考記事 わらびから自分でわらび粉をつくるという方法もあります!
▶ わらび粉ってどんな食材?自宅でできる本わらび粉の作り方とは
せっかくつくる美味しいわらびもち。わらびもち粉からつくるときに、カロリーを抑えるためにも、砂糖やきな粉の量を加減して調整してみましょう♪
わらびもち粉を使った基本レシピ
- 鍋に水2カップ・わらび餅粉を入れてしゃもじでよくかき混ぜます。この時に砂糖も加えますが、お好みに合わせて30gから100g!糖質が気になる方は少なめに加えましょう!
- 強火にして、しゃもじでゆっくりかき混ぜるとのり状の塊になります。中火に弱めて、半透明になるまでゆっくりと混ぜ続けます
- 水飴状になったら、用意した氷水のボウルに付けて冷やしながら、食べやすい大きさに切ります。荒熱がとれたら水切りして、好みの味つけをしていただきましょう♪若干冷蔵庫で冷やしても良いですが、あまり冷やし過ぎると固くなるので注意してくださいね。
詳しいレシピはこちらから ⇒ クックパッド
わらび餅粉がない時は片栗粉を使います♪
わらび餅粉やわらび粉って、作ろうと思っても家にはなかなか無いですよね…。年に数回だからわらび粉でつくりたいという気持ちもわかりますが・・ わざわざ買いのが面倒な時に代用できるのが「片栗粉」です。料理にとろみを出すための普通の片栗粉ですが、余ってしまった時の活用レシピとしてもピッタリかもわかりません♪
また、わらびもち粉がお芋からとれるデンプンから作られているのなら、片栗粉でも変わらない!そんな割り切りのあなたにもぴったりです。
ちなみに、片栗粉は主にジャガイモから精製したデンプン粉で、カロリーは100gあたり330.1 kcal。
市販のわらびもち粉ともほぼ変わりません♪
作り方としては、↑基本レシピの「わらび餅粉」の材料部分を、「片栗粉」に入れ替えるだけ!
この参考レシピの場合、水250ccに対して片栗粉100gとなっています。黒蜜の作り方も記載されていますが、きな粉含め、カロリーを減らしたい方は同様に黒蜜、きな粉は少なめに!
詳しいレシピはこちら ⇒ クックパッド
わらび餅のアレンジレシピ3選!
カロリーも気になるけど、季節がらいろいろなわらびもちをやっぱり楽しみたいという方も多いはず!そんなあなたにはアレンジレシピもおススメです!
【1】コーヒーわらび餅
コーヒーゼリーとはまた違う、洋風わらびもちです♪使用する水を珈琲ゼリーに変えて作ります。グラニュー糖はお好みに合わせて加え、片栗粉と合わせてから火にかけます。そこに少しずつコーヒーゼリーを加えて、木べらで絶え間なくかき混ぜます。粘りが出てきたら、一口サイズに切りながら氷水が入ったボウルに入れて、冷やしていきます。
詳しいレシピはこちら ⇒ ナディア
【2】りんごわらび餅
フルーツアイス好きには、さっぱりとしたリンゴ入りわらびもち♪
りんごコンポートを加えて作ります。水とわらび餅粉と共に混ぜ合わせ、強火にかけます。固まってきたら中火に戻し、木べらを使ってよく混ぜ合わせ、氷水に入れて冷やせば完成!バニラアイスにのせる食べ方でなくても、そのままでも十分美味しく食べる事が出来ますよ!
詳しいレシピはこちら ⇒ レシピブログ
【3】ミルクわらびもち
牛乳好きにおすすめの「まろやかミルク」わらびもち♪水の代わりに牛乳を使うだけ。他のわらびもちと同じ材料を混ぜて熱して、氷水で冷やす方法で作れちゃいます!牛乳が苦手なお子様にも量を加減すれば、おやつに喜ばれること間違いなし!
詳しいレシピはこちら ⇒ ナディア
電子レンジで作るわらびもち♪
鍋を汚したくないあなたに!電子レンジを使った簡単わらびもちも良いですね♪
耐熱容器に片栗粉と水を加え、ダマにならないようによくかき混ぜます。ふんわりとラップをして、2段階様子を見ながら加熱していきます。目安としては、1回目が600wで50秒、加熱しすぎると固くなってしまうので若干短めの時間でも良いでしょう。
加熱し終わったらすぐに、取り出して塊にならないように混ぜます。2回目は20秒ほど!とろみがつくまで10秒ずつ、加熱と混ぜる…を繰り返してみてください。簡単レンジ調理が好きな方には、おすすめですね♪
詳しいレシピはこちら ⇒ 楽天レシピ
わらびもち高カロリーまとめ
わらびもちは、本格わらび粉から作るものでない限り、意外とカロリーが高いものです。
しかも市販のわらびもち粉が芋デンプンからつくられているなら、片栗粉でもいいや!ってなりますよね。丁度、片栗粉って余りがちだったので、前回は割り切って片栗粉で挑戦してみました(笑)
季節がら夏に食べたくなるわらびもちですが、ご紹介した色々な作り方で手軽に楽しんでみては如何でしょうか?
(By ディオニソス)